ゆらぎ荘の幽奈さん(漫画・アニメ・ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『ゆらぎ荘の幽奈さん』とは、ミウラタダヒロが2016年から2020年まで『週刊少年ジャンプ』で連載していた漫画およびそれを原作としたアニメ、ゲーム作品。架空の湯煙温泉郷をメインの舞台とした、バトルを含むラブコメである。地縛霊・湯ノ花幽奈(ゆのはなゆうな)の未練を晴らして成仏させることを目的に、冬空(ふゆぞら)コガラシが奮闘する様子を描く。

仲居 ちとせ(なかい ちとせ)

CV:原田彩楓
13歳の姿のまま1000年近く生きている座敷童子。幼い見た目に反してゆらぎ荘の最古参で、ゆらぎ荘の管理人(仲居)として管理人室に住む。
誕生日と血液型:不明。身長:135cm、体重:34.5kg。3サイズ:B66(A)-W49-H71。
おかっぱ頭。オレンジ色の浴衣に白い三角巾と割烹着を着用している。
自分を含む対象者に何らかの幸運もしくはと不運をもたらす「運勢操作」という能力を持つ。
ただし反動として幸運には不運が、不運には幸運が発生し、そのうえいつ何が起こるかはちとせ本人にもわからない。
この能力のためゆらぎ荘では最強とされ、何らかの理由でゆらぎ荘を襲撃する者は運勢操作への対策を施している事が多い。
学校に通う事が夢であり春から中学校に通っているが、中学校の生活を楽しんでいる事が知られると威厳が保てないため、ゆらぎ荘のメンバーには秘密にしている。
文法や単語を覚えきれず英語は苦手だが、日本史は知り合いが出てくるので面白いらしい。
こゆずも管理人室に住むようになったためか、勉強は管理人以外立ち入り禁止の倉庫で行っている。
自分が座敷童子である事を知りながら良くしてくれる温泉組合の人たちやゆらぎ荘の現オーナーには感謝している。
幽奈が抱くコガラシへの想いについては、人ならざる者の恋路は平坦ではないと案じている。
アイドルではジョニーズのマロジュン推し。
ゆらぎ荘で行われたハロウィンパーティーの際に千紗希から教わって洋食のレパートリーが増えた。

荒覇吐 呑子(あらはばき のんこ)

CV:加隈亜衣
酔えば酔うほど強くなる酒呑童子の末裔の鬼。ゆらぎ荘の201号室に住む。職業はマンガ家で連載している雑誌は月間少女マーマレード。
誕生日:10月13日。血液型:AB型。身長:172cm、体重:61.3kg。3サイズ:B105(I)-W62-H97。
ピンクの長髪。普段から肌や下着を露出するような、着崩した格好でいる。以前はは裸族だったが、コガラシに配慮して水着や服を着用しているとの事。
お酒好きのため呑んでいない時の方が珍しく、ほとんどの登場シーンで酔っぱらっている。
出自が複雑で、本名は宵丿坂呑子(よいのざかのんこ)だが家出してからは荒覇吐呑子と名乗っている。
鬼の一族である宵丿坂家と荒覇吐家の混血であり、その一因で史上最強の鬼となる力があったが、当代最強といわれる爺様が管理できるよう遠縁の呑子を養子として迎え、幼い内に鬼の力を封印していた。
少女時代は鬼の末裔の宿命として妖怪退治等も行っていたが、ある日大けがをして死にかけた事で考えを改め、反動からやりたい事を片っ端からやらないと気が済まなくなり、色々やっている内にマンガ家へ落ち着く。
呑子は忘れているが死にかけたのは義父である醸之介が仕組んだ暗殺であり、暗殺される間際、天狐幻流斎に救われて封印と暗殺の真相を聞かされ、封印も解除してもらった呑子は幻流斎に協力し、ゆらぎ荘の住人となる。
原稿の執筆中、特に締め切り前は担当編集の累にお酒を取り上げられて表情もきつくなり荒んでしまうが、いつも何とか間に合わせている。
お酒を飲むのは原稿の締め切りを含む、イヤな事を忘れるためでもあるらしい。
過去にろくな男と出会わなかったため、時折現実を思い出して、自分が描いている「リア充なティーン共がきゃっきゃうふふする」原稿にフラストレーションをぶつけている。
コガラシに資料写真の撮影モデルを頼んだ時は自分も制服のコスプレをして、逆セクハラのような指示を出すものの、本人は至って真面目である。
また、普段行われる逆セクハラもコガラシに対する好意の表れである。
マンガ家と知れてから締め切り前になるとコガラシは強制的に、マトラはタイマン勝負との引き換えに原稿の執筆を手伝わせている。
朧がゆらぎ荘に住むようになってからは、コスプレモデルをさせるのと引き換えに文献(自身のマンガを含む恋愛関係の本)を見せている。
戦闘態勢に入ると額から角が生え、強さは銘酒鬼殺しを五合で霊力値3万のマトラを空の彼方に吹き飛ばし、千升で霊力値1億2千万の逢牙と互角に戦えるほどだが、全く酔っていない状態だと少し怪力なくらいである。

