Europe(ヨーロッパ)の徹底解説まとめ

「Europe(ヨーロッパ)」とは、1979年に結成されたスウェーデン出身のハードロック・バンド。コンテストでの優勝を機に、1983年デビュー。メロディアスな旋律とパワフルなハイトーン・ヴォーカルを特徴とし、キーボードを盛り込んだ叙情的な楽曲の数々は、多くのハードロック、ヘヴィ・メタルバンドに影響を与えた。最大のヒット曲は「The Final Countdown」で、北欧メタルの始祖と呼ばれている。

1988年リリース。全米では最高19位にランクインするヒットを記録したが、従来の音楽性と比較するとポップな曲が目立ち、賛否が分かれたアルバムでもある。
1. スーパースティシャス
2. レット・ザ・グッド・タイムス・ロック
3. オープン・ユア・ハート
4. モア・ザン・ミーツ・ジ・アイ
5. コースト・トゥ・コースト
6. レディ・オア・ノット
7. サイン・オブ・ザ・タイムズ
8. ジャスト・ザ・ビギニング
9. ネヴァー・セイ・ダイ
10. ライツ・アンド・シャドウズ
11. タワーズ・コーリン
12. トゥモロウ
『プリズナーズ・イン・パラダイス』

1991年リリース。ヘヴィ・メタル路線への回帰に挑んだアルバム。活動休止前最後のリリースとなった。
1. オール・オア・ナッシング
2. ハーフウェイ・トゥ・ヘヴン
3. アイル・クライ・フォー・ユー
4. リトル・ビット・オブ・ラヴィン
5. トーク・トゥ・ミー
6. セヴンス・サイン
7. プリズナーズ・イン・パラダイス
8. バッド・ブラッド
9. ホームランド
10. ガット・ユア・マインド・イン・ザ・ガター
11. ティル・マイ・ハート・ビーツ・ダウン・ユア・ドア
12. ガール・フロム・レバノン
13. ブレイク・フリー
14. イエスタデイズ・ニュース
『スタート・フロム・ザ・ダーク』

2004年に発売された、13年ぶりとなるアルバム。従来とは打って変わってヘヴィな楽曲が集まっており、ヴォーカルのジョーイはほぼすべての曲を半音下げて歌っているという。
13曲目、14曲目にはライブトラックを収録。
1. ガッタ・ハヴ・フェイス
2. スタート・フロム・ザ・ダーク
3. フレイムス
4. ヒーロー
5. ウェイク・アップ・コール
6. リーズン
7. ソング No.12
8. ロール・ウィズ・ユー
9. サッカー
10. スピリット・オブ・ジ・アンダードッグ
11. アメリカ
12. セトル・フォー・ラヴ
13. セヴン・ドアーズ・ホテル (ライヴ・アット・スウェーデン・ロック)
14. 明日への翼 (ライヴ・アット・スウェーデン・ロック)
『シークレット・ソサエティ』

2006年にリリースされた7枚目のアルバム。発売翌年の2007年4月には、このアルバムを引っ提げ、2年ぶりの来日公演を果たした。
1. シークレット・ソサエティ
2. オールウェイズ・ザ・プリテンダーズ
3. ザ・ゲッタウェイ・プラン
4. ウィッシュ・アイ・クッド・ビリーヴ
5. レット・ザ・チルドレン・プレイ
6. ヒューマン・アフター・オール
7. ラヴ・イズ・ノット・ジ・エネミー
8. ア・マザーズ・サン
9. フォーエヴァー・トラヴェリング
10. ブレイヴ・アンド・ビューティフル・ソウル
11. デヴィル・シングス・ザ・ブルース
12. スタート・フロム・ザ・ダーク(ライヴ・アット・SHIBUYA-AX) (日本盤ボーナス・トラック)
『ラスト・ルック・アット・エデン』

2009年リリース。メロディアスかつ、へヴィな作風はそのまま残しつつ、さらに進化を続ける姿を見せつけることに成功した。
日本盤の13曲目には、スクリーム・オブ・アンガーのライブトラックを収録。
1. プレリュード
2. ラスト・ルック・アット・エデン
3. ゴナ・ゲット・レディ
4. キャッチ・ザット・プレーン
5. ニュー・ラヴ・イン・タウン
6. ザ・ビースト
7. モヒート・ガール
8. ノー・ストーン・アンターンド
9. オンリー・ヤング・トワイス
10. ユー・デヴィル・ユー
11. ラン・ウィズ・ジ・エンジェルズ
12. イン・マイ・タイム
13. スクリーム・オブ・アンガー (ライヴ・フロム・スウェーデン・ロック・フェスティヴァル 2009) (日本盤ボーナス・トラック)
『バッグ・オブ・ボーンズ』

