Hollow Knight(ホロウナイト)のネタバレ解説・考察まとめ
『Hollow Knight(ホロウナイト)』とは、Team Cherryが開発、発売した2Dアクションゲーム。かつて栄華を極めたムシの王国、ハロウネストを舞台に、主人公が王国の謎を解き明かすべく冒険する。かわいらしい手書き調の絵柄ながら、『ダークソウル』を意識したハードな世界観と高い難易度、豊富なやりこみ要素が高く評価され、Golden Joystick Awards 2018などで数多くの賞を受賞している。PCをはじめ、数多くのプラットフォームで展開されている。
緑の道での戦いによって、主人公が、王国を滅ぼした元凶である「ラディアンス」を倒す可能性を持っていると感じたホーネットは、主人公の力を試すために再び戦いに挑む。
攻撃パターンは緑の道での戦闘を踏襲しつつ、そこにさらに別の技を組み合わせているため、当然ながら緑の道の時より難易度は上がっている。針とクモの糸を使った遠距離攻撃を主体にしているため、数回攻撃してすぐに回避、という前回の戦いと同じような立ち回りが有効。ただし今回のホーネットで厄介なのは、フィールド上に棘と糸をランダムに設置していく攻撃。この棘と針はこちらが攻撃しない限り消えないため、放っておくと身動きが取れないほどの棘と糸が張り巡らされてしまう。ホーネットへの攻撃と回避のほかに、棘と針の処理を同時に行っていく必要がある。
ホーネットを倒すことでさらに最深部への進入に必要な「王の刻印」を手に入れることができる。
壊れた器/古代の穴
主人公と同じ、ホロウナイトを生み出す過程で生まれた失敗作たちの1人。ただし汚染に感染しており、自我のようなものはなくなり、力を暴走させている。
行動パターンは、突進やジャンプからの直下攻撃、釘を使った近接攻撃や、酸をまき散らす遠距離攻撃など多彩。戦闘中、主人公に向かってゆっくり近づいてくるカンセンフーセンという雑魚敵を定期的に出すが、一撃で倒すことができるため、接触される前に迅速に処理する必要がある。酸をまき散らす遠距離攻撃は量も多く弾速も早いため非常に避け辛いが、弾道は基本的に固定なので、安置となる場所を見つけやすい。
倒すと、二段ジャンプすることができる「統治者の翼」というアイテムを手に入れることができる。
造反者の長/女王の庭
元々はカマキリ族を治めるカマキリの王の1人だったが、さらなる力を求めて、自らハロウネストを襲った汚染に感染したために追放された。今では女王の庭にて、同じく追放された他のカマキリたちを従えている。汚染に感染しているため自我のようなものは残っていない。
遠距離から円盤状の鎌を投げる攻撃以外のすべての攻撃が2ダメージであるボス。古代の穴のさらに奥、「アビス」にて手に入る魔法「影の衣」が無ければ避けられない攻撃がほとんどである。先述の円盤状の鎌による攻撃や、衝撃波を発生させる攻撃など、遠距離からの攻撃のほかに、突進攻撃も行ってくるため、ボスとの間合いは常に意識しておかなければならない。特にボスが画面外へと行ってしまった場合には間合いを掴み切れず、被弾する可能性が高くなる。また、攻撃による一撃が大ダメージであるため、基本的には攻撃を回避する立ち回りが求められる。
ボスを倒すと、「仮面の欠片」を1つ貰える。
ホロウナイト/黒卵の神殿
物語のクライマックス、「忘れられた交叉路」にある「黒卵の神殿」で出会うラスボスのひとり。王国のため、汚染を封じる犠牲となった騎士だ。生前の自我はほとんど残っていない。彼を封じている鎖を破壊することで戦闘開始となる。
3連切り、突進切り、防御の構え、ジャンプなどの多彩な攻撃と高い機動力でプレイヤーを翻弄する。行動パターンには4つのフェーズがあり、すべてのフェーズを耐えきるとホーネットが加勢し、夢見の釘を当てることでラディアンス戦に突入することができる。普通に撃破するとエンド「黒卵の神殿」に到達する。
ラディアンス
ホロウナイトと戦い、ホーネットが拘束した隙に夢見の釘を当てることで解放される真のラスボス。ハロウネストを覆った汚染の原因であり、ホロウナイトが封じていた古い神。ハロウネストができる前に蛾の一族によって祀られていた神で、ハロウネストの最初の王がその力を利用することでハロウネストを築き、ラディアンスは忘れられた。作中ではほとんど資料がなく、先見者のセリフでかろうじてその存在に触れるのみだ。
広範囲の攻撃を多用してくる上に当たり判定が狭いので、回避を中心とした立ち回りが要求される。行動パターンは5段階に変化する。
移動スキル
ダッシュ
水平方向に高速短距離移動することができるスキル。「緑の道」にて、ボス「ホーネット」を倒すことで手に入るアイテム「蛾の羽根の衣」を身に着けることで取得できる。
