RIZE(ライズ)の徹底解説まとめ

RIZE(ライズ)とは、代表曲「カミナリ」を歌う日本のロックバンドである。1996年に結成され、ハードコア・パンクロックの楽曲を数多く生み出している。デビュー当時から勢いのあるパンクロックサウンドを貫いており、一時期はアメリカに活動拠点を置いていたが、2005年に帰国し主に日本で活動している。メンバーはJESSE、金子ノブアキ、KenKenの3名から構成され、2017年の日本武道館公演を最後にそれぞれソロ活動が活発化していき、実質の活動休止状態にある。

『LOVEHATE』

2014年10月1日発売。

ミニ・アルバムより抜粋された1曲である。

RIZEの代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)

「カミナリ」

RIZEの代表曲の1つであり根強い人気を誇っているため、デビュー当時からライブで演奏が始まると必ずと言っていい程歓声が沸き起こっている。
特徴的なベースのパッセージから始まり、終始勢いのあるビートとRIZEらしい日本語と英語の混ざった歌詞が特徴的なかっこいい1曲だ。

「Why I'm Me」

「カミナリ」と同じく根強い人気を誇っている1曲である。
少しポップ感のある明るいコードで、地元の仲間との友情を語った楽曲となっている。

「heiwa」

世間への反抗を歌うことの多いロックンロールだが、この楽曲はタイトル通り平和を歌った1曲だ。
まだ見ぬ我が子への愛情を綴った歌詞に、JESSEの優しさが溢れている。

「帰ってきたサンダーボルト」

RIZEのミュージックビデオで唯一アニメ映像となっている。
7年ぶりの楽曲発表となった「帰ってきたサンダーボルト」は力強いサウンドと勢いのあるリズムが特徴的で、まさにRIZEはライブハウスへと帰って来たのである。

RIZEの名言・発言

JESSE「RIZEやめても友達です。」

RIZE時代から仲のいい中尾(画像左)とJESSE(画像右)

ギター・中尾がRIZEを脱退した際、JESSEは「ギターのナカがRIZEやめた。ぶっちゃけ結婚して子供もいる RIZEにいたほうが飯も食えるし金も入る。けどあいつは本当にやりたい音楽のためにやめた。けどやめてもずっと友達です。E.D.0て会社は(当時のレーベル)やめた奴を大切にします!!!」と発言。
通常、グループから脱退後はあまり親交することはないが、JESSEは中尾の方向性を尊重し、尚且つ応援する意思を発表した。

金子ノブアキ「自分の最大の師は父」

左から順に歌手である母・金子マリ、KenKen、金子ノブアキ、ドラマーである父・ジョニー吉岡という音楽一家で育った金子とKenKen

ドラマーのジョニー吉岡を父に持つ金子。映画『セッション』の試写会に出席した際のインタビューでは、幼少期に父からドラムを習ったことはほとんどなかったとするも「いま、ライブで父と同じモデルのスティックを使ってるんです。最初は(父の病気の)快気願いで使ってたんですがビックリするくらいしっくりきて、ずっと使ってます。ちょっと特殊なスティックなんですが、どうやってここにたどり着いたのか? もう聞けないけど(手にした時)武者震いしました。やはり、自分の最大の師は父。死してなお、教わることばかりです」と発言。
ライブではほとんど喋る事もなく寡黙でクールなイメージの金子だが、父への尊敬と愛情とを情熱的に語った意外な1コマとなった。

KenKen「成功ってのは多分底なしにある。」

S_Nakamura
S_Nakamura
@S_Nakamura

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