ケムリクサ(アニメ・漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ケムリクサ』とは、2019年1月から放送された、ヤオヨロズ制作のSFファンタジーアニメ。監督は『けものフレンズ』で知られるたつき監督。Twitterやニコニコ動画等に「趣味のアニメ」として投稿された前日譚、後日譚が存在する。水を求めて荒廃した世界を旅する姉妹と、謎の少年・わかばが世界の謎を解き明かす冒険、そして姉妹の四女りんが自分の「好き」を見つけるまでを描く。タイトルである「ケムリクサ」は作中に登場する不思議な葉。色ごとに様々な機能があり、姉妹たちが旅する世界とも密接な関わりがある。

りりから分割して目覚めた後の姉妹が、これからどうするかを相談している。
この時点では一島、二島などの名称は使っておらず、「りょくちゃんが見た島」とだけ話している。
りなが作ったという橋もまだない。

0.5話

りんとりょくが、りょくの好きなものについて話している。
「わからないことだらけの世界だけど、わからないことだらけってことは、これからたくさん覚えられるってことだからね。最高楽しいじゃん」というりょくの台詞は、もとはりりの言葉であり、本編二話のわかばの台詞にもなる。

0.6話

姉妹の旅が続いている。りょくの姿はない。
あかむしと戦闘があったことをうかがわせる会話の中で、りょうが「私とりっちゃんで無敵の布陣だよお、ボッコボコだよお」と言っていることから、この頃はりつが前線に出ていたことがわかる。
りんとりょうの会話の中で、「もっと強い奴のにおいがする。さらにうんと奥に、いっちょとんでもないのが」と、赤い木の存在が示唆されている。
勝てそうにないと呑気に笑うりょうに、りんは怖くないのかと尋ねる。
「それがいいんだわ。これはどう?こっちは?って色々試してるうちに、自分のことがわかる気がするんだわねえ」
りょくの離脱から表情が強張っているりんに、りょうは「りんにも楽しいことを見つけてほしいんだわねえ」と言う。また、「素でやったらりんの方が全然強いんだからねえ」とも言っている。

0.7話

りんとりなの会話。りょうがいなくなっている。
りなはりんに「あまり考えすぎるより、好きなことからしてもいいと思う」と言う。
りなはおいしいものが好きだから、たくさん食べればそれだけ好きなものが増えるし、姉妹の役にも立っていいことづくめだ、と目を輝かせる。
「好きなものを見つけるのって、いやなものを見つけるより難しい」というりなの言葉に、りんは同意する。

0.8話

姉妹の旅が続いている。会話の内容から、現在地が四島であることがわかる。
りんはりくに、「もう新しいところに進むのはやめにしないか」と持ち掛ける。危険な道中で姉妹をふたり失ったことからの提案だった。
しかしりくは「たまーに痛い目みるけど、手つっこんでみねえと実際のところはわかんねえし、触ってみたらたまんねー!ってこと、案外多いんだぜ」と前向きだ。
姉妹は好きなものがあるからこそ、いつでも明るくいられるのだとわかる。

0.9話

姉妹の旅が続いている。りくの姿がない。
ミドリちゃんを発見して育てはじめた頃のりつとりんの会話が描かれる。また、前日譚のりつにはクマがなく、ミドリちゃんを育てるようになってから、水をあまり取らずに弱っていったことがわかる。
りつがミドリちゃんを育てる楽しさを語り、りんは姉妹を守る決意を語る。「これ以上、誰も」というりんの台詞で前日譚は終わる。

12.1話

赤い木との決戦後、力を使い果たして消えていったはずのりょう、りく、りょく。しかし、3人は建造物が吊るされた白い世界で目を覚ます。
新たな発見の予感に目を輝かせるりょくに、あまり状況がわかっていないりょう、りく。混乱する3人のもとに現れたのは、赤い木に殺されたはずのワカバだった。
続きを示唆する終わり方となっている。

『ケムリクサ』の登場人物・キャラクター

声優は 自主制作版 / テレビアニメ版 の順で記載する。併記のない場合はテレビアニメのみの登場。

りん

まとめ髪が特徴の四女、りん。

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