第9地区(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『第9地区』は、作品賞も含め4部門のアカデミー賞にノミネートされたSFアクション映画だ。
製作は『ロード・オブ・ザ・リング』3部作のピーター・ジャクソン。
ある日突然上空に現れた宇宙船。中には衰弱したエイリアンたちがいた。人類はそのエイリアンたちを「第9地区」と呼ばれるスラム地域に隔離する。
映画にはCGもふんだんに使われ、銃などによる戦闘シーンも迫力満載。SFアクション映画として十分楽しめるが、映画に出てくる「第9地区」はアパルトヘイトを彷彿とさるなど、数々の社会批判も映画の見どころだ。
リヴィングストン(演:ナタリー・ポルト)
日本語吹替:小幡あけみ
学者。
『第9地区』の用語
MNU(Multi National United)
世界第2位の軍需メーカーで、エイリアンの管理を政府から任された超国家組織。軍隊なみの部隊を持ち、エイリアンの持つ武器の技術を盗もうとしている。
巨大な実験室を所有し、そこではエイリアンの人体実験がおこなわれていた。エイリアンの武器は高性能だが、エイリアンでなければ使えないため、その技術が欲しかったのだ。
第9地区
エイリアンが乗ってきた宇宙船の下に作られた、エイリアンたちの居住地区。外部とは壁などで隔離され、28年後には住居もボロボロとなり荒れ果てている。MNUによって監視されている。
エビ(Prawn)
エイリアンたちの姿からつけられた蔑称。身軽なため壁を飛び越え、近隣住民とのいざこざも絶えない。
猫缶
エイリアンたちの好物。ギャングたちがエイリアンたちに売っている。
ナイジェリアギャング
ナイジェリアから第9地区にやってきたギャング団。ボスは車いすに乗ったオビサンジョ。エイリアン相手に猫缶や武器などを売るなどしている。
謎の液体
クリストファーが20年かけて作り上げた宇宙船の燃料。宇宙船に入れるケースに入ったその液体を、ヴィカスは誤って体にかけてしまい、体がエイリアン化していくことになる。
パワードスーツ
エイリアンが持っていた武器。エイリアンだけが操縦できる搭乗型のロボットで、アイアンマンのパワードスーツと同じようなもの。人間には動かすことはできないが、エイリアン化したヴィカスには操縦ができた。
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目次 - Contents
- 『第9地区』の概要
- 『第9地区』のあらすじ・ストーリー
- 巨大な宇宙船が現れる
- 第9地区
- 立ち退き交渉
- エイリアン化するヴィカス
- 薬品の正体は宇宙船の燃料
- ヴィカスの心の変化
- ヴィカスのその後
- 『第9地区』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- ヴィカス・ファン・デ・メルヴェ(演:シャールト・コプリー)
- クリストファー・ジョンソン(CG)
- リトルCJ(CG)
- タニア・ファン・デ・メルヴェ(演:ヴァネッサ・ハイウッド)
- MNUの人物
- ピエト・スミット(演:ルイス・ミナー)
- クーバス大佐(演:デヴィッド・ジェームズ)
- フンディスワ・ムランガ(演:マンドラ・ガドゥカ)
- その他
- オビサンジョ(演:ユージーン・クンバニワ)
- ニコラス・ファン・デ・メルヴェ(演:ジョン・ヴァン・スクール)
- サンドラ・ファン・デ・メルヴェ(演:マリアン・フーマン)
- リヴィングストン(演:ナタリー・ポルト)
- 『第9地区』の用語
- MNU(Multi National United)
- 第9地区
- エビ(Prawn)
- 猫缶
- ナイジェリアギャング
- 謎の液体
- パワードスーツ
- 『第9地区』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ヴィカスの腕がエイリアンに変わる
- ヴィカス「子どものことを考えろ」
- パワードスーツ装着のヴィカス
- 廃材で作った造花
- 『第9地区』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 元ネタは短編映画『アライブ・イン・ヨハネスブルグ』
- エビと呼ばれるエイリアンの姿の元ネタは「Parktown Prawn」というバッタの一種
- 『第9地区』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):Zola(ゾラ)『Zingu 7(ジング7)』
- 劇中曲:Zola(ゾラ)『Bhambatha(バンバータ)』