エモ、パワーポップバンド!Paramoreにいて。
アメリカ合衆国テネシー州出身のエモ、パワーポップバンド、Paramoreをチェックしてみる。
Paramoreとは
パラモア(Paramore)は、アメリカ合衆国テネシー州出身のロックバンド。バンド名は「秘密の恋人」を意味する「Paramour」や「愛のために」という意味を持つ「Par Amor」という言葉のスペルを変えたものである。
歌好きの家族に囲まれ、ヘイリーはコンテストに出場するなどして幼いころから歌に親しんでいた。ヘイリーが13歳の時ミシシッピ州メリディアンからテネシー州フランクリンに引っ越した際、学校でジョシュとザックのファロ兄弟と知り合い、意気投合、バンド活動を始める。またヘイリーはファロ兄弟からU2などを薦められて大きな刺激を受け、本格的に曲制作に取り組むようになる。まもなくヘイリーの家の隣に住んでいたジェイソンが加入する。
地元で名声を得た後、州都ナッシュビルでデビューに向けたデモテープ作成を開始。これを聞いたレーベル、フュエルド・バイ・ラーメンと契約し、2005年に1stアルバム『All We Know Is Falling』でメジャーデビューを果たした(ヘイリーは17歳、ザックは15歳でデビューしたことになる)。なお同レーベルの先輩にはフォール・アウト・ボーイがおり、パラモアはしばしば「フォール・アウト・ボーイの弟分」と紹介される。
2007年6月12日、2ndアルバム『Riot!』がビルボード15位、イギリスチャート24位を記録。2008年、第50回グラミー賞で最優秀新人賞にノミネートされた。
2008年の映画『トワイライト〜初恋〜』に楽曲「Decode」を提供。これによりさらにファン層を広げることになる。
前作から2年を過ぎた2009年9月29日、3rdアルバム『Brand New Eyes』をリリース。ビルボード2位、イギリスチャートでは1位を獲得するなど、世界各国での人気が不動のものとなった。
しかし、2010年12月18日付の公式ブログにて、ジョシュとザックの脱退が明らかにされる。バンドは残ったメンバーで活動を継続することも合わせて発表された[1]。
2011年6月に、3人となったメンバーで初の楽曲「Monster」を、映画『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』のサントラからシングルとしてリリース。
2013年4月9日、ファロ兄弟が脱退し3人となったメンバーで初の4thアルバム『Paramore』をリリース。ビルボードチャートではバンド史上初の初登場1位を獲得した。
2015年2月8日に行われた第57回グラミー賞にて、アルバム『Paramore』からの4thシングル「Ain't It Fun」でバンド初のグラミー賞「最優秀ロック・ソング賞」を受賞した。
現メンバー
ヘイリー・ウィリアムス(Hayley Williams) - ボーカル
ステージではピアノやギターを演奏することがある。
ジェレミー・デービス(Jeremy Davis) - ベース
デビューアルバムのレコーディング直前に一時脱退している[2]。デビューアルバムリリース後には復帰している。
2011年には結婚した。1児の父。
テイラー・ヨーク(Taylor York) - リード・リズムギター、パーカッション[3]
前任のラム脱退後にサポートメンバーとして加入し、2009年に正式メンバーとなる。
ヘイリーと共に、作詞や作曲も多く担当している。
出典: ja.wikipedia.org
Paramoreのサウンドとは
Paramoreのサウンドはボーカルのヘイリーの見た目とは裏腹に非常に力強い。
しかし、ポップでキャッチーであり、一種のアイドル性も兼ね揃えている。
ライブでの演奏技術も高く、高評価を得ている。
最後に
2000年代はポップパンクバンドやロックバンドも一つのサウンドではなく、
いくつものサウンドを取り入れているバンドが多く目立った。
MestやGoodCharlotteなどがそうであるように、Paramoreもいくつかのサウンドのハイブリッドなのだ。
そして、時代もそれを求めているようにParamore一気にスターの仲間入りとなった。
しかし、Paramoreが同じ時代のバンドと違うのは一過性のものではなかったということだ。
その証拠に2015年、初のグラミー賞「最優秀ロック・ソング賞」を獲得した。
一過性のものでないバンドは強い。
これからもサウンドと同様に強いParamoreを期待して間違いないだろう。