ヒョンジン(Stray Kids)とは【徹底解説まとめ】

ヒョンジン(Stray Kids)とは、韓国の男性アイドルグループStray Kids(SKZ・スキズ)のメインダンサー・リードラッパーを担当している歌手だ。買い物をしているときにJYPにスカウトされ入社した。その後、サバイバルオーディション番組『Stray Kids』で見事デビューした。ビジュアル担当でもあり、アメリカの映画サイト運営人TC Candlerの公式YouTubeチャンネルで、「2022年 世界で最もハンサムな顔100人」の2位になった。努力家な性格がファンの心を鷲掴みにしている。

2018年1月8日にリリースされた『Mixtape』に収録された一曲。デビューをかけたサバイバルオーディション番組『Stray Kids』のなかで制作された。アイドルという夢を追いかける過酷な練習生時代を “Hell(地獄)” 、そこからアイドルとして夢を叶える過程を ”elevator(エレベーター)” に見立て、エレベーターのように夢へ上がっていこうという意味が込められている。ヒョンジンはこのとき、滑舌の悪さを指摘され、一生懸命発音を確認し、努力家な一面を見せた。「Hellevator」のタイトル通り、地獄のような途方もない練習も、ヒョンジンの夢であったアイドルになる過程だと思わせるバイタリティ溢れるMVに仕上がった。

District 9

2018年3月26日にリリースされた『I am NOT』に収録された、記念すべきデビュー曲。「District 9」=Stray Kidsである9人のメンバーの居場所を意味しており、パワフルな曲調と、少し尖った歌詞でStray Kidsをキラキラしただけではないアイドルとして印象付けた。このMVでヒョンジンは、高速ラップを見事に歌い上げた。アイドルになるという夢を追いかける青年から、K-POPアイドルの一人になった瞬間でもある。

MIROH

2019年3月25日にリリースされた『Clé 1 : MIROH』に収録された一曲。Stray Kidsが初めて音楽番組で1位を獲った一曲で、Stray Kidsにとっても、ファンのSTAYにとっても思い出深い曲となっている。タイトルの「MIROH」はフランス語で ”迷路” を意味しており、彼らが飛び込んだアイドルという迷路を乗り越え成長していく意気込みが感じられる歌詞になっている。終盤には、堂々のセンターで迫力あるヒョンジンのダンスが見られる。

부작용(Side Effects)

2019年6月19日にリリースされた『Clé 2 : Yellow Wood』に収録された曲。これまでのK-POPにはない、サイケデリックトランスという新しいジャンルになっている。MVではヒョンジンが大切なポジションを担当している。MV内で終始苛立ち仲間に当たるヒョンジンだが、実は「District 9」から続くテーマである「冒険」が大きく関係している。冒険に出たStray Kidsが直面する様々な苦難の副作用が出たヒョンジンは、仲間割れするという悪夢を見ていたのだ。

神메뉴(God's Menu)

2020年6月17日にリリースされた1stフルアルバム『GO生』に収録された一曲だ。この曲が作られる頃、ドラマ『梨泰院クラス』が流行り、そこからインスピレーションを受けた3RACHA(バンチャン、チャンビン、ハン)は音楽を作る自分たちを料理人に例えて本作を制作した。「神메뉴 (God’s Menu)」は元々MVになるはずではなく、別の曲でレコーディング開始したが、ヒョンジンがタイトル曲にしたいとチャンビンに言ったところ、事務所との交渉によってタイトル曲になった。ユニークな曲調と歌詞、特徴的なダンスで一気にMVは人気が広がり、2か月で1億回再生されるほどになった。Stray Kidsの出したMV再生回数ランキングで1位を獲得した。

Back Door

2020年9月14日にリリースされた1stリパッケージアルバム『IN生』に収録された一曲。「Back Door」は直訳すると”裏口"という意味で、楽しい曲調からもわかるように、「人生を楽しむなら表だけではなく裏からも入ってみると世界が変わる」というメッセージが込められている。この曲は、メンバーのハンがドアを叩く擬音をヒントに6時間で完成させた。「神메뉴(God's Menu)」に続いてMVの再生回数が多い。長い手足を生かしたダンスは、流れるように踊りヒョンジンのダンサーとしての成長に繋がったMVである。

소리꾼(Thunderous)

2021年8月23日にリリースされた『NOEASY』に収録された一曲。「소리꾼(Thunderous)」はソリクンと読む。意味は ”歌手” 。ソリクンは韓国の伝統芸能と現代が調和したコンセプトになっており、華やかで独創的なダンスと歌が大衆に受けた。MVの再生回数ランキングは「神메뉴(God's Menu)」「Back Door」に次いで3位である。1億再生されたスピードは「神메뉴(God's Menu)」の2ヶ月という記録を塗り替え、1ヵ月半ほどで達成した。「소리꾼(Thunderous)」のダンスは激しさと艶っぽい動きが特徴的で、ヒョンジンの得意とする憑依型なダンスが話題を呼んだ。

Scars

2021年10月13日にリリースされたシングル『Scars』。Stray Kidsの傷を表現した曲になっていて、目標に向かって進む時、耐えなければならない苦難や試練で受けた傷をすべて乗り越え、傷跡をタトゥーとして刻み、前に進むという抱負を込めた曲だそうだ。この曲を聴いたファンに希望を与えるような歌詞になっている。ヒョンジンのダンスと表情はその曲ごとに合わせた表現が特徴的で、今回も「Scars」で前に進む意思のあるメッセージをファンに伝えてくれた。

MANIAC

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