まちカドまぞく(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『まちカドまぞく』とは伊藤いづもによる『まんがタイムきららキャラット』にて連載されている4コマ漫画およびそれを原作としたアニメ作品。架空の町「多魔市」を舞台に、まぞくの力に目覚めた女子高生の吉田優子は一族の呪いを解くために魔法少女と戦うことになる。魔法少女の千代田桃に勝つために、敵であるはずの桃と修行したり、テストの点数を競ったりなど色々と奮闘しながらも成長し、時に戦い、時に助け合いながら親しくなっていくほのぼの日常を描くファンタジー系コメディである。

復活した誰何が桃の傷を治している所。心配していたことは本当であり、誰何のおかげで失っていた片腕も下半身も元に戻ったが、無数の目を持つ闇の姿に変貌した誰何に桃は完全に怯えている。
普段恐れ知らずの桃が、完全に恐怖に飲まれていることが描かれている貴重なシーンである。

『まちカドまぞく』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

シャミ子が悪いんだよ

この言葉は漫画、アニメでも使用されたことはない台詞であり「桃がシャミ子に対して言っていそうな言葉」というインターネット・ミームとしてファンが作った言葉である。ネット上で「実際に言っていそうな言葉」として広がっていき、2019年のアニメ流行語大賞で銀賞、ネット流行語100でniconico賞を受賞した。原作者の伊藤いづもはインターネット・ミームであることもあり、受賞を迷ったが、言葉が生まれた経緯を楽しんでくれるファンがいることを知り、受賞することを決めた。

雑誌『ムー』のインタビュー

インタビューにて、オカルト好きであり、学生時代にオカルト板で「死ぬほどシャレにならない怖い話を集めない?」という自作した怪談話を投稿していた。
作者の伊藤いづもはオカルト好きで、きらら作家では初となる雑誌『ムー』の取材を受けた作家。このことは、きらら編集部でもネタにされている。

舞台のモデル

舞台となっている多魔市は作者が幼少期を過ごした多摩市であり、出てくる地名も多摩市をもじったものもある。ただ、せいいき桜ヶ丘という地名は聖蹟桜ヶ丘駅をもじっているが、描写は唐木田や多摩センター駅の町並みをモデルにしている。作品の多魔市のコンセプトは多種多様の文化が集まる場所であり、日本の縮図となっている。

『まちカドまぞく』の主題歌・挿入歌

OP(オープニング) :shami momo「タンジェントタンジェント」(第2期 第6話では挿入歌としても使用)

作詞・作曲・編曲:辻林美穂 歌:shami momo

第2期OP(オープニング):shami momo「ときめきランデヴー」

作詞・作曲・編曲:辻林美穂 歌:shami momo

ED(エンディング) :コーロまちカド「よいまちカンターレ」

作詞:伊藤いづも 作曲・編曲:藤本功一 歌:コーロまちカド

第2期ED(エンディング):コーロまちカド「宵加減テトラゴン」

作詞:伊藤いづも 作曲・編曲:藤本功一 歌:コーロまちカド

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