紅茶王子(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『紅茶王子(こうちゃおうじ)』とは、山田南平(やまだ なんぺい)による漫画作品。平成8年21号から平成16年12号まで白泉社『花とゆめ』にて連載された。単行本は全25巻。文庫版は全12巻。
満月の夜のお茶会で、吉岡奈子(よしおか たいこ)は紅茶の精「紅茶王子」を呼び出してしまう。願い事を3つ叶えるまでは帰れないという紅茶王子たちと奈子、仲間たちの恋愛や学園生活を描いた物語である。

朝比奈鷹明(あさひな たかあき)

生徒会副会長。太もも星人である。奈子のことを気に入り粘着質なちょっかいを出してくる。アッサムと美佳、奈子の関係を外野から楽しんで見ている。後に馬術でドイツへ留学。「貴美(たかみ)」という弟がいる。

真名瀬(まなせ)

合同体育祭でマスゲームの花形である旗持ちを務めた。雪子に一目惚れし、前夜祭で告白し付き合うことになるが、雪子が告白を受け入れたのは、アッサムやアールグレイに大事にされている奈子への嫉妬が原因であったため、すぐに振られてしまう。

披露山女学館の生徒

花村美里(はなむら みさと)

白菊会(生徒会)会長。美佳の元カノ。美里から別れを告げたが、合同体育祭では美佳のことを意識していた。後にヨリを戻すことになる。

井上(いのうえ)

白菊会副会長。美佳を意識する美里を嗜めたり、守るような行動・発言をする。合同体育祭では男装の衣装で登場し、学内で写真が飛ぶように売れていた。

カメリス・シネンシアの人々

ゴパルダーラ

アッサムの父。紅茶の国「カメリス・シネンシア」の王の1人。かつて紅茶王子として人間に仕える中で、人間の欲深さに辟易し人間嫌いになり、紅茶王子の仕事から逃げるため王になった。そのためダージリンが人間になる事を反対し、封印した。アリヤを妃として迎え、お腹にいたアッサムを育てる。

アリヤ

アッサムの母。紅茶の精ではなく人間。ダージリンと愛し合っていたが、ゴパルダーラにより仲を引き裂かれる。ダージリンが封印された後はゴパルダーラの正妻となっている。時間の流れが早い紅茶の国で、数年で老衰で亡くなってしまう。

プリンストン

アールグレイとオレンジペコーの父。温厚な人柄。側室が数人おり、子供もたくさんいる。

クインマリー

アールグレイとオレンジペコーの母。プリンストンの正妻。

ケニルワース

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