Sia(シーア)の徹底解説まとめ
Sia(シーア)とはオーストラリア出身のシンガーソングライター。顔を隠して歌う”覆面シンガー"で2014年リリースのアルバム『1000 Forms of Fear』が世界中で大ヒットして、同アルバム収録の「Chandelier」はYouTubeの再生回数は約23億回を誇るなど一躍トップアーティストになった。大物アーティストらに楽曲提供しヒット曲を連発させており、楽曲提供者としての評価も高い。音楽活動以外にもチャリティ活動、映画監督などマルチな活躍を見せている。
時代設定が70〜80年代頃で、家族や友人と一緒にクリスマスパーティーを心の底から楽しむ女性が主人公のミュージック・ビデオが作成されている。
シリアスで緊張感漂うMVの多いシーアだが、このMVはポップでコミカルな仕上がりになっている。
Siaの名言・発言
「夢を売るだけでは怠慢だもの」
「私たちはほかの人と何も変わらない。脳の働きが少し違うだけ。でも、ポッドキャストに取り上げられたり、雑誌の表紙を飾ったりする程度に人から興味を持たれているのであれば、自分がどういう人間か、何を考えているのか、正直に語ることは義務だというのが、私の考え。夢を売るだけでは怠慢だもの」
以上が発言全文。
ドラッグやアルコール依存、うつ病の発症など、過去に苦い経験をしてきたシーア。そのトラウマや過ちをひた隠しにせずオープンにしてきたことについて尋ねられた際の彼女の発言。
www.vogue.co.jp
「インターネットで自分のルックスが批評されるのはイヤ」
「インターネットで自分のルックスが批評されるのはイヤ。ポップスターのためにたくさんのポップソングを作ってきたから彼らの多くと友達だけど、彼らの人生を見ていると自分はああはなりたくないと思う」
以上が発言全文。
"顔をウィッグで隠した姿"で活動するようになった彼女の真意が読み取れる発言である。
Siaの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
「Chandelier」のMVに出演したマーティとの素敵な関係
YouTubeの再生回数約23億回を誇る「Chandelier」のMVで表現豊かなダンスを披露した当時11歳のマディー・ジーグラーが、約4分間の振り付けを覚えるために要した時間はたったの20分間だった。
このMVをきっかけにマーティはライブや他のMVへの出演、シーアが彼女の後見人になるなど公私共に親交を深めていくことになる。
顔をウィッグで隠すアイデアは瞑想中に生まれた
顔をウィッグで隠したミステリアスな姿が魅力的なシーアだが、このアイデアは”瞑想中”に生まれたものらしい。
顔を隠したことで「世間の目が気にならない」「歌により集中できるようになった」など、得られたメリットは多いとのこと。
さまざまな疾病を乗り越えカムバックに成功
アルコール依存病やうつ病の他にバセドウ病を発症していることが2010年頃に発覚する。
バセドウ病とは甲状腺ホルモンが過剰に分泌されてしまう病気であり、疲れやすさやだるさ、身体の震え、突眼などの症状を引き起こす難病である。
さまざまな疾患を抱え身も心もボロボロの彼女だったが懸命なリハビリ治療により、見事カムバックを果たす。
彼女が病気に打勝ち現在も精力的に音楽活動を続けることは、同じ病気で悩む人にとっても大きな支えになっている。
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目次 - Contents
- Siaの概要
- Siaの活動経歴
- 鳴かず飛ばずの不遇時代
- 名曲「Chandelier」誕生、一気にスターダムにのし上がる
- チャリティ活動、映画監督など幅広く活動を展開させていく
- Siaのプロフィール・人物像
- Siaのディスコグラフィー
- シングル
- 『Taken for Granted』
- 『Little Man』
- 『Drink to Get Drunk』
- 『Don't Bring Me Down』
- 『Breathe Me』
- 『Where I Belong』
- 『Numb』
- 『Day Too Soon』
- 『The Girl You Lost to Cocaine』
- 『Soon We'll Be Found』
- 『Buttons』
- 『 You've Changed』
- 『Under the Milky Way』
- 『Clap Your Hands』
- 『Bring Night』
- 『Chandelier』
- 『Big Girls Cry』
- 『Elastic Heart』
- 『Fire Meet Gasoline』
- 『Alive』
- 『Cheap Thrills』
- 『Bird Set Free』
- 『Free Me』
- 『I'm Still Here』
- 『Original(from Dolittle)』
- 『Saved My Life』
- 『Together』
- 『Courage to Change』
- 『Hey Boy』
- アルバム
- 『only see』
- 『Healing Is Difficult』
- 『Colour the Small One』
- 『Some People Have Real Problems』
- 『We Are Born』
- 『1000 Forms of Fear』
- 『This Is Acting』
- 『Everyday Is Christmas』
- 『Music - Songs From and Inspired By the Motion Picture』
- Siaの代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- 「Chandelier」
- 「Alive」
- 「Hey Boy」
- 「Santa's Coming For Us」
- Siaの名言・発言
- 「夢を売るだけでは怠慢だもの」
- 「インターネットで自分のルックスが批評されるのはイヤ」
- Siaの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 「Chandelier」のMVに出演したマーティとの素敵な関係
- 顔をウィッグで隠すアイデアは瞑想中に生まれた
- さまざまな疾病を乗り越えカムバックに成功