Hollow Knight(ホロウナイト)のネタバレ解説・考察まとめ

『Hollow Knight(ホロウナイト)』とは、Team Cherryが開発、発売した2Dアクションゲーム。かつて栄華を極めたムシの王国、ハロウネストを舞台に、主人公が王国の謎を解き明かすべく冒険する。かわいらしい手書き調の絵柄ながら、『ダークソウル』を意識したハードな世界観と高い難易度、豊富なやりこみ要素が高く評価され、Golden Joystick Awards 2018などで数多くの賞を受賞している。PCをはじめ、数多くのプラットフォームで展開されている。

カマキリ族の最も強い戦士たちによって構成された3匹の王。実はカマキリの王がそれぞれ座る玉座の側には壊れたもう一つの玉座がある。これはかつて力を求めすぎた故に禁術に手を出し追放された4人目の王の玉座である。4人目の王は現在、「女王の庭」にて「造反者の長」として同じくカマキリ族から追放された者たちを従えている。
最初は1匹、倒すと2匹同時の計3匹と連続で戦うことになるボス。回復するタイミングが少なく、またその間も短いため、基本的には攻撃を回避することでダメージを受けない立ち回りをし、その間に生まれた細かい隙をついて攻撃を当てていくことが重要になる。1匹のみのフェーズは回避と攻撃の隙を突きやすいが、2匹同時フェーズではその隙も極端に短くなるため、1匹ずつ確実に攻撃を当てていく必要がある。
倒すと、通常攻撃の射程が伸びる「誇りの印」というチャームと「暗闇の巣」へと続く道が解放される。また、王を倒し力を示したとみなされ、カマキリ族の雑魚敵には敬礼され、攻撃されなくなる。ただしこちらから攻撃すると反撃してくるので注意。

ソウルの師/涙の都

ソウルの師

ハロウネストにて、最後の王と共に王国に広まる汚染の原因解明と治療を行っていたが、やがて自らもその汚染によって生ける屍となった研究者。
周囲に衝撃波を放つ直下攻撃や、ソウルを用いた魔法攻撃、突進攻撃のほかに、瞬間移動も行うかなり多彩なボス。そのため慣れるまでは攻撃を避けることすら難しいが、動きはかなり緩慢なので慣れるまで時間はかからない。
1度倒すとその場に倒れるが、主人公が近づくと地面を破壊し主人公もろとも落下。落下した先のフィールドにて第2フェーズが始まる。第2フェーズでは攻撃パターンは直下攻撃と魔法攻撃の2種類しかなくなるが、その代わり緩慢な動きはなくなり、次から次へと攻撃するため主人公に回復の隙を与えなくなる。直下攻撃時には回避を優先しつつ、魔法攻撃時にダメージを与えていくことが重要。
ソウルの師を倒すと、魔法「破壊のダイブ」を取得し、ソウルの師が行っていた直下攻撃を行うことができるようになる。この攻撃を行うことで、不安定な足場を壊し、隠された道を見つけることができる。

監視塔の騎士/涙の都

監視塔の騎士

捨てられた騎士の抜け殻の中に、汚染によって生ける屍となった小さなハエが大量に集まることで復活した6体の騎士。ストーリー上重要なNPCである「監視者ルリエン」を守っている。
中ボスクラスの敵と6連戦することになるボス。1体の攻撃パターンは連続攻撃や転がり攻撃などで、特別難しいわけではないが、1体の討伐に時間を掛けすぎると、2体目のボスが復活し、2体同時に戦うことになる。2体同時では同時に別々の攻撃をしてくるなど、こちらの攻撃や回避のタイミングが一気に難しくなるが、回復のタイミングは比較的十分にあるので、回避、攻撃、回復のタイミングをしっかり見極め、長期戦を行っていくことになる。2体同時にダメージを与えられる「破壊のダイブ」といった魔法攻撃が有効。
倒すことで「監視者ルリエン」の眠る場所への道が開ける。

