行け!稲中卓球部(古谷実)のネタバレ解説・考察まとめ

『行け!稲中卓球部』とは1993年から1996年まで『週刊ヤングマガジン』に連載されたギャグ漫画。古谷実のデビュー作である。
コミックスは全13巻で完結。累計2500万部発行。1996年、第20回講談社漫画賞一般部門受賞作品。1996年アニメ化。
「稲豊市立稲豊中学校」の卓球部に所属する2年生6人が主な登場人物。特に女子にモテない前野、井澤、田中の3人が、学園生活で若い中学生特有の性欲を持て余し、抑えきれずに女子生徒や部員の肉親、通りすがりの女子までも巻き込むセクハラ行為の限りを尽くす。

1995年にアニメ化された。原作の人気とは反してアニメ版の評価は低い。
作者自身も稲中のなかで登場人物の日常会話として「アニメ見た?」「最悪だなあれ」と語らせている。
稲中のアニメとは特定していないがアニメ放映時期だったため作者の批判だと考えて間違いない。

アニメ版が不評だった理由
エロ表現や下ネタがかなりソフトに描かれていることや、全体的にスローテンポで描かれており、原作の特徴であるスピーディーな展開がまったく表現されていないことなことが挙げられる。
放送の時間や制作予算に制約があるので仕方ない面もあるのだが、アニメで初めて稲中を見た人が「稲中が面白いと聞いたが、全然面白くなかった」と思われてしまうことが懸念されるほど非常に残念な出来となった。

『行け!稲中卓球部』の主題歌・挿入歌

アニメ主題歌

OP(オープニング):SWITCH『しゃにむにシェイク!シェイク!』(第1話~第12話)

OP(オープニング):SWITCH『満員電車にひとめぼれ』(第13話~第24話)

ED(エンディング):THE ZIP GUNS『いつになっても いつまでも』(第1話~第12話)

ED(エンディング):岩下京子『BOOING』(第13話~第26話)

tktk846
tktk846
@tktk846

目次 - Contents