破裏拳ポリマー(新破裏拳ポリマー)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『破裏拳ポリマー』とは、1974年から1975年に放送されていたアニメ・映像作品。タツノコSFアクションヒーロー、3作目にあたる。舞台は、無国籍都市アメホン国ワシンキョウ市。主人公・鎧武士が赤いスーツを身にまとい、「破裏拳流」を使うヒーロー・破裏拳ポリマーとなって怪人と戦う姿を描いている。コメディタッチな作風とカンフーを彷彿とさせる激しいアクションは、時代を超えても色褪せることはない。ポリマーの決め台詞は「この世に悪のある限り、正義の怒りが俺を呼ぶ!破裏拳ポリマー、ここに参上!」。

アメホン国ワシンキョウ市に本部を持つ、世界的をまたにかける警察組織。本部は、少なくとも50階以上の高層ビルとなっている。警察トップに君臨するのがオニトラで、政府とも繋がりがある。担当するのは刑事事件が主だが、時には政治関連の問題も請け負うこともある。日本で例えるなら、公安や検察の役割も担っているのであろう。

しかし武士により本部に盗聴器をよく仕掛けられているため、秘密情報はだだ洩れ。世界の治安を守っている組織としては、いささか頼りなさもある。

車探偵事務所

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主人公が勤める「車探偵事務所」

車探偵事務所は、国際警察ビルの真向かいにある「ナンバーワンビル」にある。探偵長は車錠で、助手は鎧武士と南波テルが担当する。ペットは元警察犬の男爵。国際警察に仕掛けた盗聴器の受信機と潜望鏡を使い、警察の機密情報を傍受するのが探偵事務所の日課である。得た情報を手掛かりに、勝手に事件捜査へと繰り出す。

事件規模の小さい依頼は全て断り、大きい事件だけを追いかけているために依頼人が来ず、家賃の支払いも3年滞っている。なお13話で初めて依頼人が登場し、ポリマーファンの息子捜索を依頼された。実際は敵組織に利用された形になったため、依頼料は入ってこなかった。

破裏拳ポリマーの装備

ポリメット

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オレガー・スッテル博士が開発したポリメット

武士がいつも被っている、赤と白のカラーリングが特徴のヘルメット。オレガー・スッテル博士が発見した重化合物「ポリマー粒子」でできており、どんな環境下にも対応できるように開発されたアイテムである。

ポリメットの顎部分に音声認識システムが内蔵され、武士の声紋のみに反応するようにできている。「転身ポリマー」と武士が叫ぶと、内蔵されているコンピューターが作動。各機能や性能がインプットされたカートが作動すると、ポリマー粒子が武士の全身を包み込み、破裏券ポリマーとなるのだ。

ポリマー粒子はポリマーホークやポリマーグランパスと変幻自在だが、変形するには1度ポリマーに転身する必要がある。

ポリマースーツ

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武士の体がポリマースーツに覆われ、破裏拳ポリマーとなる。

ポリマースーツは「ポリマー」という物質で作られたスーツである。ポリマーとは鋼鉄以上に強い物質で、ポリマーホークやポリマーグランパス等に変形することにより、空中や海中でも戦闘が可能。変形するには、1度ポリマーに転身するのが絶対条件。武士からポリマーホークへの転身には、対応していない。

完全無欠のポリマースーツだが、弱点もある。通気性がないため装着時間は46分1秒までと定められており、万が一時間が過ぎると命の危険に。さらに氷点下の環境にいると、転身不能に陥る。18話では弱点を突かれてしまい、絶体絶命の大ピンチとなった。

ポリマーホーク

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ポリマーホークは、1話に初登場した飛行形態である。形状はステルス戦闘機に近く、赤と白のカラーリングが特徴だ。ポリマーホークが登場するのは、主に空中戦。上空に逃げた敵を追跡する際にポリマーホークに転身し、そのままとどめを刺す。なお9話ではアジトからの脱出の時に、ポリマーホークが起用された。

ポリマーグランパス

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潜水形態の「ポリマーグランパス」

ポリマーグランパスは、1話で初登場。潜水形態となり、海中や水中に逃げた敵怪人を追跡する。形はグランパスの名前通り、シャチに近い。顔部分はコクピットに変形し、足部分はスクリューとなる。

ポリマードリル

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ポリマードリルは、4話で初登場。両足がドリルに変形し、地中に逃げた怪人を追跡するさいに使われる。顔部分はコクピットに、手部分が車輪になる。マシン全体のカラーリングは黄色がベース。

ポリマーマシン

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3話で初登場。正座している状態からスーパーカーに転身。見た目は白・赤・青・黄のカラーリングの、F1マシンだ。高速移動をして、怪人を追い詰める。ポリマーホークやポリマーグランパスと比べると、出番はあまりなかった。

ポリマーローラー

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