Kan Sano(佐野観)の徹底解説まとめ
Kan Sano(佐野 観)とは、石川県出身のキーボード奏者、トラックメーカーとしても活躍するアーティスト。高校卒業後にアメリカの名門バークリー音楽大学へ進学し、作曲、ピアノを学ぶ。帰国後ソロアーティストとして活動開始し、2ndアルバム『2.0.1.1.』では日本のみならず韓国、台湾のレーベルから発売され評価を高めた。アーティスト活動と並行し絢香やCHARA等有名アーティストへ楽曲提供、キーボード奏者として平井堅や藤原さくらなど数多くの楽曲へ参加している。
Kan Sanoの概要
Kan Sano(佐野 観)とは、石川県出身のキーボード奏者、トラックメーカーとしても活躍するアーティスト。
2006年にアメリカの名門音楽大学であるバークリー音楽大学を卒業後日本で音楽活動を開始。2011年『Fantastic Farewell 』にてメジャーデビューを飾る。
2014年にはオランダの人気歌手ベニー・シングスや多数のCMソングに起用され注目Maya Hatchなど国内外の著名なアーティストをゲストとして迎えたアルバム『2.0.1.1』を発売。
このアルバムは、のちに台湾や韓国のレーベルでも発売され日本のみならず世界から注目を集める。
2016年には、「FUJI ROCK FESTIVAL’16」や「RISING SUN ROCK FESTIVAL」と日本国内の有名なフェスに参加のみならず、南フランス最大のフェス「World Wide Festival」へ日本人代表として出演をはたした。
同年リリースしたアルバム『k is s』はCDショップ大賞北陸部門を受賞。
2019年には、4thアルバム『Ghost note』をデジタル音源、アナログ盤レコード、CDの3種類でリリース。
キーボーディスト、プロデューサーとしてもChara、UA、土岐麻子、大橋トリオ、藤原さくら、RHYMESTER、青葉市子、Seiho、須永辰緒、佐藤竹善、Madlib、Shing02、いであやか、Ovall、mabanua、Eric Lau、七尾旅人、Monday Michiruなどのライブやレコーディングに参加し活躍の幅を広げている。
Kan Sanoの活動経歴
石川県への引越しからピアノへ触れる
1983年に兵庫県に生を受けた佐野観は、11歳のとき石川県金沢市に引越しをする。
父にビートルズの『abbey road』を買ってもらったのをきっかけに、みよう見まねでやっていくうちに作曲とピアノを独学で学んでいく。
石川県の桜丘高校へ入学したころからジャズやブラックミュージックを聞くようになりピアノへ専念。
作曲も独学で学び続け、毎月1曲オリジナル曲を仕上げていき、ライブで発表していくのであった。
バークリー音楽大学へ進学
高校を卒業後、アメリカの名門音楽大学バークリー音楽大学ジャズ作曲科へ進学を決意。
在学中には、世界3大ジャズフェスティバルの一つに数えられるモントレージャズフェスティバル「Monterrey jazz Festival」に参加を果たす。
並びに楽曲作成の基本となるコンピューター楽曲製作も学んでいく。
帰国後、本格的な音楽活動
2006年に大学卒業後、帰国し東京を中心に音楽活動を続けていく。
アメリカで培ったテクニックを用いて、キーボード奏者として他アーティストにサポートのみならず、トラックメーカーとして楽曲提供を始めていく。
同じ石川県出身のギタリストの石川征樹とともに佐野観 & 石川征樹名義でギターとピアノで織りなすアルバム『共鳴』をリリース。
