まちカドまぞく(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『まちカドまぞく』とは伊藤いづもによる『まんがタイムきららキャラット』にて連載されている4コマ漫画およびそれを原作としたアニメ作品。架空の町「多魔市」を舞台に、まぞくの力に目覚めた女子高生の吉田優子は一族の呪いを解くために魔法少女と戦うことになる。魔法少女の千代田桃に勝つために、敵であるはずの桃と修行したり、テストの点数を競ったりなど色々と奮闘しながらも成長し、時に戦い、時に助け合いながら親しくなっていくほのぼの日常を描くファンタジー系コメディである。

吉田家が住んでいるアパート。二階建てで部屋は9室。初めて見る人はアパートではなく廃墟と勘違いするほどに古く傷んでいる。「光闇割」という割引があり、光の一族(魔法少女)か闇の一族(魔族)の場合は簡単な手続きのみで済むことが可能である。ちなみに家賃は月120円。
昔は多くの魔族がここに住んでいたが、本編開始時は2階に吉田家のみが住んでいるだけだったが、のちに両脇にミカンと桃が引っ越し、1階には白澤、リコが喫茶店あすらの仮店舗として開くようになる。ちなみに、ミカンの部屋の前の住人はグシオンであった。

魔族

闇の一族と呼ばれ、世界の矩から外れた異形な姿や異能を持つ存在の総称。

魔法少女

光の一族と契約を交わした人間の少女。過去に巫女とも呼ばれていた。契約すると肉体がエーテル体になり、身体能力の向上と回復能力を得られ、戦闘フォームに変身することでさらに能力が上がる。契約を解消した場合、肉体は数日で元の体に戻ることが可能。魔力を使う果たしてしまうと肉体が維持できなくなり、コアと呼ばれる姿に変化してしまう。コアの形は魔法少女によって違い、千代田桜はネコ、那由他誰何は宝石の形のコアをしている。
魔族を封印もしくは討伐するとポイントが手に入り、ポイントを使うことでおおよそ人が思いつく限りの願いを叶えることができる。

ナビゲーター

魔法少女に光の一族の使いで、人によっては天使とも呼ばれ、秩序が乱れたときに現れるAIのようななる力を存在。ペットなどの生き物に憑依することでこの世に干渉することができ、契約した少女に預け、契約者のサポートを務める。
寿命は憑依した生き物に起因する。

お父さんボックス

ヨシュアが封印されているミカン箱。見た目は普通のダンボール箱だが、魔法によるコーティングがされており、耐熱、耐油、耐衝撃性がとても高く、汚れたりしても3分で綺麗になり、吉田家では主に踏み台、机、食卓としてよく使われている。
なお、箱そのものは陽夏木ミカンの父親が経営していた工場で使われていた箱である。

なんとかの杖

シャミ子が使っている武器。見つけたときは先端に星のついたステッキだったが、シャミ子が手にした瞬間にフォークに変化した。元々は父ヨシュアの持ち物だったが、封印されてからはシャミ子が見つけるまでは紛失していた。本来は実体のない杖で、所持者の認識によって変化する杖である。棒状の物に限られるが、シャミ子の棒に対する認識が広いせいか、うちわやボウガンなどに変えることができる。なお、シャミ子が凄い武器を認識したときには巨大なフォークになる。

すぎこしの結界

吉田家や喫茶店あすらに貼られている結界。千代田桜が魔法少女から魔族を守るために施した結界で悪意ある者や害ある者を遠ざけたりする力があり、仮に結界を超えようとすると体の具合を悪くするといった効果もある。突破するには結界で守られている住人に許可を得るか、1キロメートル離れて結界の範囲外で超高速で結界を破壊するしかない。

『まちカドまぞく』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

吉田 優子/シャミ子「これで勝ったと思うなよー!」

シャミ子が敗北したときに言う「これで勝ったと思うなよー!」という捨て台詞。敗北以外にも、洗濯を間違ってしまった時、照れ隠しの時などにもよく口にしており、常に出てくる言葉として印象に残りやすい。なお、シャミ子以外にも桃とリリスも結果的に負けた時や予想外な出来事に直面した時にも言っている。

ヨシュア/吉田 太郎「頑張れシャミ子!!」

「頑張れシャミ子!!」は締めに出てくるナレーションのセリフ。ナレーションの正体はミカン箱に封印されたシャミ子の父ヨシュアである。常にシャミ子を見守り、応援していることが窺える。なお、シャミ子以外に桃やリリスの応援をすることもある。ちなみに、妻の清子が酒に酔った時に普通の段ボールと混ぜて本物のお父さんボックスを当てるというゲームをした際はシャミ子が当ててくれないと傷つくと独白していた。

ヨシュア/吉田 太郎「誰よりも優しく強くなるんだ」

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