鷲尾伶菜(Flower・E-girls)の徹底解説まとめ
鷲尾伶菜(わしお れいな)とは、2010年から2019年までLDH JAPANに所属している、女性ダンス&ボーカルグループ「Flower」の元ボーカルである。2019年にFlowerが解散し、2020年から「伶」という名義でソロデビューをする。高校生の頃からボイトレを始め、歌の才能だけを磨いてきた鷲尾は、切ない、しかし時には力強い声で歌い、聞く人を魅了してきた。ソロ活動を始めてからは、ビルボードライブを各地で行っている。
Flowerの元ボーカル担当で、2019年にグループ解散後はソロ活動を始めている。
1994年1月20日佐賀県出身で、歌手として活動する前は人見知りで、周りと溶け込むことができないことが原因で中学生時代はいじめにあっていた。内気な鷲尾が歌手になる夢を抱いたきっかけが、EXILEのコンサートだった。生でEXILEの歌を聞いた鷲尾は、自分の歌声を多くの人に届けることができる歌手に魅力を感じる。
デビュー後はEXILEのHIROが「わっしー」と命名し、ファンからは「れいちぇる」と呼ばれることが多い。E-girls以外のアーティストで親交の深いアーティストには、女性シンガーソングライターのMACOがいる。MACOが発売したアルバム、『BEST LOVE MACO』には鷲尾と歌詞を共同で制作した「Dear My Friend feat. 鷲尾伶菜 (E-girls / Flower)」が収録されいてる。MACOのことを鷲尾は「言葉をそんなに交わさなくてもわかりあえる関係」と思っており、このコラボを「夢の1つが叶った」と喜んだ。
歌の他に、「ゲームマニア」と称されるほどゲームが好きで、インドア派である。オンライン上でゲーム仲間も持っており、インスタグラムでゲーム実況をすることも度々ある。また、人気eスポーツタイトル「Apex Legends」のアジア最大級コミュニティー大会「AGCT」の決勝にも出場したことがあり、エキシビジョンマッチでは会場の参加者とチームを組んで「TEAM WHITE」として参加した。当日はYouTube登録者約10万人のLightと、同じく登録者約8万人のミトゥンとともに戦い、白熱しながらゲームを楽しんだ。
鷲尾伶菜(Flower・E-girls)のディスコグラフィー
シングル
「Still」
1. Still
2. Fadeless Love
3. Are You Ready?
4. Still (instrumental)
Flowerのデビュー曲のStillとともに、2曲が収録された初のシングルである。3曲とも好きな相手との「別れ」「失恋」をテーマにした曲となっており、ボーカルの切なくも、力強い歌声に魅了されるファンが続出し、オリコン週間チャートでは5位にランクインをし、また有料配信チャートでも9位に入る。
「SAKURAリグレット」
1. SAKURAリグレット
2. be with you
3. Just A Little Bit
4. SAKURAリグレット INSTRUMENT4.
「SAKURAリグレット」は、春に咲く桜を見上げ、去年恋人と別れたことを思い出す心情を描いている。歌詞には「桜に色づく目黒川 わけもなくずっと立ちつくしてる」などと、東京の桜の名所が具体的に出てきており、歌詞の表すストーリー、情景に入りやすくなっている。歌詞のタイトルの「リグレット」は英語の「regret (後悔)」のことであり、去年別れてしまったことを今年の春になって思い出して再び後悔する、という苦い思いを歌った曲である。
「forget-me-not 〜ワスレナグサ〜」
1. forget-me-not ~ワスレナグサ~
2. YOUR GRAVITY
3. CALL
4. forget-me-not ~ワスレナグサ~(instrumental)
収録されいている「forget-me-not ~ワスレナグサ~」の「ワスレナグサ」とは花の名前である。この曲の主人公は付き合っていた恋人と、自分の夢を天秤にかけ、夢を追うことを決める。付き合っていた時の思い出を忘れないことを、歌詞につづった1曲である。また、花のワスレナグサの花言葉は「私を忘れないで」であり、歌詞にも曲全体のテーマを込めている。また、TBS系アニメ『機動戦士ガンダムAGE』三世代編エンディングテーマにもなっている。「YOUR GRAVITY」も、日本テレビ系「ぐるぐるナインティナイン」エンディンテーマとして起用された。
「恋人がサンタクロース」
1. 恋人がサンタクロース
2. Still ~Christmas version~
3. 恋人がサンタクロース (instrumental)
4. Still ~Christmas version~ (instrumental)
「恋人がサンタクロース」は松任谷由実の有名なクリスマスソングであり、Flowerがカバーをした。Flowerにとって初めてのカバー曲となっており、ミュージックビデオも元の曲のミュージックビデオとは雰囲気を変えて、平成らしい「女の子9人で楽しむクリスマスパーティー」をコンセプトに収録をし直されている。
「太陽と向日葵」
1. 太陽と向日葵
2. Boyfriend (Moonlight Version)
3. 太陽と向日葵 (instrumental)
「太陽と向日葵」の太陽は好きな人、向日葵は私、という表現で片思いをしている女性の思いを歌う曲である。夏が来るたびに誰かを好きになる感情を歌っており、曲調はしんみりとした雰囲気が強い。愛している人が太陽として存在をしているから、向日葵である私は花を咲かせることができる、というような、離れたくないという強い愛情をこめて作詞作曲されている。また、作詞に小竹正人(おたけ まさと)と佐川 紘樹(さがわ ひろき)のコンビで関わっており、この2人で3代目J Soul Brothersの「花火」の作詞・作曲も行った。「花火は」夏の切ない、叶わない片思い、という点で男性目線の恋を歌っているが、一方でFlowerの「太陽と向日葵」は女性目線での恋の気持ちも表現しており、2人の作詞作曲技術が高く評価される作品となった。オリコン週間ランキングでは5位に入っている。