雨野 狭霧(あめの さぎり)

CV:高橋李依
妖怪や悪霊を成敗する誅魔忍軍に所属する雨野流誅魔忍術の使い手。雲雀の従妹で同級生。同じ雨野一族の本家筋である。ゆらぎ荘の202号室に住む。コガラシの同期生。
誕生日:6月24日。血液型:A型。身長:163cm、体重:51.3kg。3サイズ:B94(F)-W59-H88。
長髪を霊気で作った手裏剣型の髪留めで左にまとめている。紺色の上着と白のスカート、タイツを着用しているか、セーラー服を着用。
雲雀の従妹で同級生。同じ雨野一族の本家筋の誅魔忍。
極度の男性不信で、出会った当初はコガラシにもきつくあたっていたが、真っ直ぐで真摯な様子を見ている内に好意を抱くようになる。
幽奈、千紗希、雲雀がコガラシへの好意を自覚してその話を聞いた後は胸の疼きを感じ、任務でも調子を落としていたが、鬼蜂の女王蜂退治をコガラシに任され、不甲斐ない女だと思われるのが歯痒かったのだと気付き、調子を戻している。
幼稚園からずっと女子高育ち(誅魔の里)だったが、中二の時に任務でゆらぎ荘へ住むようになり、学校も転校した当時は眉目秀麗、文武両道、成績優秀な完璧超人が来たと話題になるものの、すぐに腕っぷしの強さと男嫌いな性格で男子からは恐れられる存在となった。
得意科目は古文で、苦手科目は数学。
雨野流秘伝の生薬に強いこだわりがあり、それを配合したカレーの匂いだけでコガラシと夜々を気絶させる。コガラシが風邪を引いた際も生薬を飲ませようと持参していた。このため味音痴だと思われている。
女である前に誅魔忍であると決めているため、女子力が足りないのが悩み。
初めてゆらぎ荘に訪れた千紗希の私服を見た際は、自身の服装と比べてしまい落ち込み、コガラシから褒められた私服に着替えている。
ゆらぎ荘に住み着いた朧があまりに節度なくコガラシに迫る様を見て苦言を呈していたが、「器量よし」と朧に言われてからは受け入れるようになる。
臨海学校で着る水着を買いに行った際は、コガラシから褒められたビキニを購入した。
ビキニの着用すら決死の覚悟だったが、千紗希が花柄の水着を着用しているのを見ると驚愕する。
こゆずが作った惚れ薬入りの宇治金時を食べてしまい、半裸でコガラシに抱きついたり、好きな気持ちを増幅されたとは言え好意がある事を吐露してしまうという被害を被った。惚れ薬の校歌が説けてからは部屋にこもってしまい、自分が未熟だと恥じている。
時雨の計らいで雲雀がゆらぎ荘へ入居した際、思った以上にえっちな出来事に慣れてしまっている事を指摘され反省している。
文化祭ではメイド&執事Cafeでメイドをやっていた。
コガラシがかるらにさらわれた際は救出へ向かい、雲雀と共にマトラと交戦。一方的に攻撃されながらも、うららからの霊視通信で送られた霊符精製術式を書き換え、操ったクナイで瓦礫の霊符を作り、マトラを僻地へ飛ばしている。

伏黒 夜々(ふしぐろ やや)

CV:小倉唯
いつも眠そうな猫神憑き。ゆらぎ荘の203号室に住む。コガラシより1つ年下。
誕生日:3月28日。血液型:AB型。身長:150cm、体重:43.8kg。3サイズ:B78(C)-W54-H83。
無造作に切りそろえたショートカット。ネコミミがついたパーカーや上着とハーフパンツを着用している。
猫神憑きのため、霊能力者であれば尻尾や頭の上の耳が見える。
湯煙高校の付属中学に通っており、受験なしで湯煙高校へ進学できる。学校の成績は案外優秀。
呑子ほどではないものの、下着姿でうろついていても気にせず、服が破けて半裸になった時もコガラシに抱きついたり、惚れ薬に惑わされた狭霧が痴態を晒してしまっても黙々と勉強を続ける。
しかし猫に化けていた時コガラシに撫でられた際は羞恥心をあらわにしていた。
コガラシが作ったヤマメの塩焼きに感動したり、千紗希の料理を一口食べただけで餌付けされるなど、食べ物に釣られると弱い。美味しいものはシラタマにも分けるなどの優しさがある。
毎年、福猫祭りが行われる福猫神社で猫神たちをじゃらす踊りを披露している。
多くの猫神が友達として力になってくれるが、夜々自身には全く戦闘力がない。「みんなが困ってたら夜々が助ける。夜々が困ってたら助けてもらう」とのこと。
こゆずがアニメの「ぽぽるん」のマネをして魔法少女ぽこるんとして遊んだ時は、猫に化けて使い魔ややるんとなったが、いつも通りこゆずがやりすぎたため、自分がこゆずを止められなかったと謝罪している。
コガラシがかるらにさらわれた際は幽奈、狭霧、雲雀と共に緋扇邸へ潜入し、猫神の気配を消す力を使い幽奈と共にかるらの私室へ向かう。私室のそばでスズツキの他心通によって発見され、シラタマと共にかるらの私兵を蹴散らす。シラタマが力を使い果たしたあとは自分の中で休ませ、猫神様いっぱい召喚でスズツキも撃退したが、そこで疲れて眠ってしまった。