ソロアーティストのKan Sano名義としては、2011年、アルバム『Fantastic Farewell』をリリースし、デビューを果たす。
キーボード奏者のみならず、アーティストとして注目を集めていった。
2012年にはBennetrhodes名義のアルバム『Sun Ya』をリリース。
2013年、ジャズ・レーベルのBLUE NOTE創立75周年を記念したプロジェクト・松浦俊夫 presents HEXにキーボーディストとして参加。
2014年、国内外のアーティストとともに制作した2ndアルバム『2.0.1.1.』をリリースし、オリコンチャートにランクインし脚光を浴びる。
その中のリード曲になっている「Here and Now feat. Monday Michiru」のボーカルは、同じ出身大学で世界的なピアニストである秋吉敏子の娘を迎えており、評価を高めた。
このアルバムは結果として、日本のみならず世界でも韓国、台湾などでもリリースが決まり世界的な注目を集めた。
2016年、「FUJI ROCK FESTIVAL’16」や「RISING SUN ROCK FESTIVAL」、「World Wide Festival」など大規模フェスに出演。
同年に3rdアルバム『k is s』をリリース。
2017年には、全国ツアーを3年ぶりに決行。
Kan Sanoのプロフィール・人物像
キーボーディスト、トラックメーカー、音楽プロデューサーとして活動。
音楽の名門であるバークリー音楽大学ピアノ専攻ジャズ作曲家卒業。
ピアノのみならず、ドラム、トランペット、ベースなど多彩な楽器を演奏し、観客を熱狂させる。
日本全国のフェスティバルに参加するのみならず、HEX名義でとヨーロッパツアーを慣行。
日本人として初のイギリスのレーベル、デッカ・レコードからリリース。
アーティストのみならず、プロデューサーとして名だたるアーティストへ楽曲提供を行っている。
Kan Sano以外の活動
Bennetrhodes(ベネットローズ)
Kan Sanoのソロプロジェクト。
「人と人 (benとrhodes)をつなぎ共有・共鳴へ導く繋ぎ人 (net)=ベネットローズ (Bennetrhodes)」の意味から名づけられた。
Bennetrhodes名義のアルバム『Sun Ya』をWax Poetics Japanからリリースしている。
Sun Yaはサンスクリット語でゼロからのスタートをしめし、楽曲製作中に東日本大震災が起きたことより、名づけられた。
松浦俊夫 prsents HEX
ジャズレーベル「BLUE NOTE」が発信するプロジェクト”HEX”。1990年代より日本のクラブシーンを引っぱってきた松浦敏夫を中心に結成されたグループ。
世界へジャズを発信を目的としている。
Last Electro(ラストエレクトロ)
目次 - Contents
- Kan Sanoの概要
- Kan Sanoの活動経歴
- 石川県への引越しからピアノへ触れる
- バークリー音楽大学へ進学
- 帰国後、本格的な音楽活動
- Kan Sanoのプロフィール・人物像
- Kan Sano以外の活動
- Bennetrhodes(ベネットローズ)
- 松浦俊夫 prsents HEX
- Last Electro(ラストエレクトロ)
- Kan Sanoのディスコグラフィー
- Kan Sanoのアルバム
- Farewell music
- 2.0.1.1.
