【ノラガミ8巻 レビュー ②】 神の家が家宅捜索される展開
ノラガミ8巻に収録されている「第29話 三つの国の諸事情」の感想をまとめています。
8巻収録話について
第28話 禍津神
第29話 三つの国の諸事情
第30話 糸の切れる音
第31話 親なり、子なり
【ノラガミ8巻 レビュー ①】 禍津神として緋と行動を共にする夜ト。一方、ひよりは… - RENOTE [リノート]
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どうも。現在放送中のアニメ「ノラガミARAGOTO」に影響されてマンガを買ってしまった筆者です。製作陣の罠にハマってしまった感は否めませんが、アニメでは尺の関係でカットされてしまったエピソードが収録されていたので「買って悔いなし」の内容でした!今回は、「第28話 禍津神」を読んだ感想などをまとめていきたいと思います。
※『(括弧)』内はノラガミ8巻からの引用となります。
神々に広がる不和
神議が執り行われる前に、毘沙門らに声をかける小福。
珍しく高天原に顔を出した彼女の目的は…
夜トがひより達の前から姿を消して早1ヶ月が経過したんだそう。
『(夜トちゃん)神議も楽しみにしてたから今日は会えるかなーって思ってたんだけど…』
と気落ちする小福が可愛いですww
しかし毘沙門と兆麻が緋と行動を共にしている夜トの行方を知るはずもなく…。
一同、顔を見合わせて”どうしたんだろうね?”みたいな雰囲気になっています。
そして始まった神議では、七福神の中で唯一その場にいなかった”恵比寿が術師である”と断定されてしまいました。
これにより
”恵比寿邸は包囲・家宅捜索され、全神器は尋問、恵比寿と道司である厳弥は拘束”
という判断が下されましたが、七福神…もとい六福神は「あんまりだ」と恵比寿を庇ってます。
大国主といい毘沙門天といい、何気に団結心あるよねww
とにもかくにも物騒な事態になってきました(´・ω・`)
一方で、ひよりは何をしているのかというと…
青春らしい事をしようと、臨時で野球部マネージャーをしているひよりですが、
部員から思春期特有の良からぬ妄想をされています(本編にはセクシーカット有り)ww
学校での「シケた騒動」以来、その容姿も相まって異性からの好感度が軒並みupしているようです。
そして下校途中、藤崎に恋する乙女・やまちゃんに
カピパーランドのペアチケットがあるからトリプルデートしないかと誘われ、
不意に夜トの事を思い出しますが…
直後、ひよりの様子がおかしくなります。
少しずつ彼岸に関する記憶が薄れてきているのでしょうか…?
雪音もずっと高天原に居て彼岸との接点が絶たれたこの状況で
ひよりが普通の人間に戻りかけているのかもしれません。
その光景を遠目で見ていた天神は『いーの いーの、これが普通なの』とか言ってましたが、
物語上、良くないですw
渋々トリプルデート行きも了承してましたし、一体どうなってしまうんでしょうか…。
黄泉へ行った夜トと恵比寿は?
父様の命令で黄泉へ乗り込んだ夜ト。
妖を斬りつつ奥へ進んだ先で出会ったのは、高天原で話題になっている恵比寿でした。
夜トは意外な人物の登場に驚きますが、緋器は父様の依頼が「術師・恵比寿を救うこと」であると話します。
うーん…。わざわざ夜トに行かせた理由が気になりますね。父様は何を企んでいるのでしょうか?
感想
第29話のタイトル『3つの国の諸事情』は
神々が集う「高天原」と、ひよりがいる「此岸」、そして夜トが乗り込んだ「黄泉」を指していたようですね。
あちこちでかなり動きがあり、父様が夜トを黄泉へ向かわせた理由も恵比寿を救うためであると判明しました。
一方で、父様が恵比寿を救う理由や、彼が術師であると決定づけた神議の”報告書”は誰によって提示されたのか?
という疑問も増え、益々状況は不透明になっていきます。
3箇所での出来事が同時進行した29話は、不穏なモノを巻き込みながら30話へと続きます。