[来日直前!!] エルトン・ジョンについて
2015年11月、バンドを引き連れての来日としては約14年ぶりの来日を果たすエルトン・ジョン。1970年代に数々の名曲を世に生み出し、レコードの売上は約3億枚を誇る、現代商業音楽界のレジェンドについてご紹介します。
エルトン・ジョン (Elton John)
日本でのイメージとの相違性
エルトン・ジョンの最大のヒット曲である「Your Song」 や 自動車事故で亡くなったダイアナ元皇太子妃への追悼歌「キャンドル・イン・ザ・ウィンド」のイメージからか、日本ではバラードに強い男性ソロシンガーとして認知されがちだが、デビュー当時の映像を見てもわかるように、奇抜な衣装に身を包まれた彼は、元々は生粋のロックミュージシャンである。また若干11歳にして王立音楽院に合格するなど、ソングラインティグや演奏に関しても技術は非常に高い。その為、様々なジャンルの音楽を吸収しているアーティストであり、初期の頃のプログレッシブ・ロック志向からカントリー・ミュージックへの傾倒、さらにはアメリカン・ロック、ソウル、ディスコに至るまで様々なサウンドを奏でる。