風夏(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『風夏』とは週刊少年マガジンにて4年間(2014年2月〜2018年4月)連載されていた瀬尾公治原作の日本の漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。ロックバンドを題材とした漫画でジャンルとしては青春・恋愛・ヒューマンドラマに分類される。内向的な主人公・榛名優が秋月風夏と出会い、人間的に成長していく様子、彼らが結成するバンドが憧れのバンドへと追いついていく様子が描かれる。物語序盤で主要キャラが交通事故で亡くなるため、人間の死と向き合い、乗り越えていくヒューマンドラマの要素が大きい。

「Blue Wells」のボーカル兼ギター。「HEDGH HOGS」の武道館ライブの日に路上ライブをしているところで優と出会う。以前は「other side of the wall」に所属していた。メンバーがバンドを辞め、1人で本名を名義として活動していたところを優に誘われる。優よりも2つ年上。物語終盤では優と付き合うことになる。

HEDGE HOGS(ヘッジホッグス)

左から矢矧伸明(ノブ/Dr)、石見寿(ヒサ/Gt)、吉野友美(トモ/Key)、多摩レイカ(たま/Vo)、小田ニコルソン武蔵(ニコ/Ba)

作中で登場するロックバンド。登場人物の全員が認知しているほどの伝説的なバンドであり皆の憧れの存在として描かれる。名言はされていないが、海外でのシェリーホーネットとのエピソードを鑑みると世界的にも活動していたと考えられる。ボーカルのたま、ベースのニコ、ギターのヒサ、ドラムのノブ、キーボードのトモの5人組。結成当初はギターとして西辺誠が居たが、実力不足だという自責の念から脱退した。物語序盤では活動休止中であり、後に活動再開する。その後、たまの喉の病気から「SONIC BOOM FES」を最後にバンドは1度解散し、「BULE SUMMER」後に氷無小雪が2代目ボーカルとして加入し再結成する。

多摩レイカ(たまれいか)

「HEDGE HOGS」の初代ボーカル。ステージネームはたま。高校生の時に西部誠に誘われ音楽を始める。「BULE SUMMER」後の新体制ではギターへパート変更する。最終回でニコと結婚している。

小田ニコルソン武蔵(おだにこるそんむさし)

ニコ

「HEDGE HOGS」のベース。ステージネームはニコ。たまと同じく高校生の時に西部誠に誘われ音楽を始める。口下手で不愛想だが、優のことを気にかけている。高校の頃からたまとは気が合い、最終回でようやくたまと結婚式を挙げている。

吉野友美(よしのともみ)

「HEDGE HOGS」のキーボード。ステージネームはトモ。バンドの休止中には教職免許を取得後に高校教師をしており、優、秋月風夏、三笠の担任に就任する。

矢矧伸明(やはぎのぶあき)

「HEDGE HOGS」のドラム。ステージネームはノブ。バンドの休止中は海の家を経営していた。那智が師匠と呼び、彼に度々説教交じりの指導をしている。

石見寿(いわみひさし)

「HEDGE HOGS」のギター。ステージネームはヒサ。石見沙羅の兄であり、ライブハウスを経営している。

西部誠(にしべまこと)

「HEDGE HOGS」の創設時のメンバーでギターを担当していた。実力不足だという自責の念から脱退し、海外でライブパブ「ヤマアラシ」を経営している。

氷無小雪(ひなしこゆき)

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