【憎しみの矛先は】死ぬほど怖い話都市伝説まとめ! 【死相が分かる鏡】

死ぬほど怖い都市伝説を集めました。暴走族の恐怖体験を綴った「憎しみの矛先は」や、鏡にまつわる不思議な話の「死相が分かる鏡」、写真部の男子生徒の体験を書いた「悲惨な現像」などを掲載。真夜中に読むと眠れなくなる怪談や不思議な話を紹介していきます。

問題は2度目で、自宅で寝っ転がった拍子に、意識がはっきりした状態のまま突然全身が動かなくなって声も出せなくなったケース。
これも結構怖かった。
視界もクリアだけど瞬きも出来なかったから何か出てくるんじゃないかと不安だった。
暫く悪戦苦闘した後、無理やり
「うあああああああああ」
って腹から振り絞るように叫ぶと、それで金縛りが解けた。
居間にいた両親と兄の所に走っていって、興奮気味に
「金縛りにあった」と報告したら「お前もか」と言われた
どうやら家族皆が金縛りにあったようだった

出典: giganyanko777.blog.fc2.com

夜釣り

俺は夜釣りに出かけた
ある日、遊びの予定がキャンセルになった俺は
秘密の釣り場で夜釣りを楽しむ事にした
街から少し離れた所にある橋で、静かでよくつれる俺の穴場で
その日も良く釣れた

だがしばらくすると、全身に寒気が走った。
何か恐いな…そう思いつつも入れ食い状態のその場を離れる気にもならず
夜釣りを楽しんだ

「あなたも釣りですか?」
後ろから声をかけられた
振り返るとそこにはサラリーマン風の中年男性が

出典: anime.ap.teacup.com

「えぇ、ここよく釣れるんです」「えぇそうらしいですね」
「あなたも釣りですか?」「…まぁそうですね」
話していくうちに段々と俺は違和感を感じた
男性はどう見てもスーツ姿、とても釣りを楽しむ格好じゃない
こんな所でなにを…

「あなた、つらないんですか…」
男性の声…いやおかしい、明らかに上から聞こえてきた
「つりましょうよ、あなたも…」
俺は恐怖に震えながらも上を見上げた…

そこには、今話をしていた男性の首吊り死体が!!
男が言っていたのは「釣り」ではなく「吊り」だったのだ!!

気が付くと俺の目の前には無数の人影が
「吊ろう…一緒に吊ろう…」と俺に囁いている

出典: blog.livedoor.jp

壁から手が

私自身は幼かったので覚えていないのですが、親に聞いた話を。

私がまだ幼稚園に入る前(恐らく4歳)に、埼玉から福岡に引っ越してきました。
引越してきたその日は家(社宅のアパート)がダンボールだらけで寝られたもんじゃないので親和会館と呼ばれていた公民館っぽいとこで寝させてもらえることになりました。
その建物は二階建ての木造でかなり古いです。
因みにその街には小5まで住んでいたのでその建物についてはばっちり覚えてます。
子供会のクリスマスパーティーとかもそこでやってました。

で、私たち家族が寝たのは一階の部屋で

廊下
(開けられた障子)





という並びで寝ていたそうです。(私と母は一つの布団)
←こっちが壁で、壁の方に頭を並べてる状態…と言えばいいのかな

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そして深夜、母が急に目が覚めたそうです。
で、隣を見ると一緒に寝ているはずの私が居なかったそうです。
あれ?と思い寝たまま周りを見てみると、廊下に私が座っていたそうです。
眠かったので
「何してんの、早くこっちきて寝なさい」
というと、私は首を横に振って嫌がったそうです。
「ならお父さんの布団に入って寝なさい」
というとそれも嫌がったので
「なんで寝たくないの」
と聞くと、私が
「だって頭の上の壁から手が出てきて、わたしを引っ張りこもうとするんだもん」
と言ったそうです。
母は何言ってんだこいつといった感じで無理矢理私を呼んで自分の布団に入れたそうです。
私もそのまま普通に寝たそうです。

出典: www.pipopa.net

で、次の日ですが、朝に父が
「肩を寝違えた…」
といって痛がっていたそうです。
母が話を聞いてみると、
「壁から手が出てきてA(私の名前)が引っ張り込まれる夢を見て、それを止めようと引っ張り返してた」
といったそうです。

母はそれを聞いて怖くなって、周りの主婦友(?)に親和会館について聞いてみたそうです。
すると、
「廊下を走っていく音がしたので見てみたが向こうは行き止まりで誰も居なかった」
とか、
「上が障子で下がすりガラスになってる戸の下のとこに、人の足が見えたのに開けたら誰も居なかった」
とか色々な噂があったそうです。
思い出してみると、子供会などで私たちが集まった時も、
「二階に行くとお化けが出るんだよ~」
みたいな話をしていたような気がします。

以上です。私はこの話親から聞いて鳥肌立ちました。

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陰陽譚

その神社はいわゆる「陰陽神社」で、境内には巨大な男性器と女性器が祀られている。道を尋ねた老婆が、うら若い女性である私に場所を教えるのをためらったのも無理はない。
本殿の裏に回ると、奉納された絵馬を保管する小屋があった。
この手の神社ではよくあることだが、ここに奉納される絵馬もまた、ご多分に漏れず、男性器や女性器をかたどったものだ。
この神社は夫婦和合や縁結びの御利益をうたっているが、実際はその逆だ。

