重版出来!(漫画・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『重版出来!』とは2012年から松田奈緒子が小学館『月刊!スピリッツ』に連載中の青年漫画。週刊コミック誌『バイブス』の編集部を舞台に、主人公の漫画編集者・黒沢心が一癖も二癖もある漫画家たちや出版業界に関わる様々な業種の人々と一冊の本を生み出すため奮闘するお仕事漫画。2016年には黒木華主演でTBS系列にてドラマも放映。脚本は映画『図書館戦争』シリーズなどで知られる野木亜紀子。後に『逃げるは恥だが役に立つ』、『アンナチュラル』などのヒット作も手掛ける。
心が新人研修でお世話になった女性書店員。仏像好きで自身が勤める書店に仏像コーナーを設置している。的確なアドバイスで心の信頼も厚い。
木俣(きまた)(演:中江有里)
主人公の心と営業の小泉が八丹カズオの『タンポポ鉄道』を売り込むために足を運んだ書店の店員。小泉の存在感のなさから「ユーレイみたい」と言って笑ってしまう。心達に協力し『タンポポ鉄道』のフェア台を作ってくれた。
漫画家関係者
後田アユ(うしろだ あゆ)(演:蒔田彩珠)
牛露田獏の娘。うだつの上がらない父親に辟易している。母親を亡くしてから笑顔が消え、未来に希望を持てないでいた。
牛露田獏の妻(演:赤江珠緒)
牛露田獏の妻でアユの母親。美しくアユの自慢の母親であったが、牛露田が漫画を描けなくなり家計を支えるも心労が重なり故人となる。原作では名前は明かされていないが、ドラマ版では後田祥子(うしろだ しょうこ)となっている。
三蔵山時枝(みくらやま ときえ)(演:千葉雅子)
漫画家・三蔵山龍の妻。明るく気さくな性格でアシスタント達とも仲が良い。しかし女性が苦手な中田伯からは疎まれている。
梨音(りんね)(演:最上もが)
漫画家・高畑一寸の恋人。自由奔放な性格で高畑を困らせることが多々ある。高畑の気を引くため度々同棲中の家から家出する。
東江絹の母(演:中島ひろ子)
東江絹の母親。頭の固い性格で女性は結婚し、子供を産み育てることが幸せであると思っている。娘の絹にも結婚して欲しいと願っているが、漫画を描くことを応援している。原作では名前は明かされていないが、ドラマ版では東江芳子(あがりえ よしこ)となっている。
その他の登場人物
ミサト(演:野々すみ花)
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目次 - Contents
- 『重版出来!』の概要
- 『重版出来!』のあらすじ・ストーリー
- 黒沢心参上!
- 漫画界重鎮の葛藤
- 本を売るということ
- 一筋の道
- 電子書籍の波
- 新人作家ができるまで
- 『重版出来!』の登場人物・キャラクター
- 興都館『バイブス』編集部
- 黒沢心(くろさわ こころ)(演:黒木華)
- 五百旗頭敬(いおきべ けい)(演:オダギリジョー)
- 和田編集長(演:松重豊)
- 壬生平太(みぶ へいた)(演:荒川良々)
- 安井昇(やすい のぼる)(演:安田顕)
- 菊池(きくち)(演:永岡佑)
- 興都館 営業部
- 岡(おか)(演:生瀬勝久)
- 小泉純(こいずみ じゅん)(演:坂口健太郎)
- その他の興都館関係者
- 駒井(こまい)
- 久慈勝(演:高田純次)
- 漫画家
- 三蔵山龍(みくらやま りゅう)(演:小日向文世)
- 八丹カズオ(はったん かずお)(演:前野朋哉)
- 高畑一寸(たかはた いっすん)(演:滝藤賢一)
- 大塚シュート(おおつか しゅーと)(演:中川大志)
- 東江絹(あがりえ きぬ)(演:高月彩良)
- 中田伯(なかた はく)(演:永山絢斗)
- オーノヨシヒト
- 成田メロンヌ(なりた めろんぬ)(演:要潤)
- 牛露田獏(うしろだ ばく)(演:康すおん)
- 古舘市之進(ふるだて いちのしん)(演:ティーチャ)
- 加藤了(かとう りょう)(演: 横田栄司)
- 山縣留羽(やまがた るう)(演:内田淳子 )
- 恩田桂二(おんだ けいじ)
- 三蔵山龍のアシスタント
- 沼田渡(ぬまた わたる)(演:ムロツヨシ)
- ネットに三蔵山の悪口を描いたアシスタント(演:松嶋亮太)
- 書店員
- 河(かわ)(演:濱田マリ)
- 木俣(きまた)(演:中江有里)
- 漫画家関係者
- 後田アユ(うしろだ あゆ)(演:蒔田彩珠)
- 牛露田獏の妻(演:赤江珠緒)
- 三蔵山時枝(みくらやま ときえ)(演:千葉雅子)
- 梨音(りんね)(演:最上もが)
- 東江絹の母(演:中島ひろ子)
- その他の登場人物
- ミサト(演:野々すみ花)
- 沙羅(さら)(演:武田梨奈)
- 田町(たまち)(演:トレンディエンジェル斎藤)
- 見坊我無(けんぼう がむ)(演:明和電機 土佐信道)
- 謎の男(演:火野正平)
- 『重版出来!』の用語
- 初版(しょはん)
- 重版(じゅうはん)
- 重版出来(じゅうはんしゅったい)
- 絶版
- 装丁(そうてい)
- 単行本(たんこうぼん)
- 取次(とりつぎ)
- コマ割り
- ネーム
- アオリ(あおり文句)
- 台割(だいわり)
- 持ち込み(もちこみ)
- コミカライズ
- 棚さし(たなさし)
- 平台(ひらだい)
- 『重版出来!』の名シーン・名場面
- 出張編集部にて心が初めて中田伯の作品を見た時、拙い絵なのに恐ろしく惹かれていく
- 「中田君は天才ではありませんよ。怪物(モンスター)です」とベテランの三蔵山に言わしめる中田伯
- 中田が自身の作品『ピーヴ遷移』で初めて連載を取れた瞬間
- 現実は厳しいかも知れないが、夢を持ち、なりたいものになろうとする煌めきを抑えられないアユ
- 挫折から這い上がり、自分の力で前を向いていこうとする東江絹
- 中田伯の圧倒的なネームに飲み込まれる沼田
- 『重版出来!』の名言・名セリフ
- 興都館社長 久慈勝「自分が関わった書籍はすべてヒットしてほしい。本を愛する人々に貢献したい」「なぜならば、本が私を人間にしてくれたからです」
- 興都館 岡「『売れた』んじゃない。俺たちが売ったんだよ!!!」
- 東江絹「努力を重ねている人たちに、恥ずかしくない自分でいたいんです」
- 五百旗頭「作品に触るな」
- 『重版出来!』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 作者・松田奈緒子 デビュー前の苦労話が『重版出来!』の新人漫画家たちを彷彿とさせる
- ドラマ版『重版出来!』の漫画作品は、原作者他多彩な漫画家が参加
- 『重版出来!』の主題歌・挿入歌
- ドラマ版主題歌:ユニコーン『エコー』