The Specials(ザ・スペシャルズ)の徹底解説まとめ

「The Specials(ザ・スペシャルズ)」とは、イングランドの2トーンバンドである。1970年代後半より活動をスタートした白人黒人混成バンドであり、「2トーンスカ」と呼ばれるジャンルの代表的な存在となった。1981年のシングル『ゴースト・タウン』は全英1位に輝いたが、このシングルを最後に解散した。スカとパンクロックを合わせたバンドである。
The Specials(ザ・スペシャルズ)の概要
「The Specials(ザ・スペシャルズ)」とは、イングランドの2トーンバンドである。1970年代後半より活動をスタートしたコヴェントリー出身の白人黒人混成バンドであり、「2トーンスカ」と呼ばれるジャンルの代表的な存在となった。
メンバーは、Jerry Dammers(ジェリー・ダマーズ)、Terry Hall(テリー・ホール)、Neville Staples(ネヴィル・ステイプル)、Sir Horace Gentleman(サー・ホレス・ジェントルマン)、Roddy Radiation(ロディ・ラディエイション)、Lynval Golding(リンヴァル・ゴールディング)、John Bradbury(ジョン・ブラッドベリー)。
前身はジェリー・ダマーズをリーダーとするコヴェントリー・オートマティックス。イギリスでも1960年代末に人気のあったジャマイカのスカにパンクをミックスしたサウンドで人気を得た。
デビュー作は『ギャングスター』で、『スペシャルズ』『モア・スペシャルズ』の2枚のアルバムを残している。
1981年のシングル『ゴースト・タウン』は全英1位に輝いたが、このシングルを最後に解散した。ヴォーカルのテリー・ホールを中心とするファン・ボーイ・スリーと、リーダーのジェリー・ダマーズが率いるスペシャルAKAに別れた。2008年に活動を再開し、2009年にはサマーソニックにオリジナルメンバーで来日したが、象徴的メンバーだったテリー・ホールが2022年に亡くなっている。
人種差別が現在よりも過酷な1970年代、黒人と白人が一緒にバンドをすることは珍しかった。また、ブリティッシュなロックやパンクとスカ、レゲエをマッチさせたThe Specialsのような類のバンドはなかなか見られない。
The Specialsが与えた影響は非常に大きく、The Specials以降のネオスカや、アメリカ西海岸のバンドRancidやSublimeにも多大な影響を与えた。The Specials以降にスカとパンクをミックスさせたバンドで、The Specialsに影響を受けていないバンドはほとんどいない。それだけThe Specialsのサウンドの魅力は強かった。
The Specials(ザ・スペシャルズ)の活動経歴

The Specialsの前身は、コヴェントリー・オートマティックスだった。リーダーはジェリー・ダマーズで、ジャマイカのダンサブルなスカやロックステディに、パンクのエネルギーや態度を加えたサウンドが特徴だった。
The Specialsは1979年5月に2トーン・レコードからデビューシングル『Gangsters』をリリースする。同年10月、ダンディ・リヴィングストンのカバー曲である「ルーディたちへのメッセージ」をセカンドシングルとして発表し、ファーストアルバム『The Specials』を発表する。
1980年1月にはライブEP『Too Much Too Young』を発表し、全英シングルチャート1位を記録した。
1981年にはシングル『ゴースト・タウン』を発表し、全英1位に輝く。しかしこのシングルを最後に解散する。ヴォーカルのテリー・ホールを中心とするファン・ボーイ・スリ]と、ジェリー・ダマーズが率いるスペシャルAKAにわかれた。その後、1992年にThe Specialsはレーベルメイトのザ・ビートと合体し、スペシャル・ビートとして活動した。
2009年にはオリジナルメンバーで26年ぶりにサマーソニック出演のため来日。2022年12月19日、テリー・ホールが膵臓癌で63歳で死去。彼らはホールの健康状態が悪化する前に、アメリカで新しいアルバムを録音する予定だったという。
The Specials(ザ・スペシャルズ)のメンバー
Jerry Dammers(ジェリー・ダマーズ)

オルガン担当。
Terry Hall(テリー・ホール)

ヴォーカル、作曲担当。2022年に死去。
Neville Staples(ネヴィル・ステイプル)

トースト、パーカション担当。
Sir Horace Gentleman(サー・ホレス・ジェントルマン)

ベース担当。
Roddy Radiation(ロディ・ラディエイション)

リード・ギター担当。
Lynval Golding(リンヴァル・ゴールディング)

リズム・ギター担当。
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目次 - Contents
- The Specials(ザ・スペシャルズ)の概要
- The Specials(ザ・スペシャルズ)の活動経歴
- The Specials(ザ・スペシャルズ)のメンバー
- Jerry Dammers(ジェリー・ダマーズ)
- Terry Hall(テリー・ホール)
- Neville Staples(ネヴィル・ステイプル)
- Sir Horace Gentleman(サー・ホレス・ジェントルマン)
- Roddy Radiation(ロディ・ラディエイション)
- Lynval Golding(リンヴァル・ゴールディング)
- John Bradbury(ジョン・ブラッドベリー)
- The Specials(ザ・スペシャルズ)のディスコグラフィー
- シングル
- 『ギャングスターズ』
- 『ルーディたちへのメッセージ』
- 『ゴースト・タウン』
- アルバム
- 『The Specials』
- 『More Specials』
- 『In the Studio』
- 『Today's Specials』
- 『Guilty 'til Proved Innocent!』
- 『Skinhead Girl』
- 『Conquering Ruler』
- The Specials(ザ・スペシャルズ)の代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- 「ルーディたちへのメッセージ」
- 「ゴースト・タウン」
- 「Monkey Man」
- The Specials(ザ・スペシャルズ)の名言・発言
- リンヴァル・ゴールディング「愛は憎しみよりも遙かに強い。憎しみは破壊であり、愛は生産のだから 」
- The Specials(ザ・スペシャルズ)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 新しいアルバム録音前でのテリー・ホールの死