ダッシュは一度使用すると着地、壁張り付き、敵への下斬り攻撃で跳ねるまで再使用不可。一度のジャンプにつき1回までしかダッシュすることはできない。
壁ジャンプ
一度壁に張り付き、そこからさらにジャンプすることができるようになるスキル。「胞子の森」にて、ボス「カマキリの王」を倒すことで手に入るアイテム「カマキリの爪」を身に着けることで取得できる。
スーパーダッシュ
一定時間のチャージの後、障害物に当たるまで一直線に飛び続けることができるスキル。「水晶山」にて、マップの隠されたエリアの奥にあるアイテム「水晶の心臓」を身に着けることで取得できる。
スーパーダッシュのチャージは、地表のほかに壁に張り付いた状態でもできる。壁に張り付いてチャージした場合、その場に留まることができる。スーパーダッシュ中に攻撃モーションやジャンプを入力すると、その場でスーパーダッシュを中断する。
2段ジャンプ
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目次 - Contents
- 『Hollow Knight』の概要
- 『Hollow Knight』のあらすじ・ストーリー
- 『Hollow Knight』のゲームシステム
- マップ
- ダートマウス
- 忘れられた交叉路
- 汚染された交叉路
- 緑の道
- 霧の渓谷
- 胞子の森
- 涙の都
- 風鳴りの崖
- 水晶山
- 王家の水路
- 暗闇の巣
- 王国のはずれ
- 古代の穴
- 白い宮殿
- 安息の地
- 女王の庭
- ボス
- グラザーママ/忘れられた交叉路
- 偽りの騎士/忘れられた交叉路
- ホーネット/緑の道
- ウームー/霧の渓谷
- カマキリの王/胞子の森
- ソウルの師/涙の都
- 監視塔の騎士/涙の都
- スイショウゴエイムシ/水晶山
- 憤怒のゴエイムシ/水晶山
- フンコロ騎士/王家の水路
- スイツキマーム/王家の水路
- ノスク/暗闇の巣
- ホーネット(2回目)/王国のはずれ
- 壊れた器/古代の穴
- 造反者の長/女王の庭
- ホロウナイト/黒卵の神殿
- ラディアンス
- 移動スキル
- ダッシュ
- 壁ジャンプ
- スーパーダッシュ
- 2段ジャンプ
- 影ダッシュ
- 魔法スキル
- フォーカス
- 復讐の魂
- 破壊のダイブ
- 亡霊の叫び
- シェイドソウル
- 漆黒のダイブ
- アビスの叫び
- 夢見の門
- 釘スキル
- サイクロンスラッシュ
- ダッシュスラッシュ
- グレイトスラッシュ
- 『Hollow Knight』のアイテム
- 釘
- 夢見の釘
- 地図と羽ペン
- 換金アイテム
- 仮面の欠片
- 器の欠片
- チャームスロット
- チャーム
- 放浪者のコンパス
- 収集の群れ
- 堅固な殻
- ソウルキャッチャー
- 霊媒師の石
- ソウルイーター
- 速駆け師
- 健脚の脚
- 幼虫の歌
- 成虫の哀歌
- 繊細な心
- 繊細な欲望
- 繊細な力
- 魔力の印
- 重心安定
- 重い一撃
- 高速斬り
- 長い釘
- 誇りの印
- 死にゆく者の怒り
- 苦痛のトゲ
- バルダーの殻
- スイツキの巣
- 守護者の紋章
- 輝く子宮
- 迅速なるフォーカス
- 超集中
- 生命の心
- 生命の核
- ジョニの祝福
- ハイブの血
- スポアシュルーム
- 鋭利な影
- ウヌの形態
- 釘師の栄光
- 紡ぐ者の歌
- 夢の司
- 夢見の盾
- 王の魂
- 虚無の心
- 『Hollow Knight』の登場人物/キャラクター
- 主人公/小さなムシ
- ホーネット
- クィレル
- コーニファー
- イゼルダ
- スライ
- 最後のスタグ
- マイラ
- ”強靭なる”ゾート
- 灰色の王子ゾート
- クロース
- ブレッタ
- カタツムリの霊媒師
- ティソ
- エミリシア
- ウィロー
- 狩猟者
- 釘師メイトー
- 釘師シオ
- 釘師オロ
- 釘鍛冶
- 足を喰らう者
- ジジ
- 鋼のジン
- ミリベル
- レム
- タック
- 先見者
- 白いレディ
- ウィルム
- 夢見の守護者
- 五騎士
- ホロウナイト
- ラディアンス
- 『Hollow Knight』の用語
- ハロウネスト
- 汚染
- 釘
- 『Hollow Knight』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード
- 「安息の地」にはクラウドファンディングによる支援者の言葉や開発者のコメントが書かれた隠しエリアがある。
- ホーネットを主人公とした続編『Hollow Knight Silksong』が発表された。