【闇金ウシジマくん】裏社会はやっぱり恐ろしい？アウトローな人物一覧

No.4 根杜実（ねずみのる）

原作【スーパータクシーくん編】
実写【dビデオスピンオフ （演:柳俊太郎）】

暴力団組員。17歳の時住み込みとして働いている時、当時借金を背負っていたスーパータクシーくん編主人公諸星の見張りをしていた。諸星に布団や英会話教材の押し売りをさせ、売れない時には暴行を加えていた。

本編では諸星の元嫁と同棲しているが、諸星と元嫁との間の小学生の娘・沙耶に性的な虐待をしている。（食事もまともに与えてない様子）
紹介料目当てに沙耶を”芸能プロダクション”に売りモデルデビューさせようとする。

作中ウシジマとの絡みなし。

No.5 飯匙倩（ハブ）

原作【楽園くん・復讐くん・ヤクザくん編】
実写【ドラマSeason2 （演:南優）】

暴力団『蛇腹組藪蛇組飯匙倩組』組長（楽園くんの時点では藪蛇組の構成員だった）。本名国籍不明。愛称ハブリーナ。
原宿のショップへの融資、覚醒剤の販売などを行っていて相当な裏金を溜め込んでいるとの噂。中華好きでいい車に乗っている。

ヤクザとはいえどそこそこの地位なのでむやみやたらと一般人に危害を加えることはなく普段は愛想も良く若い人間をかわいがっているが、自身が扱っている覚醒剤に混ぜ物を入れて転売した業者の爪をトンカチで叩き割る、絡んできた中学生3人組をボコボコにするなど本性は極悪。また気さくに接していた人間でも裏切ったと分かれば容赦なく制裁を加え、作中では自身が面倒見ていたショップのオーナーが帳簿をごまかして報告してきたため罰として耳を切り取っており、また一緒にビジネスをしていたカリスマモデルG10を殺害し遺体を山に埋めている。
若い頃、傍若無人な地元の先輩（柴拳）に怯え薬漬けの日々を送っていたが一念発起して柴拳を殺害、少年院を経て藪蛇の盃を貰い極道の世界に足を踏み入れたという過去がある。

楽園くん編主人公の中田広道を風呂場の浴槽に監禁しているところでウシジマと鉢合わせし、コンバットナイフを突きつけ脅すも返り討ちにあいウシジマのパンチを正面から浴びてしまう。
以後ウシジマへの復讐を誓うも別件（？）で逮捕され服役、復讐くん編にて出所しカウカウファイナンスの社員皆殺しを目論む。
ウシジマとのこの一件は裏社会では広く知れ渡っており、猪背組の滑皮からは『素人に殴られたまま』と馬鹿にされていたり、また弟分である井森と家守からもウシジマになかなか復讐しないことに対して不信感をもたれていたが、カウカウの社員でありウシジマに恨みを持つマサルからウシジマや周辺の情報を入手し、部下を連れてカウカウに直接赴きウシジマを拉致、強盗殺害しようとするもウシジマのケツモチを買って出た猪瀬組滑皮らに阻止され逃がし、猪瀬組に攻撃を仕掛ける。

ウシジマの元部下・加納と猪瀬の熊倉理事長を拉致し拷問にかけウシジマの隠れ場所を模索。元部下を救いに来たウシジマと鉢合わせし銃撃を加えるもウシジマのトラップに引っかかり弟分共々焼死する。

No.6 鰐戸一（がくと はじめ）

原作【ヤミ金くん編】
実写【劇場版The Final（演:安藤政信・池本啓太）】

悪徳貧困ビジネス『誠愛の家』の経営者。
身元不明の人間や失業者・ホームレスを山奥の小屋に軟禁し、危険な仕事や違法行為をさせ利益を全て搾り取るという奴隷事業を行っている。
労働者を人間以下のクズと見なし、素手で医療廃棄物の処理をさせたり農園でリンゴの窃盗を強要している。

若い頃はウシジマの地元で危険なヤンキー兄弟『鰐戸三兄弟』の長男として名を馳せており、当時中学生の柄崎や加納ら後輩に対し日常的に恐喝・暴行を行なっていた。
しかしある日、加納を拉致し10万円を持ってくるように柄崎を呼び出した際、同行していたウシジマに三兄弟最凶の三男・三蔵を半殺しにされ、それ以降地元での影響力を失う。（今までいびっていた奴らから仕返しされ次男との69動画も撮られる。）

本編では、山奥でさえないシノギをしてしょぼい生活を送っていると日々に不満を持っており、そもそもの原因は昔ウシジマにやられて影響力を失ったことだと考え始めカウカウファイナンスを襲撃して金を奪おうと計画。
誠愛の家の労働者たちを動員しウシジマの私生活、自宅、行動を把握しカウカウの柄崎と加納を拉致する。
人質との引き換え金を持ってきたウシジマを殺そうとするも失敗、最期は強奪した金も奪い返され、滑皮秀信の策略にハマり悶主陀亞連合の襲撃を受け拷問にかけられる。

No.7 鰐戸三蔵（がくとさんぞう）

原作【ヤミ金くん編】
実写【劇場版The Final （演:間宮祥太朗・三池友弥）】

ウシジマの地元で有名な不良三兄弟『鰐戸三兄弟』の三男。愛沢や滑皮と共に『絶対に逆らってはいけない3人』の1人として恐れられていた。
中学時代、当時悶主陀亞連合の総長だった滑皮に唇を切り取られたため歯茎がむき出し、ウシジマに金属バットで頭を殴られたため縫い目があるというバケモノみたいな見た目をしている（普段は口元を隠している）。このため本編でもウシジマと滑皮への強い復讐心と殺意を露わにしていた。

兄である鰐戸一（はじめ）が運営するタコ部屋の所長をしている。
他人を傷つけることに興奮と快感を感じる病的なサディスト・快楽殺人者であり、作中では敵対する悶主陀亞連合の総長である畑山や地元の後輩に対して全身に根性焼きを加えたり、タコ部屋を脱走した者を捕え足を切断するなど虐待の限りを尽くしている。またネコや虫を殺したり女の首を絞めて性的快感を感じている描写がある。
拷問グッズなども作成しており、代表作にゴルフクラブの先に釘を刺したもの（愛の棒デラックス版）、持っ手に刃物がついたハサミ、至る所に釘が刺さっている拷問椅子などがある。
実家の部屋には猫やカラスの死体、ビンに入った虫やネコの骨のコレクション、全身根性焼きした歴代の相手の写真、そしてカッターやハサミなどが刺さったウシジマの似顔絵が飾ってあり、その異常な性癖が伺える。

金のために犯罪や暴力にはしる登場人物が多い中、暴力そのものが目的だったのは作中三蔵のみである。
最後は敵対していた暴走族・悶主陀亞連合によって自作の拷問椅子に座らされ根性焼きや釘打ちなどをされてしまう。本人は死を覚悟している様子だったが生死不明。