ヨスガノソラ（ゲーム・漫画・アニメ）のネタバレ解説・考察まとめ

2023.03.23

『ヨスガノソラ』とは、2008年12月5日にCUFFSの姉妹ブランド、Sphereより発売された18禁恋愛アドベンチャーゲーム、およびそれを元にした漫画・アニメ作品であり、Sphereのデビュー作である。本作の企画がCUFFSでは制作が難しかったため、企画と共に新ブランドを立ち上げた。
不慮の事故で両親を亡くした双子の兄妹である春日野悠（かすがのはるか）と春日野穹（かすがのそら）は、それまで住んでいた都会から離れた山奥の田舎町にある父親の実家であり、亡き祖父の家で兄妹二人が生活を始める。

『ヨスガノソラ』の用語

ヨスガる

『ヨスガノソラ』アニメ作品において、兄妹である悠と穹が恋愛関係に陥ってしまったことからこの言葉が生まれた。兄妹の近親相姦（またはそのムード）になると使われる。

玄姦（げんかん）

玄関で性行為に及ぶこと。悠と穹が玄関で性行為をしていたことからいわれるようになった。

『ヨスガノソラ』の名言・名セリフ／名シーン・名場面

依媛奈緒「誰かを好きになる気持ちって止められないもの」

悠が穹を恋愛感情として好きということを知った奈緒。兄妹で恋愛をすることはおかしいことだが、奈緒は「誰かを好きになる気持ちは止められないもん」と悠に言った。そう告げたのは、幼い時覚えたての性知識で悠と性交してしまいぎこちない関係になってしまったり、このことを穹に知られ目の敵にされているが、好きな気持ちは止められない気持ちを奈緒自身も知っているためだからである。例え世間からは受け入れられなくても、好きになってしまったら気持ちは止められないという切ないシーンである。

奈緒と梢が見てしまったもの

放課後に梢は悠が忘れて置いて帰ってしまった携帯を見つける。そこへ奈緒もやってきて悠の家まで携帯を届けることにする。家に着き玄関の方から如何わしい声が聞こえてくる。梢がドアを開けると、兄妹であるはずの悠と穹が玄関で行為に及んでいる最中のところを目撃してしまう。その光景を見てしまった梢は走って帰ってしまい、奈緒もショックでその場を去る。穹は行為を続けようとするが、いけないことだと思っていた悠は二人に見られてしまい絶望する。兄妹でありながら行為にまで及んでしまうという衝撃的なシーンである。

『ヨスガノソラ』の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話

奥木染町のモデルは栃木県足利市樺崎町周辺

物語の舞台である奥木染町は、本作のキャラクターデザインを務めた、橋本タカシの親戚が住んでいた集落をモデルとしたことが明かされている。具体的には栃木県足利市樺崎町周辺の風景がモデルと言われており、作中に登場する神社は樺崎八幡宮に似ていることが指摘されている。作中における主な設定としては、バスは一日二本、電車は隣町の穂見町（ほずみちょう）の駅から乗らなければならない。携帯電話の普及率も低く、作中でも携帯電話を所持している学生は悠・穹・一葉の三人しかいない。コンビニは車で30分掛かる県道の方にあるのみで、そこよりマシな場所、駅の先にある街道沿いに八百屋を大きくしたようなスーパーが一軒だけある。

穂見学園の伝統はボタン付け

アニメ版のみの設定として悠たちが通う穂見学園は昔は家政系の女子高であり、そのため女子の制服は伝統的にボタン付けは自分ですることになっている。

『ヨスガノソラ』の主題歌・挿入歌

OP（オープニング）：eufonius『比翼の翼』

作詞： riya／作曲・編曲：菊地創／歌：eufonius

ED（エンディング）：ももいろクローバー『ピンキーギョーンズ』

作詞：村野直球／作曲・編曲：NARASAKI／歌：ももいろクローバー

挿入歌：Team.ねこかん［猫］featuring.天乙准花『ツナグキズナ』

作詞・作曲・編曲：nyanyannya／歌：Team.ねこかん［猫］featuring.天乙准花

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