Ori and the Blind Forest(オリとくらやみの森)のネタバレ解説・考察まとめ

『Ori and the Blind Forest(オリとくらやみの森)』とは、Moon Studioが2015年に発売したXbox one、Windows向けのアクションゲーム。「ニブル」と呼ばれる森に命を吹き込む大樹「精霊樹」の力が弱まり、死に瀕した森を救うため、精霊の少年「オリ」と精霊樹の小さな化身「セイン」が強大な敵に立ち向かいながら冒険を繰り広げていく。Golden Joystick Awards 2015やThe Game Awards 2015にて数々の賞を受賞した。

『ゼルダの伝説』へのリスペクトの気持ちを込めて隠されたトライフォースのイースターエッグ

海外発のコンピューターゲームには、時折製作者のイタズラ心の表れとして、「イースターエッグ(隠し要素)」が存在することがある。そしてこの『Ori and the Blind Forest(オリとくらやみの森)』にも、そういったイースターエッグが隠されている。代表的なものは以下の通り。

・ギンソウ樹へと続く道中に存在する「茨の道」にある木の幹には、『ゼルダの伝説』への敬意を表してトライフォースの紋様が刻まれている。
・このトライフォースのある木から少し西に行ったところにある木の上には、「A♡S」というメッセージが書かれている。これはMoon Studioのプログラマー、アリ―がガールフレンドのサーシャへ向けたメッセージ。
・ギンソウ樹の地下にある水たまりの奥には、スーパーマリオブラザーズに登場する土管がある。
・ホルー山の頂上では時折、スターウォーズの宇宙船が現れる。
・プレイヤーが「左→上→右→下→上→上→上→ジャンプ」というコマンドを行うと、オリの色が変化する。

2019年に続編である『Ori and the Will of the wisps』が発売した

新たな舞台、新たな仲間、新たな物語で繰り広げられるオリの新しい冒険

2019年に、正式な続編である『Ori and the Will of the wisps』が発売した。単体でも楽しむことができるが、『Ori and the Blind Forest(オリとくらやみの森)』の本編終了後から直接つながる物語であるため、2作続けてプレイすることが推奨されている。
主要な登場キャラクターは、オリやナル、グモといったおなじみの面子に加え、新たなキャラクターとしてクロの子供であり、残された最後の卵から孵った小さなフクロウ「クゥ」が登場する。ニブルの森から遠く離れた「ニウェンの森」にて行方不明になってしまったクゥを探すため、オリは新たな冒険を始める。やがてその冒険は、ニウェンの森を巻き込んだ壮大な物語へと発展していく。
アクション性はそのままに、前作より大幅にパワーアップしたグラフィックとBGM,、物語が繰り広げられる。『Ori and the Will of the wisps』の特徴としては、前作では攻撃手段であったセインがいないため、オリが剣やハンマー、弓などを駆使して戦い、さらには前作にはなかったボス戦が用意されているところが挙げられる。

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