ナットー・L・ネルーニョ(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

ナットー・L・ネルーニョとは『刃牙シリーズ』の外伝作品『バキ外伝 疵面-スカーフェイス-』に登場する暗殺者。グランドマスター(G・M)と呼ばれ、世界中に拠点を持つ秘密結社「N・O・Nカンパニー」の代表。ホルモンの分泌異常により手に入れた驚異的な身体機能と暗殺術が武器。地上最強の生物と呼ばれる範馬勇次郎(はんま ゆうじろう)のクローンを作るために日本でヤクザとして活動し、クローンの材料として地下闘技場戦士のヤクザ花山薫(はなやま かおる)の血液に含まれる不死身の因子を手に入れようと画策する。

地上最強の生物という異名を持つ最強の戦士。アメリカ合衆国の戦力に匹敵する戦闘力を持つとまで言われており、ナットー・L・ネルーニョは範馬勇次郎を崇拝し、勇次郎のクローン人間を作る事で世界征服を企んでいる。

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マスター国松(くにまつ)

大日本武術空道という暗殺拳の師範で海外から弟子が集まる。左腕は弟子の柳龍光(やなぎ りゅうこう)に破壊されてなくなっている。藤木組若頭の清水次郎(しみず じろう)からナットー・L・ネルーニョ(G・M)の殺害を依頼されるが、マスター国松は実はG・Mの部下であり、依頼に来た清水をその場で殺害した。

ルシル

ナットー・L・ネルーニョ(G・M)の指示で範馬勇次郎のクローンを生成している女性。マスター国松の食事の誘いは軽く断るが、同時にG・Mの誘いであれば食事に足を運ぶ。愛煙家。

マツタージハド

ナットー・L・ネルーニョの組織のヒットマン。花山薫の脳に弾丸を命中させる活躍をみせ、後に花山との直接対決も繰り広げた。花山のパンチを躱しながら銃撃を命中させたが、最後は花山のパンチをくらって高層ビルの外に放り出された。

ナットー・L・ネルーニョの名言・名セリフ/名シーン・名場面

源王会部下の殺害シーン

部下の頭部を握りつぶして殺害したナットー・L・ネルーニョ(左)

源王会本部にて、花山薫の命を狙いながらも花山への好意も持っているナットー・L・ネルーニョ(G・M)は花山と同じ服を着て楽しんでいた。G・Mのつける代紋(ヤクザの一家を象徴する紋章)まで花山組のものを使用している事を部下が指摘するとG・Mは部下に幻術をかけて気を失わせ、頭部を握りつぶして殺害してしまう。あまりにもあっさりと部下を殺害してしまうG・Mの恐ろしさが描かれる残酷なシーン。

「教えてあげるわ。ここでいま、生で本番を」

花山薫を殺害することを決めて、狙撃手に射殺するように合図を送るナットー・L・ネルーニョ

花山薫との戦いでナットー・L・ネルーニョ(G・M)は心理戦として一般人を殺害し、子供を人質にする。花山は覚悟を決めて「やってみろ」と凄む。G・Mは花山の気迫に圧倒されて作戦を変え「教えてあげるわ。ここで、いま、生で、本番を」と言って手を挙げることで合図し、花山を狙撃手に一斉に銃撃させる。素手で1対1の喧嘩で決着を着ける事にこだわりを持つ花山に、冷酷非道なG・Mが勝利する名シーン。

薬の投与を止めて本領発揮

女性ホルモンの投与を止めて身体機能の限界を超えたナットー・L・ネルーニョ

ナットー・L・ネルーニョ(G・M)は生まれつき男性ホルモンが異常に分泌されており、女性ホルモンの投与を継続しないと過度な筋発達で内臓圧迫により死んでしまう。レックスとの戦いで劣勢になったG・Mは女性ホルモン投与の時間にあえて投与せず、命の危機になりながらも本領発揮した状態で戦う。見た目も人間離れした変身をしており、レックスもこの後真似をして変身を試みた。G・Mの変身した姿と強さが衝撃的なシーン。

ナットー・L・ネルーニョの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

範馬勇次郎を神と崇拝しているナットー・L・ネルーニョ

範馬勇次郎の写真に向かって跪くナットー・L・ネルーニョ

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@jimijaco8

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