のだめカンタービレの豪華キャストまとめ

フランツ・フォン・シュトレーゼマン（演：竹中直人）

日本を代表する個性派俳優であり、2006年『のだめカンタービレ』でも実にコミカルな役どころを演じた。
派手な服装で、片言の日本語をしゃべり、とにかくスケベ、正体も謎という妙な役どころのはまり役となった。
物語が進行するにつれて実は世界的な名指揮者であることが判明し、弟子となった主人公・千秋に対し、ときおり真剣にアドバイスをするシーンでは、キャラクターの奥深さを見事に表現してみせた。
『のだめ』シリーズ出演以降も、映画やドラマ、ときにはバラエティ番組などにも出演し、その陽気なキャラクターから人気も衰えることを知らない。

エリーゼ（演：吉瀬美智子）

『のだめカンタービレ』シリーズには竹中直人演じるシュトレーゼマンの敏腕マネージャーとして出演。もちろん“悪”でないが、主に千秋を苦しめる凶暴で強引な役を演じた。
2006年のテレビドラマ編、その後の特別編、映画編と、頻繁に登場する。彼女もまた役作り（金髪ストレート・眼鏡）のためか、同作に出演していることを意外にもあまり知られていない。『のだめ』出演以降は、さらに活躍の場を広げ、特にCMの印象も強い。

江藤 耕造（えとう こうぞう／演：豊原功補）

ピアノ科のエリート講師、″ハリセン″こと江藤を演じた。
千秋やのだめとの関係性が強く、第一話から色濃く登場している。
基本的に熱血クールなキャラクターではあるが、のだめをレッスンしたい一心でハリセンを捨て、オナラ体操製作に尽力するなど、チャーミングな一面も見せている。
『のだめ』出演以前から変わらず、実力派俳優として数々の映画・ドラマに出演している。

江藤 かおり（えとう かおり／演：白石美帆）

2006年『のだめカンタービレ』には江藤構造の妻役として出演。
のだめのコンクール出場を影で支え、江藤の良き妻としての一面も見せ、中盤からの短い役ではあったものの、圧倒的な存在感を見せた。
のだめ役である上野樹里とは、映画『スウィングガールズ』でも共演している。

谷岡 肇（たにおか はじめ／演：西村雅彦）

2006年『のだめカンタービレ』にて、のだめの担当講師、谷岡肇を好演した。
谷岡はピアノ科の落ちこぼれ専門講師、通称「オチ専」とされ、それゆえのだめの担当をしていた。
作中では、オナラ体操やもじゃもじゃ組曲などをのだめと一緒に共作する。その自由な教育ぶりに、のだめからはとても気に入られていたものの、中盤以降、あっけなく江藤にのだめの担当をバトンタッチしてしまった。
生徒のことを一番に考える愛のある講師であるものの、どこかミステリアスな雰囲気を醸し出し、つかみどころのない部分も見事に演じきった西村は、古今問わず多方面で活躍している。

峰 龍見（みね たつみ／演：伊武雅刀）

ドラマ、映画問わず、数々の名作に出演され、「いつもどこかで見る」くらい活躍している名優。
瑛太演じる峰龍太郎の父親として、中華料理店「裏軒」を経営している。
千秋やのだめの行きつけの店ということもあり、音楽家ではないものの、ドラマでは何度も登場している。
龍太郎との圧倒的なまでの家族愛を感じるシーンも数多く存在する。
特別編、映画編と、相変わらず親バカでチャーミングな役を好演した。