藤井風(Fujii Kaze)の徹底解説まとめ
藤井風(Fujii Kaze)とは、12歳の頃から始めたYouTubeへの動画投稿をきっかけに人気を集めたシンガーソングライター。様々な曲を耳コピでピアノアレンジしてアップしていた。高校卒業後2019年に上京し、その後メジャーデビュー。自身初のオリジナル楽曲を発表以降安定して評価を高め、2021年には紅白歌合戦に初出場を果たす。R&B、ヒップホップなど多様なスタイルを織り交ぜた楽曲と、幼少期から養ってきたピアノの表現力が高く評価されている。また楽曲の歌詞に岡山弁を織り交ぜて書いているのも特徴的。
自身初の紅白歌合戦出場
2021年末には第72回NHK紅白歌合戦に初出場を果たす。そこでは岡山の実家で収録した「きらり」を披露。その後サプライズで東京国際フォーラムのステージに登場し、「燃えよ」をピアノの弾き語りで披露。加えて大トリを務めたMISIAのステージで予定になかった2曲目「Higher Love」にピアノ伴奏として藤井風が演奏をし、大きな反響を呼んだ。
翌年2022年3月9日には 『令和3年度(第72回)芸術選奨文部科学大臣新人賞(大衆芸能部門)』を受賞。
3月23日には2ndアルバム『LOVE ALL SERVE ALL』をリリース。このアルバムはオリコン週間アルバムランキング 、Billboard総合アルバム・チャートHOT Albumsで1位を獲得した。
2ndアルバムリリースを記念したスタジアムライブ『LOVE ALL SERVE ALL STADIUM LIVE』の開催を発表した。
藤井風(Fujii Kaze)のプロフィール・人物像
1997年6月14日生まれ、岡山県浅口郡里庄町出身。4人兄弟の末っ子として生まれる。3歳からピアノを習い始め、幼少期からジャズ・クラシック・ポップス・歌謡曲・演歌など、あらゆるジャンルの音楽を聴いて育った。
彼が12歳だった2010年1月1日には、実家の喫茶店で撮影したピアノ演奏をYouTubeで公開するようになった。これは「これからはYouTubeの時代だ」という父の言葉がきっかけだった。そのチャンネルでは、クラシックからJ-Pop、洋楽など様々なジャンルの曲を耳コピ、アレンジしたものを上げていた。このYouTubeチャンネルは、彼がメジャーデビューした後もそのまま使われ、今は公式チャンネルとなっている。またこれとは別に。実兄の藤井空との共同チャンネルである『solakaze』では昭和歌謡をアレンジした演奏を披露している。実兄はピアノ、トランペット奏者でもある。
高校は岡山県立岡山城東高等学校音楽学類に入学。在学中は音楽に集中していたため、YouTubeの動画投稿は休止していた。高校卒業と同時にカバー動画の投稿を再開、2017年8月(当時20歳)以降はピアノ弾き語りの歌唱がメインとなる。そこでは、幼少期から培ってきた確かな技術と秀逸なアレンジが各方面で話題となった。
その後2019年にメジャーデビューを果たすと、翌年2021年には紅白歌合戦にも出場する。
藤井風(Fujii Kaze)のディスコグラフィー
デジタル配信
へでもねーよ
2020年10月30日配信開始。
配信される前日の日本武道館公演にて、「青春病」と共に初披露された。
デジタル配信も「青春病」と同じタイミングで行われる。
攻撃的な曲調が特徴的。世の中の意見や反論、アンチに対しての反骨芯が見られるアグレッシブな一曲。
青春病
2020年10月30日配信開始。
配信される前日の日本武道館公演にて、「へでもねーよ」と共に初披露された。
デジタル配信も「へでもねーよ」と同じタイミングで行われる。
キラキラしていてどこか儚い青春を引きずって生きていく大人たちの背中を優しく押してくれるような1曲。
旅路
2021年3月1日配信開始。
配信日や曲の内容からも、卒業が意識された楽曲となっていることがわかる。
同年1月にテレビ朝日系列の連続ドラマ『にじいろカルテ』の主題歌として起用される。タイアップに起用された初の楽曲。
3月10日発表のオリコン週間デジタルシングルランキングで1位を獲得した。
新型コロナウイルスの影響で寂しい思いをしている人々を優しく包み込むような曲。
きらり
2021年5月3日配信開始。
Honda「VEZEL」のCMのために書き下ろされた楽曲。
同年末の紅白歌合戦では、この曲を岡山の実家で収録したものを披露した。
燃えよ
2021年9月4日配信開始。
同日に行われた日産スタジアムでの無観客生中継ライブにて初披露された曲。
同年に紅白歌合戦に出演した際サプライズでスタジオに登場し、この曲をピアノ弾き語りで披露した。
Kirari Remixes (Asia Edition)
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目次 - Contents
- 藤井風(Fujii Kaze)の概要
- 藤井風(Fujii Kaze)の活動経歴
- YouTubeでの動画投稿
- 高校入学と動画投稿の中断
- 本格的な音楽活動の開始と上京
- 「何なんw」で堂々のメジャーデビュー
- ライブツアー『Fujii Kaze "NAN-NAN SHOW" 2020』の中止
- 初の日本武道館公演を無観客で開催
- 楽曲がドラマ主題歌に起用
- 自身初の紅白歌合戦出場
- 藤井風(Fujii Kaze)のプロフィール・人物像
- 藤井風(Fujii Kaze)のディスコグラフィー
- デジタル配信
- へでもねーよ
- 青春病
- 旅路
- きらり
- 燃えよ
- Kirari Remixes (Asia Edition)
- アルバム
- HELP EVER HURT NEVER
- LOVE ALL SERVE ALL
- Blu-ray / DVD
- Fujii Kaze "NAN-NAN SHOW 2020" HELP EVER HURT NEVER
- Fujii Kaze “HELP EVER ARENA TOUR”
- 藤井風の代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- 何なんw
- もうええわ
- 優しさ
- キリがないから
- へでもねーよ
- 青春病
- 旅路
- きらり
- 燃えよ
- まつり
- 藤井風(Fujii Kaze)の名言・発言
- 「常に助け、決して傷つけない」
- 「最初から何も持ってない」
- 藤井風(Fujii Kaze)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 紅白歌合戦での2つのサプライズ
- 藤井風の高い英語力