「白雪姫」
1. 白雪姫
2. 初恋 acoustic version
3. COLOR ME UP!
4. 白雪姫(instrumental)
5. 初恋 acoustic version(instrumental)
6. COLOR ME UP!(instrumental)
「白雪姫」は童話の「白雪姫」をモチーフに描かれた曲であるが、この楽曲では自分が恋した相手に好きな人がいることを知る、という片思いがテーマとなっている。歌詞には「あなたに愛する人がいるってわかってて好きになったんです。どうにもならない恋が胸の奥で赤く赤く泣いてる」と、好きであるけど叶わない思いを留めなければいけないことを、赤、という色で激しさを表している。バラードとして強い愛情を歌うこの楽曲は、Flowerとしては初のオリコンTOP3入りを果たしたヒット曲となった。また、NOTTVドラマ『僕らはみんな死んでいる♪』の主題歌として起用された。
「熱帯魚の涙」
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目次 - Contents
- 鷲尾伶菜(Flower・E-girls)の概要
- 鷲尾伶菜(Flower・E-girls)の活動経歴
- 歌手を目指すきっかけ
- オーディションに合格
- 初ツアー前、メンバーの脱退
- 初単独ツアー
- 相次ぐメンバーの脱退
- Fowerの解散
- ソロ活動のスタート
- 鷲尾伶菜(Flower・E-girls)のプロフィール・人物像
- 鷲尾伶菜(Flower・E-girls)のディスコグラフィー
- シングル
- 「Still」
- 「SAKURAリグレット」
- 「forget-me-not 〜ワスレナグサ〜」
- 「恋人がサンタクロース」
- 「太陽と向日葵」
- 「白雪姫」
- 「熱帯魚の涙」
- 「秋風のアンサー」
- 「さよなら、アリス / TOMORROW 〜しあわせの法則〜」
- 「Blue Sky Blue」
- 「瞳の奥の銀河」
- 「やさしさで溢れるように」
- 「モノクロ/カラフル」
- 「MOON JELLYFISH」
- 「たいようの哀悼歌」
- 配信シングル
- 「紅のドレス」
- ストリーミング
- 「Call me sick/こんな世界にしたのは誰だ」
- 「キミとならいいよ。」
- 「宝石 feat. 幾田りら」
- 「エンカウント feat. 笹川真生」
- 「散る散る満ちる」
- 「『強く儚い者たち』伶 feat. Tokimeki Records」
- アルバム
- 『Flower』
- 『花時計』
- 『F』
- 『Just Wanna Sing』
- 鷲尾伶菜(Flower・E-girls)の代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- Still
- 太陽と向日葵
- 白雪姫
- 熱帯魚の涙
- 秋風のアンサー
- さよなら、アリス
- MOON JELLYFISH
- Call Me Sick
- キミとならいいよ。
- 鷲尾伶菜(Flower・E-girls)の名言・発言
- 「作った自分で人に好かれるより、本当の自分で嫌われたり理解されなかったりした方が、後悔はない」
- 「歌っていないとやっぱり歌いたい、っていう気持ちが湧いてくるんですよね」
- 「今を乗り切ったら、見たことのない景色をたくさん見られるよ」
- 鷲尾伶菜(Flower・E-girls)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 伶の大ファンである幾多りらと夢のコラボ
- 芸名「伶」の由来は「奏でる」
- 前田敦子は伶の歌声にメロメロ