BANANA FISH(バナナフィッシュ)のネタバレ解説・考察まとめ

『BANANA FISH(バナナフィッシュ)』とは、『別冊少女コミック』で連載されていた吉田秋生によるバイオレンスサスペンス漫画。1980年代のニューヨークを舞台に、バナナフィッシュというドラッグをめぐる、ストリートキッズ、アッシュの戦いを描く。ハードな抗争を繰り広げる一方、孤高に生きてきたアッシュが英二との友情を通して人間らしさや愛を覚えていく姿が描かれている。かねてより名作として人気を博していたが、2018年に吉田秋生40周年プロジェクトでアニメ化され、人気が再燃した。

CV:大高洋夫/林勇
演:安藤亮司(2012年版)

アレクシスの弟で科学者。癌の権威となった優秀な兄に対するコンプレックスから、「バナナフィッシュ」を持ち出し、ディノに売り払い研究を続けていた。グリフに「バナナフィッシュ」を投与したのも、その後殺害したのもエイブラハムである。最後はアッシュに蜂の巣にされ息絶えた。

マナーハイム

声:関根信昭/上田燿司
演:谷省吾(2005、2009年版)/北出寛(2012年版)

国立精神衛生センターの所長。バナナフィッシュの研究に没頭し、囚人を使った人体実験を行なっており、アッシュをも被験体としようとする。

エアルド・L・フォックス

CV:佐々木蔵之介/堀内賢雄
演:タイソン大屋(2005、2009年版)

フランス傭兵部隊の隊長で、ゲリラ戦のエキスパート。公式記録ではザイールで死亡したこととなっている。ディノに雇われ、アッシュを追い詰めた。
サディスティックな性格、心理的に敵を追い詰める策にも長けており、終盤の最大の敵としてアッシュを追い詰めた。ディノをも出し抜き全てを掌握しようと欲を出すが、ディノに撃たれて死亡した。

ウィリアム・キッパード

CV:櫛田泰道

タカ派の共和党保守派上院議員。「クラブ・コッド」の常連客でもあり、ディノと癒着している。ディノを出し抜こうと計画し、ブランカにより暗殺された。

アーサー・スマイルズ

CV:佐々木祐介

大統領主席補佐官。ディノと内通しバナナフィッシュに深く関与した要人の中で、唯一生き残った。

トーマス・ホルストック

CV:松川裕輝

中央アメリカ軍事顧問を務める陸軍大佐。キッパードと共謀しディノを排除しようとしたため、ブランカにより暗殺される。

ストリート・キッズ

ラオ・イェン・タイ

CV:橋本じゅん/斉藤壮馬
演:古川貴生(2009年)

シンの異母兄。シンを大変かわいがっており、アッシュと対等以上の立場になって欲しいと願っている。そのため、冷静にアッシュの実力を評価しているシンと仲違いし、グループを抜けてしまう。
シンがアッシュに決闘を申し込み、命を落とすことを危惧したラオは、英二からの手紙を読んでいる最中で隙を見せたアッシュを刺殺。自らもアッシュに撃たれて死亡する。

ケイン・ブラッド

CV:京晋佑/三宅健太
演:田倉伸紘(2005年)/武原広幸(2009年)

アフリカ系アメリカ人のグループであるブラック・サバスのボス。オーサーが一時ダウンタウンの大半を支配した際にも配下に下らず、復帰したアッシュと同盟関係になる。
冷静沈着で仁義を重んじる性格。英二のこととなると感情的になってしまうアッシュを宥め、「人間らしい」と評価した。

アレックス

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