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男性器の絵馬には男性名、女性器の絵馬には女性名が書かれ、それらのいずれにも、何十本もの釘が打ち込まれている。名前の主に対する恨み言が書かれたものもある。
そう、ここはむしろ、縁切りで有名な神社なのだった。私は、山積みになった絵馬を、ひとつひとつ丹念に調べていった。
あった
いくつもの陰陽神社をまわり、ネットでも検索して、ずっと探していたが、ようやく見つけた。
その絵馬は男性器タイプと女性器タイプを紐で縛りつけてあり、やはり何十本もの釘が打ち込まれ、そして、私の名が書かれていた

出典: homepage1.nifty.com

これが、私を何ヶ月も苦しめていたのだ。
私はその絵馬を取り出し、釘をすべて引き抜いて、紐をほどいた。あとで燃やすことにする。この絵馬を奉納した人間はわかっている。
あの女だ。
私に男を取られると邪推した女。
私のことを、「ばけもの」「おとこおんな」「ふたなり」とさんざんなじった女。
私が二ヶ月前に刺し殺した女。
だが、これでもう大丈夫だ。
私は晴れ晴れとした気分で、新たな女性器の絵馬にあの女の名を書き、釘を打ち込んでいった。

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木目

昔は天井は大抵板張りでしたね。夜寝る時にその木目が恐ろしげな顔に見えてしまう
事はなかったですか?
私はあります。小学校の4年生の時でした。天井に親指の先程の大きさの染みが出
来たのです。最初は何かに見えた訳ではありません。ただ無性にその染みが恐ろしくて
たまりませんでした。その夜から私は金縛りに遭うようになりました。
普通の金縛りとは異なり、体中をギリギリと締め上げる苦痛を伴っていました。
染みは一晩一晩徐々に大きくなっていきます。
手のひら程の大きさになった時、それが何かは分かりました。
鬼です。
鬼としか表現出来ません。痩せさらばえた全裸の体に浴衣のような物を羽織り、凄まじい形相で手を前に突き出し、こちらへ疾走する姿でした

出典: anime.ap.teacup.com

その鬼は日一日と近づいて来ます。まるでスローモーションのように染みは変化して
いました。
あの鬼は自分を追い掛けて来ているのだなと思いました。捕まれば殺されるだろうと
も思いました。
私は奇妙な諦観をもって「死」を受け入れていました。恐ろしくてたまらないけど、
両親に相談しようとも思いませんでした。言うだけ無駄とも思えたし、死は抗いがたい
運命に思えました。
今晩は捕まるのかなと思って床に就いた夜です。
染みは奇妙なお札のような物で隠されていました。真っ青に染めた和紙に墨でうね
うねとした奇妙な文字が書かれています。
家族の誰かが貼ってくれたのだと思い、安心して寝ました。誰が貼ったのか問い質
そうとは何故か考えませんでした。

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中学3年の時にその家を引っ越す事になりました。
自分の部屋を片付けていた時、天井のお札に思い当たりました。色あせて黒ずんだ
お札半ば、板と同化していて剥がす事が出来ません。
家族にその時初めてお札の事を尋ねました。
誰もそのような物は貼っていないと言います。
私は何故か小学2年の時に他界していた曾祖父が貼ってくれたのだなと思いました。

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ある合宿所

その合宿所に合宿にきていたKは、夜中にトイレに行きたくなり目を覚ました
合宿所は古く、トイレが就寝場とは別な場所にあり、一度外から回らなくてはならない
だが辺りは暗く不気味だ
小心者なKは一人で行く気になれず、隣に寝ていたSを起こし付いてきてもらう事にした

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眠そうに文句をいうSをなだめ、寒い空気の中外に出る
何気なく建物の脇の雑木林に目を向けると何か黒い物が動いている
それを見つめたKとSは次の瞬間悲鳴を上げていた
それは潰れた目から真っ赤な血を垂れ流し、四ん這いで何かを手探りする人の形をしていたのだ
脱兎の如く建物に逃げるKとS

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それは悲鳴で人の存在に気付いたのか、四ん這いのまま俊敏に追いかけてきた
どうやら目ではなく足音で判別しているらしく、暗闇の中でも追跡に乱れはなかった
近付いてきた音に思わず後ろを振り返ったKは、木の根ひっかかって転んでしまう
だがSはそのまま走って逃げてしまった
悲鳴も上げる間もなくKは追いつかれた

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うつ伏せたKの首筋にかかる生臭い息
「見ぃーつけたぁ…」
気絶する間際Kの脳裏に残ったのは、土と獣の臭い、それから恐怖だった
それから間もなくして、目玉を抜き取られ干からびたKの死体が発見された

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その合宿所は現在閉鎖されているそうだ
Sはその日以来、毎晩Kの夢を見るようになった
両目をくりぬかれて四ん這いで何かを手探りするKがこちらに気がついて追いかけてくるという夢を…

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結願(けちがん)の日

けちがん【結願】 〔仏教用語〕
日数を定めて行う法要・修法の終了すること。満願。

御住職は、かなり早い時期からその女性に気づいていた。
30歳……あるいはもう少し若いか。
なんとなく幸薄そうに見えるのが気にはなるが、まずまずの美形ではある。
何か「願」をかけているのであろう、毎早朝、欠かさずお参りをしている。
どんな「願」なのだろう?
御住職はつい興味を持ってしまう

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