シラタマ

CV:大地葉
夜々に憑依している猫神で、普段は夜々の中で眠っているが、夜々から出て外で遊ぶ事もある。
夜々が頭の上に乗れるほど大きく、尻尾は3本あり、人の頭ほど大きい鈴を首に付けている。
じゃれるだけで複数の人間を吹き飛ばしてしまう。
周囲の人間の気配を消す能力と、負傷を癒す能力を使える。
コガラシが作ってくれる焼き魚が好物。
他の猫神と違い、まだ人の言葉を喋る事はできない。
夜々がサブロウと初めて出会い、他の猫神と友達になりたいと言った時はショックを受けたが、シラタマに友達を作りたいという真意を聞いて感激している。
コガラシがかるらにさらわれた際救出に向かった夜々のために戦い、かるらの私兵でも手練れである三羽鴉を倒している。力を使い果たしてからは夜々の中で眠った。

信楽 こゆず(しがらき こゆず)

CV:春野杏
化け狸の少女。1巻6話からゆらぎ荘の管理人室に住む。
誕生日:4月6日。血液型:B型。身長:125cm、体重:31.5kg。3サイズ:B57-W43-H65。
葉札を使った変化の術を使うがまだまだ苦手で、尻尾や頭の上にある耳を長時間隠せず、心を変化させる術も難しくてまだ使えない。自身に変化の術を使う事で小さくなる事はできる。
「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の最終回企画として「両津勘吉」のイメージである「つながり眉毛」を作中に登場させるというものがあり、本作ではこゆずが千紗希や日和と出かけた際にかけたメガネにつながり眉毛が描かれていた。当時連載されていた多くの作品が単行本では「つながり眉毛」を修正して消していたが、本作の場合、4巻31話にて雑誌掲載時と同じまま収録されている。
3巻の番外編では大人に化けられるようになったが、耳と尻尾はまだ隠せなかった。
悪気はないものの、葉札の術でコガラシをボディーソープに変化させる、惚れ薬を作る、女性の服を変化させると大切な部分が露出してしまうなどの失敗で迷惑をかける事が多い、ゆらぎ荘のトラブルメーカーである。
おっぱいが大好きで、特に千紗希のおっぱいに憧れ、研究のため千紗希のヌイグルミに葉札を仕込んで心霊現象を起こしていた。
コートを纏った不審者に化けていたが、追われた際に葉札で怪物を出すもののコガラシに一撃で粉砕され、恐怖のあまり変化が解ける。
千紗希に許されてからは宮崎家へ度々遊びに行っている。
早く大人になりたいため、呑子に男を悩殺する方法を教わっている。
日和に頭と尻尾をもふもふさせる代わりにアイスクリームをもらっていたせいか好物になる。
形を保つためにブラジャーが必要だという事はわかっているが、せっかくのおっぱいを隠す事に納得がいかない。
母親から信頼されている千紗希をうらやましく思っている。
日和と千紗希から一緒に暮らさないかと言われた時は嬉しく思ったが、一人前の化け狸になろうとせず甘えてしまいそうで断っている。
自らの希望通りゆらぎ荘でハロウィンパーティーが行われた際は飾り付けを一瞬で終わらせた。
幽奈が雲雀に憑依したことからヒントを得て、葉札を幽奈そっくりに変化させ、1日ももたないながらも無事幽奈を霊力がない者からも見える体に憑依させる事に成功した。

神刀・朧(しんとう・おぼろ)