実は、このボスがいるフィールドの手前の小部屋には天井に隠し通路があり、そこからボスのいるフィールドの上に行くことができる。そこでは壊れかけのシャンデリアを1つ落とすことができ、それによって戦うボスの数を1体だけ減らすことができる。

スイショウゴエイムシ/水晶山

スイショウゴエイムシ

水晶に体を汚染された大柄のムシ。身に着けた水晶から放たれるビーム攻撃が特徴。
手の水晶から放たれるビーム攻撃と、天井から放たれるランダムな4本のビーム攻撃が主な行動パターンであり、そこまで難しくはないが、基本的に行動が予測できない。予兆を見て初めて回避することができるため、瞬時の判断が重要になってくる。
一定以上ダメージを与えると上層に逃げ出し、水晶山のベンチが解放される。

スイショウゴエイムシは最初ベンチに座った状態で登場し、こちらから攻撃しなければスルーすることができる。ただしその場合は上層への道が閉ざされたままになってしまうので、倒す必要がある。

憤怒のゴエイムシ/水晶山

憤怒のゴエイムシ

一度敗れたスイショウゴエイムシが逃げた上層にて戦うことになる、スイショウゴエイムシの強化版。
攻撃パターン自体はスイショウゴエイムシと変わらないが、すべての攻撃のダメージが上がっており、かつ予兆から着弾までの間隔も短くなっている。そのうえ行動も予測しづらいため、回復のタイミングも安定しない。そのため、徹底して回避することに重点を置いた立ち回りが有効。ベンチのある場所の真上が憤怒のゴエイムシがいる場所なので、再戦自体はかなり簡単。
倒すことで「仮面の欠片」を一つ貰える。「仮面の欠片」を4つ集めることで、主人公のライフの上限値を1つ上げることができる。

フンコロ騎士/王家の水路

フンコロ騎士

名前の通り、フンコロガシの騎士。ゲーム中に明言はされていないが、王国の繁栄期に国を守っていた5人の騎士「五騎士」の1人。汚染に感染しておらず、正気を保っている。主人公に攻撃をしてきたのは、汚染に感染し生ける屍となった敵だと勘違いしたから。
主な攻撃パターンは、フィールド内をバウンドするフンを投げつける攻撃や、地中に潜る潜中攻撃など。その中でもバウンドするフンを投げる攻撃は軌道が予測しづらく、回復タイミングの見極めが難しい。また、戦闘中に行ってくる腹太鼓は、こちらのモーションをキャンセルする効果を持っているため、回復中などでも中断される。
倒すことで「守護者の紋章」というチャームが手に入る他、次のマップへの道が開かれる。

スイツキマーム/王家の水路

スイツキマーム

雑魚敵「スイツキ」の母体。巨大なスイツキで、天井からぶら下がっており動くことはない。
攻撃パターンは6つの口から「コスイツキ」を出すのみ。しかしコスイツキを迅速に処理しなければ、すぐに囲まれてしまう。釘の強化を3段階目まで行えば、コスイツキを一撃で倒すことができる。
倒すと「スイツキの巣」というチャームを手に入れることができる。

ノスク/暗闇の巣

ノスク

暗闇の巣に住み着く捕食者で、自らの頭部を捕食対象の見た目に擬態し、獲物をおびき寄せるという生態を持つ。
攻撃パターンは突進やジャンプ、酸ばらまきと多彩な攻撃を仕掛けてくるが、特に酸を雨のように降らす攻撃は、酸の軌道が読みづらく被弾しやすい。フィールドの端に退避すれば酸を被弾する確率が低くなるが確実ではない。また、ジャンプモーション中に突然中断して突進してくるなど、行動の予測も難しい。ただし突進中や酸降らしの途中など、回復タイミングは存在するため、長期戦に持ち込み少しずつ体力を減らしていく戦法が有効。
倒すことで「仮面の欠片」を手に入れることができる。

ホーネット(2回目)/王国のはずれ

ホーネット

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