STRATOVARIUS(ストラトヴァリウス)の徹底解説まとめ
ストラトヴァリウスとは、フィンランド出身のヘヴィメタルバンドである。
ジャンルは、パワーメタルやスピードメロディックメタルに分類される。1989年にアルバム『FRIGHT NIGHT』でデビュー。北欧メタルを代表するバンドであり、クラシック音楽を取り入れ、メロディックスピードメタルの定番を確立したグループ。
母国フィンランドやヨーロッパのみならず、日本でも、哀愁を感じさせるメロディーで、根強い人気を保っている。幾度のメンバーチェンジを経て、活動を続けるバンドである。
1988年リリース。
ストラトヴァリウスのデビューシングル。新生ストラトヴァリウスを先に聴いた後だと、ヴォーカルの違いに驚くかもしれない。
年代を感じさせる演奏だが、イントロ部分は印象強い。
『BLACK NIGHT』
1989年リリース。
まだメロディアスというよりハードロック寄りのサウンド。しかし、イントロや間奏に聴かせるギターに惚れ込んでしまう楽曲。
『BREAK THE ICE』
1992年リリース。
ミドルテンポの3枚目シングル。絶頂期のようなメロディアスさはないが、ミステリアスな雰囲気を纏っているサウンドである。
間奏のキーボードの音色がガラス細工のように美しい。
『WINGS OF TOMORROW』
1995年リリース。
この楽曲はイントロがまさに宇宙空間を思わせる幕開けである。
スローテンポのシングル曲。
『FATHER TIME』
1996年リリース。
人気アルバムの一つである『EPISODE』にも収録されているシングル曲。
ハイトーンボイス炸裂、ストラトヴァリウスを代表する1曲である。このシングルで、メロスピを確立し始めている。
『WILL THE SUN RISE?』
1996年リリース。
アルバム『EPISODE』からシングルカットされた。キーボードとギターのユニゾンはいつまでも聴いていたい哀愁メロディーだ。
この曲は、必ず聴いておきたい1曲である。
『BLACK DIAMOND』
1997年リリース。
イェンス・ヨハンソンのキーボードで幕を開ける。イントロの旋律だけでも、せつなくなる曲。
ライブでもよく歌われるシングル曲。アルバム『VISIONS』に収録。
『THE KISS OF JUDAS』
1997年リリース。
アルバム『VISIONS』からのシングルカット曲。
スローテンポナンバーだが、じっくりと聴かせるサビと、ギターソロに胸が打たれる。
『S.O.S』
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目次 - Contents
- STRATOVARIUSの概要
- STRATOVARIUSの活動経歴
- STRATOVARIUS誕生
- デビューから絶頂期へ
- バンドの活動休止とティモ・トルキの脱退
- 新生・STRATOVARIUS
- STRATOVARIUSのメンバー
- 現メンバー
- ティモ・コティペルト / Timo Kotipelto
- イェンス・ヨハンソン / Jens Johansson
- ラウリ・ポラー / Lauri Porra
- マティアス・クピアイネン / Matias Kupiainen
- ロルフ・ピルヴ / Rolf Pilve
- 旧メンバー
- ティモ・トルキ
- カタリーナ・ウィーアラー
- スタファン・ストロールマン
- ジョン・ヴィヘルヴェ
- ユルキ・レントン
- ヤリ・ヘベム
- ヤリ・カイヌライネン
- トゥオモ・ラッシーラ
- ヨルグ・マイケル
- ミカ・エルヴァスカリ
- アンティ・イコーネン
- STRATOVARIUSのディスコグラフィー
- アルバム
- 『FRIGHT NIGHT』
- 『TWILIGHT TIME』
- 『DREAMSPACE』
- 『FOURTH DIMENSION』
- 『EPISODE』
- 『VISIONS』
- 『DESTINY』
- 『INFINITE』
- 『INTERMISSION』
- 『ELEMENTS PART.1』
- 『ELEMENTS PART.2』
- 『STRATOVARIUS』
- 『POLARIS』
- 『ELYSIUM』
- 『NEMESIS』
- 『ETERNAL』
- ライブアルバム・コンピレーションアルバム
- 『BEST OF』
- 『DESTINY』
- 『VISIONS OF EUROPE』
- 『ENIGMA: INTERMISSION II』
- シングル
- 『FUTURE SHOCK』
- 『BLACK NIGHT』
- 『BREAK THE ICE』
- 『WINGS OF TOMORROW』
- 『FATHER TIME』
- 『WILL THE SUN RISE?』
- 『BLACK DIAMOND』
- 『THE KISS OF JUDAS』
- 『S.O.S』
- 『HUNTING HIGH AND LOW』
- 『IT'S A MYSTERY』
- 『A MILLION LIGHT YEARS AWAY』
- 『EAGLEHEART』
- 『I WALK TO MY OWN SONG』
- 『MANIAC DANCE』
- 『DEEP UNKNOWN』
- 『DARKEST HOURS』
- 『UNBREAKABLE』
- DVD
- 『INFINITE VISIONS』
- 『UNDER FLAMING WINTER SKIES』
- STRATOVARIUSの代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- Black Diamond
- Forever Free
- Father Time
- Speed of Light
- Will the Sun Rise?
- Hunting High and Low
- STRATOVARIUSの名言・発言
- ティモ・トルキ「人間というのは学びながら生きていくものだよ」
- イェンス・ヨハンソン「俺は他の人達みたいに1日に8時間も練習したりしなかったよ。せいぜい3~4時間かな。それ以上やっていたら頭が変になっていたと思う」
- STRATOVARIUSの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ティモ・トルキ脱退の一因は傷害事件
- 精神病と闘っていたティモ・トルキ
- ティモ・コティペルトの呼び名は小ティモ