鷲尾伶菜(Flower・E-girls)の徹底解説まとめ

鷲尾伶菜(わしお れいな)とは、2010年から2019年までLDH JAPANに所属している、女性ダンス&ボーカルグループ「Flower」の元ボーカルである。2019年にFlowerが解散し、2020年から「伶」という名義でソロデビューをする。高校生の頃からボイトレを始め、歌の才能だけを磨いてきた鷲尾は、切ない、しかし時には力強い声で歌い、聞く人を魅了してきた。ソロ活動を始めてからは、ビルボードライブを各地で行っている。

「太陽と向日葵」の続編となった楽曲であり、片思いをしていたが結局その恋は実らなかったことを歌った曲である。失恋した主人公を熱帯魚に例えており、その熱帯魚が涙を流しながら海の中をさまよっている、という切ない気持ちを歌った曲である。また、ミュージックビデオでは琴や二胡が登場したり、メンバーが鮮やかな衣装に身を包んで踊っていたりと、少し古風な雰囲気が出ているところにも注目である。

秋風のアンサー

初めて恋をして付き合い始めたころの、初々しさがある恋愛をテーマにした楽曲である。「あなたのことを誰よりも愛しています」という、この一言を「今日まで私言えなかったの」と、伝えるのが少し恥ずかしい様子が出ている。秋によく見られる真っ赤な夕焼けの赤色を「夕焼けがそう私の恋です」と、色で例えていることから相手への愛情が強いことがイメージできる。

さよなら、アリス

Flowerは「失恋」「片思い」「両想い」など恋をテーマにした時の女性の気持ちを歌ってきたが、ここで初めて男性側の気持ちに立ってその気持ちや感情を歌詞にのせた楽曲となった。タイトルの「アリス」とは別れた女性のことを指しており、「生まれ変わって、また出会えたとしたら」と別れたことに未練があることを読み取れる。

MOON JELLYFISH

好きな相手を追いかけて、相手に振り向いてほしい、という熱い恋を歌った楽曲である。また、その様子をクラゲが海の中を四方八方に泳ぎ回る様子に例えている。クラゲは光に当たると幻想的な風景を見せ、見ている側を魅了する生き物であり、その様子はミュージックビデオでもよく表現されている。

Call Me Sick

鷲尾が「伶」という名でソロ活動を始めて最初にヒットした代表曲である。映画『小説の神様 君としか描けない物語』の主題歌になっており、ミュージックビデオが公開されてわずか2日で100万回再生を超えるほどの人気ぶりである。また、Youtubeで様々なアーティストが一発撮りでパフォーマンスをする「THE FIRST TAKE」でも曲を披露した。夢を追い続ける人への応援ソングとなっており、ポップな曲調が駆け抜けるような爽快感を感じさせる。

キミとならいいよ。

コロナ渦に書き下ろされた楽曲であり、「優しい声」「溶け合うnight」「熱い夜」「高まる愛」などから付き合う男女の仲睦まじい様子を、こと細かく歌詞にしている楽曲である。CDのジャケットも恋人同士が肩を寄せ合っている様子の絵であり、歌詞の表す情景とよく合っている。

鷲尾伶菜(Flower・E-girls)の名言・発言

「作った自分で人に好かれるより、本当の自分で嫌われたり理解されなかったりした方が、後悔はない」

新体制となり、「E.G.family」新しく編成されてメンバーは11人となった。

2017年6月、ガールズ・エンタテインメント・プロジェクト「E-girls」は新たな新体制グループの「E.G.family」として活動を進めることを決定した。ライフスタイル雑誌の『モデルプレス』が鷲尾にインタビューした際に答えた名言である。新体制となるグループを引っ張っていく中心的存在となる鷲尾に覚悟や、どのようにこれから活動をしていくのかインタビューをした最後に「夢を叶える秘訣」を聞かれたときに「作った自分で人に好かれるより、本当の自分で嫌われたり理解されなかったりした方が、後悔はないと思います」と話した。Flowerとして活動をする中で仲間の脱退を受けてメンバーが少なくなる中、さらにE-girlsのメンバー合計8人が脱退を決めて新体制となった。それを受けても鷲尾は、これからもE-girlsのボーカルとして活動をすることに迷いはなく、歌い続けることに強い意志と責任を持っていることを感じる一言である。

「歌っていないとやっぱり歌いたい、っていう気持ちが湧いてくるんですよね」

鷲尾がソロ活動を始めてから最初に出したアルバム、『Just Wanna Sing』をリリースする際に、これからの夢や歌への熱意をインタビューされていた。(THE FIRST TIMES)
幼いころから歌手になる夢を追い続け、高校を中退してでも、ボイストレーニングのレッスン料を自分で稼ぐためにアルバイトを掛け持ちしていた鷲尾は自分の手で夢をつかみ取った努力家である。そして、E-girlsのボーカルとして活動を始めて活躍してきた鷲尾に「小さいころからの夢を叶えて、燃え尽き症候群になったことはないんですか?」と聞くと、鷲尾から「歌っていないとやっぱり歌いたい、っていう気持ちが湧いてくるんですよね」という言葉が返ってきた。E-girls、Flowerが解散しても歌い続けたい鷲尾の気持ちが真っすぐに感じられる。

「今を乗り切ったら、見たことのない景色をたくさん見られるよ」

3mmojanajatama
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@3mmojanajatama

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