畠中清羅（乃木坂46）の名言・迷言・発言まとめ

畠中清羅（はたなかせいら）の概要

畠中清羅は日本のアイドルグループ「乃木坂46」の第1期メンバー。
「清羅」の名前の由来は清い愛の意味。双子の妹がいる。
同じく第1期メンバーの衛藤美彩と同じ大分県出身で、これまた衛藤が在籍していた地方アイドルグループ「CHIMO」にも在籍していた。
セカンドシングル『おいでシャンプー』で選抜メンバーに選ばれるが、畠中が選抜に選ばれたのは残念ながらこの曲のみであった。
同じ第1期メンバーの能條愛未や和田まあやと競い合う程に学校の勉強は苦手だったが、メンバーを思う気持ちは人一倍強く、メンバーからの信頼も厚かった。
2015年4月4日、乃木坂46を卒業。2017年に一般男性と結婚し、山口県に移住。2019年に女の子、2021年に男の子を授かっている。

アイドルについて

「『こんなのやってみたらいいんじゃない？』と言われ」

昔から「憧れてアイドルになったんですか？」とよく言われますが、違います。双子の妹がいて「こんなのやってみたらいいんじゃない？」と言われ書類を勝手に送られて、それでまさかの最終審査まで残りました。特に夢もなくフワフワしていたので、チャンスがあるならやってみようと思ってスタートしました。15歳の時に1人で上京して、オーディションに向かう道中の新幹線でとても緊張していたことを鮮明に覚えています。
いろいろな思い出があり、夢を見ていたのではないかと思うくらい今とは違う生活をしていましたし、当時は地元の家族や友達と離れることが考えられませんでした。同じ上京メンバーで寮で生活して、救われてアイドル活動をしていて良かったと心から思います。
（2023年10月7日『TAMURA MEDIA』）

別のインタビューで畠中は「芸能界に憧れていたので」という発言をしているが、実際のところは上にあるような流れが真実だったようだ。アイドルとしての活動期間は短かったが、彼女にとっては貴重な体験だったようだ。

「寝なくてもどうにかなるという生活を当時は送っていたので」

（「アイドル活動が日々の生活に生かされているなと感じることはありますか？」という問いに対して）
寝なくてもどうにかなるという生活を当時は送っていたので、子育ての最初のうちは寝られず、そこですごく役立っていたと思います。1日オフがあまりなくて、CDリリース直後だと週末は大阪と東京の往復をしていて、休む暇もなく働いていました。
（2023年10月7日『TAMURA MEDIA』）

アイドルとしてかなり激務をこなしていたことが垣間見れる発言。「寝なくてもどうにかなるという生活」が子育てに役立った、というのはいかにも彼女らしい面白い考え方に思える。

選抜について

「一個前の選抜落ちた時に本当に悔しくて」

一個前の選抜落ちた時に本当に悔しくて。家族もファンの人もみんな応援してくれているの本当に申し訳なくて。でも選ばれたからには頑張ります。
（2012年3月19日『乃木坂って、どこ？』）

『乃木坂って、どこ？』第24回放送「乃木坂46 セカンドシングル選抜メンバー大発表！」の中で発せられた言葉。
今回の発表方法は、選ばれたメンバーが次の合格者を発表していく、リレー方式が取られた。最初の1人はMCバナナマン設楽より、この時点で暫定キャプテンに選ばれていた桜井玲香が選抜メンバーとして呼ばれた。この桜井玲香が次の選抜メンバーを読みあげる、といった手法。
畠中は、市来玲奈に名前を呼ばれた。その時の畠中に対する紹介メッセージは「自分が落ち込んでてもいっつもとにかく笑ってて。美味しいもの大好きでダイエット頑張るっていっても頑張ってないとこもすごい可愛くて。アンダーからの選抜本当におめでとう。一緒に頑張ろうね 畠中清羅」というものだった。
畠中にとってこのセカンドシングル『おいでシャンプー』が最初で最後の選抜曲となった。また彼女が選抜に入ったことを電話で彼女の母親にサプライズ報告をする、といったやりとりが放送された。

卒業スピーチ

「このままここに甘えていても変われないなと思って」

皆様へ。
1stアルバム最後の握手会4月4日をもちまして卒業することが決まりました。突然の発表でビックリさせてしまい本当に申し訳ありません。
私は乃木坂46が結成されてから一期生として約3年半活動させて頂きました。大好きな地元を離れて1人で上京した時を今でも鮮明に覚えています。最初の頃は、寂しくて地元の大分に帰りたくていつも泣きながら家族や友達に電話をしてました。その度に家族や友達は私を支えてくれました。
私が卒業を選んだ理由は、乃木坂46というグループに頼ってばっかではなくて自立してこれから大人になっていくうえで沢山の武器を自分に身に付けたいと思ったからです。正直、乃木坂46という大きな船を自ら降りる事は色々な事が待ち受けていると思うし、心配な事も沢山あります。だけど、このままここに甘えていても変われないなと思って全て自分で考え決断しました。
（2015年2月5日：畠中清羅ブログ）

スキャンダル等で色々と憶測を生んだ畠中の卒業だったが、彼女自身のブログ内容が卒業理由なのだろう。結果論になってしまうが、後に子宝にも恵まれ、幸せな結婚生活を送ることになるので、ここでも卒業の決断は吉だったように思える。

結婚について

「この人とならどんなにきつい試練があったとしても一緒に手を取り合い乗り越えていける」

私ごとで恐縮ではございますが、私、畠中清羅はかねてよりお付き合いさせて頂いた方と昨秋結婚いたしました。
一般企業に務めている方で、結婚に際し、彼の仕事の関係で山口県に移住することになりましたこともあわせてご報告いたします。
優しくて、この人とならどんなにきつい試練があったとしても一緒に手を取り合い乗り越えていけると思える方です。私はそんな彼を一番近くで支えていきたいと思っています。
結婚し、山口県に住むことになり生活も環境も大きく変わりますが、お仕事の方にもよりいっそう励み、家庭と両立していくつもりです。
一人の人間としてさらに成長した姿をお見せできるよう、これからも活動をさせて頂きたいと思っています。こんな私でよろしければ今後とも変わらぬ応援を頂ければ嬉しいです。
（2015年2月5日：畠中清羅ブログ）

卒業後のアイドルの活動や人生にも色々とあるが、畠中のそれは本当に幸せな人生が待っていたといえるだろう。乃木坂46の卒業生で最初に結婚をしたのは彼女であった。ちなみに岩瀬佑美子もツイッター（X）で結婚報告を行っているが、これはエイプリルフールのウソとされている。

「このまま別れるのは嫌だと思ったので結婚を決断して、移住しました」

（「結婚を機に山口に移住した経緯は？」という問いに対して）
自分の中で「もうアイドルは良いかな」と区切りがついて、旦那さんと付き合っていた時は山口県に行くという話を聞いておらず、ある日突然転勤の話をされました。このまま別れるのは嫌だと思ったので結婚を決断して、移住しました。旦那さんは「転勤の事実を伝えたら別れを告げられるかもしれない」と思っていたようでなかなか言えずにいたみたいです（笑）。
（山口での生活は）慣れない環境で、助けも借りやすい状況でないことに不安を抱えていましたが、ママ友や家族のおかげで乗り切ることができました。
（2023年10月7日『TAMURA MEDIA』）

畠中は結婚と同時に旦那の転勤先である山口県に移住している。旦那の「転勤の事実を伝えたら別れを告げられるかもしれない」という発言が可愛らしい。また「このまま別れるのは嫌だと思ったので結婚を決断して、移住しました」という畠中の決意も潔く感じられる。

出産について