紅茶王子(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『紅茶王子(こうちゃおうじ)』とは、山田南平(やまだ なんぺい)による漫画作品。平成8年21号から平成16年12号まで白泉社『花とゆめ』にて連載された。単行本は全25巻。文庫版は全12巻。
満月の夜のお茶会で、吉岡奈子(よしおか たいこ)は紅茶の精「紅茶王子」を呼び出してしまう。願い事を3つ叶えるまでは帰れないという紅茶王子たちと奈子、仲間たちの恋愛や学園生活を描いた物語である。

紅茶王子たち

アッサム

美佳に呼び出された「アッサム」の紅茶王子。人間年齢は20歳。褐色の肌と天然パーマの黒髪をしており、小さい姿の時はトルコ風の服を着ている。食いしん坊で俺様気質な性格。美佳の家に居候するようになってからは家事を担当しており、安いスーパーのチェックや納豆を食べた後の茶碗をゆすがない美佳を叱るなど、細かい性格でもある。奈子の事は「ゾウ足」と呼んでおり、奈子の弟・健太にも懐かれている。学園内では留学生のアッサム=ゴパルダーラと名乗っている。
両親はカメリス・シネンシアの王の1人、父・ゴパルダーラと、人間の女性である母・アリヤ。アリヤからは「アシャー」と呼ばれていた。

アールグレイ

奈子に呼び出された「アールグレイ」の紅茶王子。人間年齢は17歳。青い目に金髪で細身。小さい姿の時は、かぼちゃパンツにマント、小さな冠を身につけている。アッサムや両親からは「アル」と呼ばれている。学園内では留学生のアールグレイ=プリンストンと名乗っている。

オレンジペコー

菊花に呼び出された「オレンジペコー」の紅茶王女。人間年齢は16歳。アールグレイの妹で金髪や青い目は同じ。小さい姿の時はドレスに小さな冠を身につけている。ニックネームは「ペコー」、アッサムからは「ピィ」と呼ばれている。言葉遣いはお姫様らしく「〜ですわ」と話す。

黄山紅牡丹(ふぁんしゃんほんむーたん)

雪子に呼び出された「黄山紅牡丹」の紅茶王子。人間年齢は21歳。長い黒髪にリボンをしており、小さい姿の時は中国風の服を着ている。通称は「紅牡丹」で、アッサムからは「紅(ほん)」、雪子からは「紅ちゃん(ほんちゃん)」と呼ばれている。珍しいお茶のため、人間に呼び出されることは少ないと考えた奈子が雪子の為に茶葉を用意した。

セイロン

「セイロン」の紅茶王子。アッサムを連れ帰るために遣わされ、転入生のセイ=ケニルワースとして学園に入り込む。人間年齢は14歳。可愛げのない性格で毒舌だがアッサムのことを慕っている。子供の頃に使っていた毛布をハンカチのように仕立てた「ねんこーふ(寝んこ毛布)」を今でも持ち歩いている。

ダージリン

「ダージリン」の紅茶王子。永年不在とされていたが、実際は封印された後、奈子の父・健児に呼び出されて人間の世界で怜一として暮らしていた。アッサムの実父である。

奈子の家族

吉岡健児(よしおか けんじ)

奈子の父。紅茶専門店「TEA ROOM『Quality Season』」を営んでいた。奈子が中2の時に交通事故死している。かつてのダージリンの主人。怜一は腹違いの弟である。

吉岡粧子(よしおか しょうこ)

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