魔神伝(漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『魔神伝』(まじんでん)は、来留間慎一(くるましんいち)原作による独特な世界観のSF伝奇アクション漫画作品。1986年、『月刊少年キャプテン』18号にて連載を開始してOVA化されるほどのヒットとなった。主人公・兵頭は異世界より現れた魔導士ビョウドと戦い、彼を体内に取り込んでしまう。強力な魔術が使えるようになった兵頭は付き合いの長い涼と念法使いや宇宙からの執行官たち、さらにふたりの子供たちと共に、邪悪な魔獣や宇宙人やゲームの魔王などと戦う。

高柳涼(たかやなぎりょう)

CV:玉川紗己子
兵頭と同じクラスの女子で兵頭を「力くん(りきくん)」と呼ぶ。
空手部所属。高柳流の使い手で二段。兵頭並みの技を持つが体格の違いがあり、兵頭との試合は断っている。
催眠術などの術の効力に少しだけ耐性がある。
兵頭と付き合いが長いらしく仲が良い。ビョウドと同化した後、事件に巻き込まれたりするが持ち前の物怖じしない性格と抜群の格闘センスで切り抜ける。
また兵頭をサポートする役回りも務めるようになる。
兵頭との仲に関する細かい言及はないが、互いに命を預け合うくらいに信頼が厚い。

魔神伝編の登場キャラクター

結城稔弘(ゆうきとしみつ)

CV:井上和彦
念法使いで木刀をつかって戦う。木刀自体はあくまでも普通の木刀で少し細身に削ったものを使用。
ビョウドを取り込んだ後の兵頭と同格の力を持っているが、我流で身に着けた力で本家の人間の力はもっとすごいと語る。邪妖精を退治するため、兵頭と手を組む。
OAV版では邪妖精の長に憑かれてしまい、だんだん邪悪になり兵頭との戦いを求めるようになる。最終的に邪妖精の長が表面化して結城は消えてしまう。

斬奸(ざんかん)

CV:田中秀幸
処分屋(エクスキューショナー)で凶悪犯バルマを追って地球にやって来た。木星の執行機関から派遣されていて、装甲服(コンバットスーツ)に身を包んで戦う。
体術を身に着けていて、兵頭と道場で試合をするが、一本取られてしまう。
兵頭、結城らに手玉に取られていいところなしで描かれるが、正義の心を持つ好青年である。

サンディ

CV:冨沢美智江
斬奸のパートナー。基本的に斬奸の戦闘のサポートを行うために宇宙船でのオペレーションがメインであるが、必要であれば直接捜査を手伝う。体術の使い手で涼と互角の勝負をする。

電脳魔境戦記編の登場キャラクター

浩二(こうじ)

ゲーム中に眠ってしまって起きない宏を助けるために大海とともに兵頭たちとゲーム世界に入り込んで冒険に向かう。攻略本を持参している。

大海(おうみ)

ゲーム中に眠ってしまって起きない宏を救うために浩二とともにゲーム世界についていく。

宏(ひろし)

アモルファスにより、ゲーム内に勇者として取り込まれてしまった。意識を奪われ深い眠りについてしまうが、浩二と大海の声に反応する。

タロスクーガ

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