異世界おもてなしご飯(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『異世界おもてなしご飯』とは、原作忍丸、漫画目玉焼き、キャラクター原案ゆき哉によるグルメファンタジー漫画。主人公の小鳥遊茜は両親が死んだ後、祖父母の家で妹と愛犬と暮らしてたが、ある日突然、異世界へ家ごと召喚されてしまう。聖女として召喚された妹のひよりの巻き添えをくった茜は姉の料理大好きな妹の為、異世界で料理をすることになる。異世界召喚ものと料理のコラボレーションのほっこりほのぼのファンタジー。美味しい料理で交流を広める中で成長していく優しい気持ちになれる漫画である。

氷上船を作るために南の地から呼ばれた。
大地の精霊の加護があり、物を作り出すことに長けた一族。酒好き。長老の決めたことに従うため、依頼をするときには長老を納得させなければいけない。

木の精霊

ドライアド。茜の家に住み着いたまめこはドライアド。

水の精霊

ウンディーネ。神官と歌唄い鳥が共に歌を捧げると氷上船の完成に欠かせない魔石を授けてくれる。
精霊は特別な個体でない限り人間界には留まれない。
甘いものが好き。

精霊界

過去、現在、未来が入り混じる場所。精霊界から人間界に来るときにはどの時代に来るか選べない。
いくつもの月が空に浮かんでいる。

食べ物

チコの実

日本でいうところの梅。エルフの露天商から購入。
暖かいところでとれる木の実で白い花を初春に咲かせ、その花は美しいことで知られているが、花の香が魔力を多分に含み魔物を誘うことから、人の手では栽培されておらず、山奥に自生するのみである。その実や種子は薬として利用されており、効能は多岐にわたる。

ドワーフ謹製の火酒

火を近づけると燃えるほど酒精が強い。ダージルのとっておきのお酒として登場したが茜によって梅酒を漬けるのに使われる。

クラーケン

海に棲む巨大な魔物で足が沢山ある。足が沢山あればすべてクラーケンと呼ばれるため、タコの他にイカもあるかもしれないらしい。
足だけで腰ほどの太さがあり調理が困難。

『異世界おもてなしご飯』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

茜「妹よ言うに事欠いてそれが原因かい?」

茜は、ひよりが聖女として頑張っているのに何もしていない自分にもやもやしていた。そんな時、大泣きしたひよりに茜のご飯が食べたいと言われて茜の心に浮かんだ言葉。ひよりのわがままによって茜が異世界でできることを見つけたシーン。

カイン「これも美味いな」

初めてオムライスを食べたカインのセリフ。カインは初めてひよりの好きな味を知ることができて嬉しく思ったシーン。この後、家族に茜の料理のおいしさを話したことで王族が茜のもとに次々と現れることになる。

ティターニア「ゆるりと楽しむがよい」

ティターニアによる茜の帰還を祝った酒宴のシーン。茜の料理によって救われた人や人外、異種族みんなが集まり分け隔てなく楽しむシーン。茜自身が分け隔てなく料理を振る舞ったことで、今まで交わることのなかった人や人外はお互いへの考え方を変えることができた。

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