- k is s
- Ghost note
- Susanna
- 瀬戸際のマーマレード / SUIMENKA Destiny
- Kan Sanoのシングル
- C'est la vie feat. 七尾旅人
- MODERN LINE (Kan Sano LINE Remix)
- One Little LINE
- eye to eye
- I'm Still In Love
- DT pt.2
- Sit At The Piano
- Stars In Your Eyes
- House Of Mine (Rework of Sit At The Piano)
- Natsume
- Bennetrhodesのアルバム
- Sun Ya
- 松浦俊夫 PRESENTS HEXのアルバム
- HEX
- Last Electroのアルバム
- No More Sunshine
- Night Symphony
- closer
- 楽曲提供又は参加作品
- 赤い靴『AKAIKUTSU』
- 絢香『30 y/o』
- 絢香『遊音倶楽部〜2nd grade〜』
- いつか『sabi』
- いつか 『街で着てほしいTシャツ〜未発表いつかソロ音源付き〜』
- いであやか『アンブレラ』
- iri『Only One』
- iri『Shade』
- iri『Sparkle』
- Uru『モノクローム』
- Uru 『プロローグ』
- Uru『オリオンブルー』
- MGF『湿った夜の儚き嵐』
- MGF 『Real Estate』
- m-flo『BACK2THEFUTURE』
- おかもとえみ『gappy』
- Ovall『In TRANSIT』(Deluxe Edition)
- Ovall『Ovall Reworks』
- 片平里菜 『最高の仕打ち』
- 空想委員会『デフォルメの青写真』
- 小杉奈緒『余白』
- 児玉奈央『IN YOUR BOX』
- 笹川美和 『豊穣 -BEST '03〜'18-』
- SANABAGUN. 『7SHOT』
- JUJU『STAYIN’ ALIVE』
- SING LIKE TALKING『6月の青い空』
- SING LIKE TALKING『闇に咲く花 〜The Catastrophe〜』
- SING LIKE TALKING 『Spiral』
- Shin Sakiura
- CYNHN『AOAWASE』
- 須長和広 『MIRROR』
- sunaga t experience『STE』
- THREE1989『JET BLUE』
- CHARA『Sercret Garden』
- CHARA『Sympathy』
- CHARA『Baby Bump』
- Chara+YUKI『echo』
- Charlie Lim『CHECK- HOOK: Remixes wave2』
- DJ To-i『TOY BOX Ⅱ-All Night Mix-』
- DinoJr.『DINOSENCE』
- DedachiKenta 『Rocket Science』
- 土岐麻子『Black Savanna』
- 土岐麻子『TOKI CHIC REMIX』
- TOSHIKI HAYASHI (%C) 『THREE』
- Dream Ami 『Good Goodbye』
- 七尾旅人 『Stray Dogs』
- Hanah Spring『Handmade Soul』
- Hanah Spring 『Dreamin’』
- Honey Sauce Band 『Boy Toy / Mirror Life』
- 平井堅『#302』
- 福山潤 『P.o.P –PERS of Persons-』
- 藤原さくら 『Someday/春の歌』
- 藤原さくら『PLAY』
- Gabriele Poso『Electric Invocation』
- hotal light hill's band 『ホタルライトヒルズバンド3』
- Mime 『Driftin’』
- mabanua 『done already』
- madanua『only the facts』
- Mrs. GREEN APPLE 『Love me, Love you』
- Miller Blue『Rhythm in the Dance(Kan Sano Remix)』
- Melanie De Biasio『Gilles Peterson Presents Melanie De Biasio No Deal Remixed』
- 向井太一 『BLUE』
- 持田香織 『てんとてん』
- Monica『This Is My Wish』
- 守家巧『エスポワール』
- YOSHIKA 『YOSHIKA』
- 4tsunoha 『Allright』
- RHYMESTER『人間交差点/Still Changing』
- テラスハウス サントラ 『TERRACE HOUSE TUNES WE WERE ONCE IN LOVE Here and Now feat. Monday Michiru』
- 『ウルフルズTribute 〜Best of Girl Friends〜』
- 『J-WAVE LIVE SUMMER JAM presents “Trio-logy” (live album)』
- 『PIECE THE NEXT JAPAN NIGHT Selected by Hiroko Otsuka』
- 『FRESH RnB - Good Vibes & Neo Soul collection (presented by Manhattan Records)』
- 『「僕たちがやりました」オリジナルサウンドトラック』
- 『「dele」オリジナル・サウンドトラック』
- 『Tower Records & Manhattan Records presents CITY HIP POP MIX mixed by YonYon』
- 『YOU & MIX mixed by PORIN』
- Kan Sanoの代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- My Girl
- I MA
- ずるくない?
- On My Way Home
- House Of Mine (Rework of Sit At The Piano)
- Kan Sanoの名言・発言
- 「サブスクで気に入った作品を、レコードでも買うという循環が、日常化しています。」
- Kan Sanoの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 石川県の進学校出身