CV:小松未可子
誕生日:9月7日。血液型:不明。身長:151cm、体重:44.3kg。3サイズ:B81(C)-W54-H80。
先代黒龍神の尾より生まれ出でた守り刀の化身で、厳密には玄士郎の姉に当たり、役割は玄士郎のお目付け役。205号室に住む。
左目を眼帯で隠しているが、怪我などがあるかは不明。
神速で動く事ができ、作中最速のスピードを誇り、戦う際は腕を刀のように変化させる。また転送術の使い手でもある。
玄士郎が非常識な行動を取るたびに手刀で諌める。
弟だが当主である玄士郎と、龍雅家を玄士郎の母に託されたのが心の縛りとなっている。
玄士郎が倒され自身も敵わないと悟った朧は、より強き龍雅家を作るためゆらぎ荘の住人となり、コガラシの子を授かろうと度々裸で布団に忍び込み、愛人(または妾)の座を狙うようになった。また羞恥心もなく、大広間などでも半裸もしくは全裸でコガラシに単純接触するため、人間の世界の節度を身に付けろと狭霧に度々怒られている。
ゆらぎ荘に来てからは、先代黒龍神への朝拝(ちょうはい)を行うため、身を清めるために滝業を行っている。
コガラシを惚れさせるため料理を作ろうとしたが、腕を刀化して食材を斬り付け、そのまま厨房を破壊してしまうなど、恋愛方面意外でも常識に欠ける。
一度は敵対したゆらぎ荘の面々に相談し、教えを請うなど律義な面もあるが、恋愛事情に関しては誰もが適切なアドバイスができず、呑子のマンガや持っている本を恋愛関係の文献と称しており、知識はかなり偏ってしまっている。
現在は側室の制度がないため、コガラシとは愛人契約を希望している。
千紗希を女子力の師匠と勝手に決めている。
コガラシが夏休みのバイトで単純接触すら叶わなかった時は、夏休み明けの湯煙高校へ入り込んでコガラシの先回りをし、多数の生徒や教師を縛りつけて二人きりになろうとするという強硬策をとった。この際はさすがに狭霧たちから説教を喰らい、学校中をお詫びに回った。

雨野 雲雀(あめの ひばり)

CV:井上ほの花
妖怪や悪霊を成敗する誅魔忍軍に所属する雨野流誅魔忍術の使い手。狭霧の従妹で同級生。同じ雨野一族の分家筋であり、幼い頃から狭霧をライバル視していた。誕生日:8月7日。血液型:B型。身長:154cm、体重:45.1kg。3サイズ:B80(C)-W56-H81。
狭霧ほど重症ではないが、登場当初は男性に対して免疫が薄かった。
少しでも狭霧に勝ちたい一心のあまり、しのび祭りで出会って間もないコガラシに半裸で迫る。未遂に終わったものの、約束を守ってくれたコガラシに対して好意を抱き、狭霧に宣戦布告している。
幼い頃から狭霧と比べられ、本家の娘に負けるなと言われて育つ。しかし努力しても狭霧には勝てずいつも二番目だった事がコンプレックスになっている。
5巻38話から湯煙高校へ転校し、コガラシと同じクラスになり、同時にゆらぎ荘へ移住した。
ゆらぎ荘のメンバーが皆良い人そうで安心したところ、呑子の水着姿、朧によるコガラシへの単純接触、幽奈が同室で寝ぼけるとコガラシに抱きついてしまう事などを知りショックを受け、狭霧に文句を言っている。
ゆらぎ荘でやっていく自信を失いかけたところ、露天風呂でゆらぎ荘の女性陣から歓迎を受けて感謝した。
時雨の引っ越し祝いで露天風呂にコガラシが転送された時は恥ずかしさのあまり忍具を投げ散らかしてしまったが、翌朝謝ろうと部屋の前をうろうろしていたところ朧に誘われて一緒に204号室へ入り、幽奈が半裸の状態でコガラシの布団へ潜り込んでいるのを目撃してしまい、コガラシを絶対真っ当な道に戻してみせると決意した。
しかし胸のサイズで幽奈、狭霧、呑子に負けているため自信を喪失し、千紗希と日和にバストサイズアップの方法を伝授してもらってからは、住人の目を盗んでバストアップに励んでいる。
文化祭の舞台劇では人魚姫役を演じるものの、衣装を引っかけて頃んだ際に気絶してしまい、以降は幽奈が雲雀に憑依して行われた。目が覚めた時には舞台も終わっており、ゆらぎ荘のメンバーから身に覚えの無い称賛を受けた。
幽奈や千紗希がコガラシへの恋心に気付いてからは呑子へも相談して積極的に可愛くなろうとする。狭霧に褒められた事で縞々の下着に愛着があり、フリルがついているものに変えている。
6巻49話からは幽奈、千紗希、雲雀がそれぞれコガラシへの想いを吐露する事で、ライバルだけど友達という関係になる。
コガラシと千紗希が共同作業で作ったケーキを食べた時は、料理で千紗希に敵わないと悟った。
かるらにさらわれたコガラシ救出に赴いた際に霊装結界を使用するものの、未熟なためほぼ裸だった上に、マトラの加減した一撃で全て破られている。

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