ここは今から倫理です。(ここ倫)のネタバレ解説・考察まとめ

『ここは今から倫理です。』とは、雨瀬シオリによる漫画作品。集英社の雑誌『グランドジャンプPREMIUM』で2016年11月号から連載が開始された。高校で倫理科を受け持つ教師・高柳(たかやなぎ)が、様々な悩み・不安を抱える生徒たちと向き合い、問題を解決に導いていく様子が描かれている。自傷行為、違法ドラッグ、DV、いじめ、一方的な性行為など、社会を取り巻く諸問題に切り込んだ作品として大きな話題になった。2021年1月には山田裕貴主演でドラマ化もされ、反響を呼んでいる。

男性教師。

その他の登場人物

教授

高柳の大学時代のゼミの教授。『男はつらいよ』・足湯・お酒が好き。佐名美という娘がいる。

近藤カイト(こんどうかいと)

近藤陸の兄。麻薬の売買に関わっており、最終的に自首する。

ユマ

麻薬の売買に関わっており、近藤カイトを見つけるため、弟の近藤陸を人質に取ろうとする。

ジュダ(演: 成河)

近藤カイトやユマ達と関わっている。彼らよりも立場が上で、最終的に近藤陸を保護する立場でユマ達から助ける。過去、不登校になった高柳の教え子とつるんでおり、高柳からその生徒のことを聞かれるため、何度か会っていた。倫理的なことができるのは高柳と話す時しかない、と寂しく思っている。バーを経営しており、高柳にたまには客として飲みにきてほしいと伝える。本名は川村。

萱島(かやしま)

高柳の友人で、「萱島カウンセリングルーム」を開いている。高柳と同じゼミに所属していた。大学の卒業旅行を企画するなど、明るく中心人物になれる性格の持ち主。
カウンセリングでは、「今・ここ」で、「いかに」・「なにを」話しているかを問題にする、「ゲシュタルト療法」という手法を取り入れている。観察力に優れ、目線や姿勢などから相手の心情の変化などを読み取る。

柘植(つげ)

高柳及び萱島と同じゼミ生。

佐名美(さなみ)

教授の娘

菊川(きくかわ)

熱海旅行編で話題に出た、高柳の彼女。

『ここは今から倫理です。』の用語

マックス・シェーラー

ドイツの哲学者。愛の持つ意義について説いた。哲学的人間学の提唱者。高柳は逢沢をはじめ、多くの生徒に彼の言葉を伝えている。

アルトゥル・ショーペンハウアー

ドイツの哲学者。生の哲学の先駆者と言われており、東洋思想を取り入れた。高柳は酒井に対して彼の言葉を引用。同じドイツの哲学者であるニーチェや作曲家のワーグナー、日本では小説家の森鴎外にも影響を与えた人物。

老子

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