真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしましたのネタバレ解説・考察まとめ

『真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました』とは、ざっぽんによるライトノベルおよび、それを原作とする漫画、アニメ作品である。勇者パーティーから追放されたレッドがリットと共に辺境の地でスローライフを送る物語である。この世界では生まれつき与えられた加護によって役割が決められてしまう。その中で、人々が与えられる役割と自分がどのように生きたいかという意志とのはざまで悩み、道を見つけていく様子が描かれている。

テオドラ・ディフイーロ

CV:内田彩
「クルセイダー」の加護を持つ勇者パーティーのメンバー。聖堂騎士流槍術師範代でもある。教会の教えに忠実である一方で、ひそかに疑問も感じており、答えを探し続けている。

ティセ・ガーランド

CV:釘宮理恵
ギデオンが抜けた穴埋めとして勇者パーティーに参加した「アサシン」の加護を持つ少女。蜘蛛の「うげうげさん」を相棒にしている。ルーティからは自分に対して恐れた態度をとらないことを評価されていたが、実際には感情を顔に出さない訓練を受けていただけで、ルーティのことをかなり恐れていた。飛空艇の運転もできる。風呂とおでんが大好き。

魔王軍

シサンダン

CV:興津和幸
魔王軍の将軍。勇者パーティーに一度は討ち取られたが復活する。ビュウイという名前で冒険者に成りすましていたこともある。食べた相手の姿に成りすますことができる。

その他

ベリエル

CV:ボルケーノ太田
契約の悪魔、コントラクトデーモン。契約によって人間に力を与える。ビッグホークと契約していた。デーモンであるが魔王とは敵対関係にある。

『真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました』の用語

加護

すべての人々に与えられている。幼少期に加護に触れることによって自覚し、その影響を受けるようになる。加護はスキルを与えてくれる一方で人格にも影響を及ぼす。「職人」の加護を持つものはモノづくりを好きになったり、「魔法使い」の加護を持つものなら知識欲が高まったりするという衝動が伴う。非社会的な加護は人生を邪悪なものにしてしまうこともある。また、加護は親や教育の影響などは関係がなく与えられるため、貧民の中から「軍師」の加護を持つようなものが現れることもある。加護を強化するには、ほかの加護を持っている者を殺傷する必要があり、これは加護の内容が戦闘系であるか非戦闘系であるかは関係がない。

「導き手」の加護

ギデオンの持つ加護。その役割は勇者の旅立ちを助けること。与えられるスキルは「初期レベル+30」というもので、子供の時から王国近衛騎士クラスの力を持っている。しかし、それ以外の固有スキルは持たず、ほかの加護でも得ることができるコモンスキルしか使えない。そのため、レベルが追い付かれてしまうとほかの加護を持っているものよりも見劣りすることになる。ギデオンが勇者パーティーでお荷物になってしまったのはこのためである。

「勇者」の加護

ルーティが持つ加護。魔王討伐に向かうことを宿命づける加護。強力な戦闘能力に加え「完全耐性」のスキルも与える。「完全耐性」のスキルは恐怖や混乱という状態に耐性を与えてくれるが、一方でほかの感情にも耐性を与えてしまうために、何も感じず、感情も乏しくなってしまう。さらに眠る必要も食べる必要もなくなっている。また、「勇者」の加護は「困っているものを見捨ててはならない」という衝動を与え、これは自身の命よりも優先されてしまう。

『真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

リット「実はね、ロガーヴィアでは結婚すると夫婦は1か月仕事を休んでミードを飲みながら二人きりで過ごすのよ。それを思い出して何となくミードを飲みたいなって」

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