2トーンスカの草分けバンド、The Specials!

イングランド発!スカとパンクロックを合わせたバンド、The Specialsに注目してみた。

The Specialsとは

ザ・スペシャルズ (The Specials) はイングランドの2トーンバンド。1970年代後半から活動を始める。2トーンスカと呼ばれるジャンルの草分け的存在。

概要・来歴

コヴェントリー出身の白人黒人混成バンド。前身はコヴェントリー・オートマティックス。リーダーはジェリー・ダマーズでイギリスでも1960年代末に人気のあったジャマイカのスカにパンクをミックスしたサウンドで人気を得た。

デビュー作は『ギャングスター』で、『スペシャルズ』『モア・スペシャルズ』の2枚のアルバムを残している。全英1位に輝いたシングル『ゴースト・タウン』を最後に解散。ヴォーカルのテリー・ホールを中心とするファン・ボーイ・スリーと、リーダーのジェリー・ダマーズが率いるスペシャルAKAに別れた。その後、1992年にスペシャルズはレーベルメイトのザ・ビートと合体し、スペシャル・ビートとして活動している。

2009年、オリジナルメンバーで26年ぶりにサマーソニック出演のため来日した。

出典: ja.wikipedia.org

The Specialsのサウンド

スペシャルズの影響は非常に大きい。
スペシャルズ以降のネオスカであったり、アメリカ西海岸のバンドRancidやSublimeにも多大な影響を与えた。
それだけスペシャルズのサウンドの魅力は強かった。
当時、人種差別が現在よりも過酷な中で黒人と白人が一緒にバンドをすることは珍しかった。
そんなルードボーイたちのサウンドを振り返っていこう。

スペシャルズを知らなくともこの曲を聞いたことのある人は多いのではないだろうか。
ゆったりとしたリズムにホーンが冴えている一曲だ。

スペシャルズの代表曲の一つ。
各パートのサウンドが光っている。

スペシャルズのライブ映像。
演奏技術の高さが目立つ。

名曲Monkey manのスペシャルズバージョン。

The Specialsを振り返って

スペシャルズのような類のバンドはなかなか見られない。
ブリティッシュなロックやパンクとスカ、レゲエがこんな形でマッチするのは実に面白い。
スペシャルズ以降にスカとパンクをミックスさせたバンドで、
スペシャルズに影響を受けていないバンドなど存在していないのではないかと思えてしまう。
2009年にはサマーソニックにオリジナルメンバーで来日した彼らはまたファンを楽しませてくれるかも知れない。

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