2012年リリース。本作をプロデュースしたケビン・シャーリーによって、全員がスタジオに集められて演奏・録音されたという、ライブ感に溢れたファン必聴の1本だ。
12曲目に日本盤ボーナストラックを収録。
1. リッチズ・トゥ・ラッグズ
2. ノット・サポーズド・トゥ・シング・ザ・ブルーズ
3. ファイアーボックス
4. バッグ・オブ・ボーンズ
5. レクイエム
6. マイ・ウーマン・マイ・フレンド
7. ディーモン・ヘッド
8. ドリンク・アンド・ア・スマイル
9. ドッグハウス
10. マーシー・ユー・マーシー・ミー
11. ブリング・イット・オール・ホーム
12. ビューティフル・ディザスター(日本盤ボーナス・トラック)
『ウォー・オヴ・キングス』

2015年リリース。バンドにとって節目となる10枚目のアルバム。
1. ウォー・オブ・キングス
2. ホール・イン・マイ・ポケット
3. ザ・セカンド・デイ
4. プライズ・ユー
5. ナッシン・トゥ・ヤ
6. カリフォルニア405
7. デイズ・オブ・ロックンロール
8. チルドレン・オブ・ザ・マインド
9. レインボウ・ブリッジ
10. エンジェルズ
11. ライト・イット・アップ
12. ヴァサスタン【ボーナス・トラック】
『ウォーク・ジ・アース』

2017年にリリース。ロンドンにある超有名スタジオ「アビーロード・スタジオ」でレコーディングされ、プロデューサーは、前作に引き続き米国人のデイヴ・コブが務めた。
1. Walk The Earth
2. The Siege
3. Kingdom United
4. Pictures
5. Election Day
6. Wolves
7. GTO
8. Haze
9. Whenever You're Ready
10. Turn To Dust
ライブ・アルバム
タグ - Tags
目次 - Contents
- Europe(ヨーロッパ)の概要
- Europe(ヨーロッパ)の活動経歴
- 最盛期から活動休止まで
- 再始動
- Europe(ヨーロッパ)のメンバー
- 現メンバー
- ジョーイ・テンペスト(Joey Tempest)
- ジョン・ノーラム(John Norum)
- ジョン・レヴィン (John Leven)
- イアン・ホーグランド (Ian Haugland)
- ミック・ミカエリ (Mic Michaeli)
- 旧メンバー
- キー・マルセロ (Kee Marcello)
- ペーテル・オルソン (Peter Olsson)
- マルセル・ヤコブ (Marcel Jacob)
- トニー・レノ (Tony Reno)
- Europe(ヨーロッパ)のディスコグラフィー
- アルバム
- 『幻想交響詩』
- 『明日への翼』
- 『ファイナル・カウントダウン』
- 『アウト・オブ・ディス・ワールド』
- 『プリズナーズ・イン・パラダイス』
- 『スタート・フロム・ザ・ダーク』
- 『シークレット・ソサエティ』
- 『ラスト・ルック・アット・エデン』
- 『バッグ・オブ・ボーンズ』
- 『ウォー・オヴ・キングス』
- 『ウォーク・ジ・アース』
- ライブ・アルバム
- ライヴ・イン・ストックホルム』
- 『Extended Versions』
- 『Almost Unplugged』
- 『ライヴ!アット・シェパーズ・ブッシュ、ロンドン』
- 『Live Look at Eden』
- 『Live at Sweden Rock-30th Anniversary Show』
- コンピレーション・アルバム
- 『1982-1992』
- 『1982-2000』
- 『ロック・ザ・ナイト〜ヴェリー・ベスト・オブ・ヨーロッパ』
- Europe(ヨーロッパ)の代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- Seven doors hotel
- In the future to come
- Open Your Heart
- Scream of anger
- Stormwind
- The Final Countdown
- Carrie
- Rock the Night
- Superstitious
- Prisoners in Paradise
- Europe(ヨーロッパ)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- Europeをライバル視していた人気バンド「BON JOVI」
- 再結成に一番乗り気だったのはドラムのイアン
- ヘヴィメタルがスウェーデンで流行った理由は「真面目な国民性」