異世界おもてなしご飯(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『異世界おもてなしご飯』とは、原作忍丸、漫画目玉焼き、キャラクター原案ゆき哉によるグルメファンタジー漫画。主人公の小鳥遊茜は両親が死んだ後、祖父母の家で妹と愛犬と暮らしてたが、ある日突然、異世界へ家ごと召喚されてしまう。聖女として召喚された妹のひよりの巻き添えをくった茜は姉の料理大好きな妹の為、異世界で料理をすることになる。異世界召喚ものと料理のコラボレーションのほっこりほのぼのファンタジー。美味しい料理で交流を広める中で成長していく優しい気持ちになれる漫画である。

妖精の女王。名前はないので茜が『真夏の夜の夢』からティターニアと名付けた。
甘いお酒が好きで一番好きなのはチコの実のお酒に漬かっている実。好きなつまみはチータラと歯ごたえのあるもの。
聖女を見ようとうろついているときに美味しそうなお酒の匂いにつられて茜の前に現れる。
呪いをちらつかせて恐怖に引き攣る人のとっておきの酒を持ち去るのが好き。
たまに人と交わり子孫を残す。今の夫は7番目。カインのご先祖様。

まめこ

ドライアド。幼い木の精霊。穢れのせいで宿り木をなくし、聖女の魔力に惹かれてついてきてしまい茜と出会った。
大豆を食べさせると枝豆が体中に生る。
茜の家の庭の桜の木に棲みつく。

テオ

愛するティターニアのためにせっせと働くがティターニアには鬱陶しがられている。
東の森に棲家がある。未来が視える魔法の目でひよりが森を浄化する未来が視えていたので自分では何もしなかった。棲家が邪気に穢されているのに何もせずに暇そうだったのでティターニアがひよりを守る手伝いをさせていたらしい。精霊界から茜の世界に行ったことがあり、着けている仮面はその時に手に入れたもの。

ゴルディル

ドワーフ一族の長老。他のドワーフ達より大きな体をしている。
美味い酒を出さないと仕事をしないと言うほど大の酒好き。好きな酒とつまみは米焼酎とさつま揚げと枝豆。固いつまみと脂っこいものは好きではない。
浄化の最終地点である穢れの島に行くための氷上船を作るために城に呼ばれ茜と出会う。

ウンディーネ

歌唄い鳥のアンディーに恋をした水の精霊。最初はウンディーネの一目惚れだったが、そのうちアンディーと愛し合う仲になる。
アンディーと会えなくなるのが嫌で魔力を使い氷の檻を作る。氷の檻に魔力を使ったため精霊界に帰る魔力がなくなり茜に供物を作ってもらうことになる。

『異世界おもてなしご飯』の用語

ジルベルタ王国

異世界で最大の大陸であり、茜とひよりが召喚された国。唯一邪気を祓う事の出来る、聖女を喚ぶ秘術を持っている。
邪気の急増期を見据え、予め何年、何十年と時間をかけ、聖女をこの世界へと喚ぶための準備を行っていた。

邪気

異世界では生きとし生けるもの達の生命活動の中で自然発生する穢れが大地に染み込み、地中の奥底に溜まり、濃縮され、ある程度の量になると地上へ漏れ出したものが邪気。
邪気は地上を穢し、触れた生命を汚染する。汚染された生命は、思考が闇に堕ち、血を求める獰猛な魔物に成り果てる。魔物となったそれらは、他者を傷つけ、全てを破壊しつつ、穢れを新たに産み出しながら静かに増えていく。
数百年前にも起こった、邪気の氾濫がおこったことで、邪気を祓うことができる聖女を召喚することにした。

鑑定魔法

異世界から召喚された人間しか使えない珍しい魔法。「鑑定」というだけでこの世界のあらゆるものを調べることができる。
元の世界の何に似ているかという説明付きのため大変便利。
魔法を行使するためには魔力が必要だが、茜はひよりと違って特に魔力が多いわけではない為、そこそこ魔力を必要とする鑑定魔法を使う時はジェイドに魔力を融通してもらい使っている。

聖人フェルファイトスの聖誕祭

大切な人へ感謝の気持ちを伝える日。
大昔の聖人フェルファイトスの聖誕祭には、家族と共に過ごし、大切な人に贈り物をする習慣がある。
フェルファイトスは大昔のジルベルタ王国の王族で、前回の聖女召喚に伴い、聖女と共に浄化の旅に出て亡くなった。

ドワーフ

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