魔王 JUVENILE REMIX(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ
『魔王 JUVENILE REMIX』とは、2007年から2009年にかけて『週刊少年サンデー』で連載されていた大須賀めぐみによるサスペンスアクション漫画。原作は伊坂幸太郎の『魔王』。都市開発が進み、治安悪化が進む猫田市。その街のヒーローである犬養舜二の裏の顔を知ってしまった安藤は、犬養の思惑を阻止すべくたった一人立ち向かう。
少年漫画では珍しい「腹話術」という地味な能力を使った躍動感のある戦いや、個性的なキャラクター達が織りなすスリリングな展開が魅力。
寺原ジュニア
<令嬢>の社長である寺原の息子。下の名前は不明。モラルの欠片も持ち合わせていない超凶暴なボンボンで、遊び半分で部下や一般人を殺害する。
比与子(ひよこ)
<令嬢>の幹部的ポジションの和服の女性。非常に冷酷な性格。裏社会に通じており、「押し屋」の存在も知っていた。マスターに雇われて潤也を監視していたが、マスターが槿に殺されたため、計画を変更し、潤也と島を人質にグラスホッパーを脅迫する。島を拷問し殺害するが、そのことで潤也の逆鱗に触れ、潤也が雇った蝉に部下を殺され、自身も命を狙われる。しかし、直接の実行犯ではなかったため、潤也の情けで見逃される。その後、再び潤也の命を狙うが、潤也の雇った槿の手により、自らの手で社長の寺原をひき殺してしまった。
<令嬢>の社員
<令嬢>の社員で比与子の部下である3人の男達。3人とも全く同じ服装、髪型をしている。冷酷かつ残忍な拷問のエキスパート。
猫田市の権力者
刑事
猫田警察署の課長。街で続出する不可思議な事件に犬養が関与しているとにらんでいる。
市長
猫田市の市長。気弱。新都心計画完成のため、アンダーソングループを参入させた。暗殺されることを恐れ、蝉を護衛として雇うが、鯨と接触した後自殺している。
Mr.アンダーソン
大企業アンダーソングループの社長。猫田市の開発に着手し、そのためには強引な手段もいとわない。
山本みゆき(やまもと みゆき)
市議会議員の男。猫田市の新都心計画推進派。犬養を快く思っていなかった。
『魔王 JUVENILE REMIX』の用語
能力
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目次 - Contents
- 『魔王 JUVENILE REMIX』の概要
- 『魔王 JUVENILE REMIX』のあらすじ・ストーリー
- 安藤篇
- 安藤潤也篇
- 『魔王 JUVENILE REMIX』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- 安藤(あんどう)
- 安藤 潤也(あんどう じゅんや)
- 猫田東高校
- 島(しま)
- 満智子(まちこ)
- 平田(ひらた)
- 詩織(しおり)
- アンダーソン
- 要(かなめ)
- 唐墨(からすみ)
- 蜜代(みつよ)
- 蜜代の彼氏
- グラスホッパー
- 犬養 舜二(いぬかい しゅんじ)
- マスター
- 辰美 将至(たつみ まさちか)
- 中村 太郎(なかむら たろう)
- 殺し屋
- 蝉(せみ)
- 岩西(いわにし)
- 鯨(くじら)
- スズメバチ
- 槿(あさがお)
- 槿の妻
- 健太郎・孝次郎(けんたろう こうじろう)
- 二人組の狙撃手
- 情報屋
- 桃(もも)
- 黒服の男
- <令嬢>
- 寺原(てらはら)
- 寺原ジュニア
- 比与子(ひよこ)
- <令嬢>の社員
- 猫田市の権力者
- 刑事
- 市長
- Mr.アンダーソン
- 山本みゆき(やまもと みゆき)
- 『魔王 JUVENILE REMIX』の用語
- 能力
- 腹話術
- 空気の手
- 組織
- アンダーソングループ
- 令嬢(フロイライン)
- 『魔王 JUVENILE REMIX』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 犬養「たとえでたらめでも自分を信じて対決していけば、世界だって、変えられる」
- 犬養「未来は神様のレシピで決まる」
- 犬養「君の役割は僕を止める事なのかもしれない」
- 安藤「考えろ、考えろ、考えるんだ」
- 安藤潤也「消灯ですよ」
- 『魔王 JUVENILE REMIX』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 本作品は小学館の連載で、原作である『魔王』『グラスホッパー』はそれぞれ講談社と角川書店
- 安藤が死ぬ直前まで彼の身辺調査をしていた人物は『死神の精度』の主人公の千葉
- グラスホッパーの服は駅員の制服がモチーフ
- 最高峰の殺し屋が「地震の能力」は伊坂幸太郎の案
- 犬養の作画アレンジは大須賀案