マイ・ガール(My Girl)のネタバレ解説・考察まとめ

『マイ・ガール』とは1991年アメリカのロマンティックコメディー映画。1970年代のアメリカの田舎町を舞台に、父子家庭で育った11歳の多感な少女ベーダと幼馴染の少年トーマスとの友情と淡く切ない初恋を通して、ベーダの心の動き、成長を爽やかに描く。
父親にできた新しい恋人との関係、ファーストキス、失恋、大切な親友の死、大人の階段を登り始めた11歳のひと夏の物語。トーマス役を『ホームアローン』のマコーレー・カルキンが務めたことでも話題になった。
その後、続編の『マイ・ガール2』も制作された。

ベーダの学校の先生で詩の市民講座を開く。
ベーダに好かれている。婚約者がおり、大きな家を改築している。
詩の講座で、ベーダに「大切なのは心で感じることだ 恐怖感や願望 秘密を言葉にするんだ」とアドバイスする。

フィル・サルテンファス(演:リチャード・メイサー)

ハリーの兄で、ベーダの伯父にあたる。
ハリーとは仲が良い兄弟。フィルも葬儀屋を営んでいる。
ハリーがシェリーとデートする際には、今の女性はウーマンリブだから、男と同等に扱え、椅子を引いたりドアを開けたりするなとアドバイスする。
バーベキューの後では、ベーダとブランコに乗って、ハリーとシェリーの関係について話した。
ベーダはその時、おじさんは朝鮮戦争で頭を怪我して金属を頭に埋め込んでおり、それがあるとき、ラジオの電波をキャッチしたことが私はおかしかったと話している。

グラモー・サルテンファス(演:アン・ネルソン)

ベーダのおばあちゃん。老人性の痴ほう症を患っている。
急に葬儀中に歌いだしたり、死体を見せると近所の子供を連れてきたベーダに死体役にされたりするが、ベーダの大好きなおばあちゃんである。
ベーダの母が亡きあと、ハリーを手伝い、ベーダを育ててきたようだ。

『マイ・ガール』の用語

チキンの骨

冒頭でベーダがチキンの骨が3年間ものどに刺さっていて大変だったという。
このチキンの骨がのどに刺さっているという状況は本編を通して何回か出てきており、ラストでのどに刺さった骨も取れたといっているので、チキンの骨=ベーダの心につっかかっていることを暗示している。

トレーラー

美容師のシェリーが家にしている車。
シェリーの前夫がバーベキューの最中にトレーラーを取り返しに来るが、ハリーが追っ払う。

アレルギー

トーマスはアレルギー持ちで、チョコレートでもなんでもかぶれるという。
蜂に刺されて死んだのもアレルギーが原因とみられる。

気分で色が変わる指輪

ベーダがしている指輪。ずっと黒い色だったが、一度失くし、戻ってくると青に変わっていた。

血の誓い

ベーダとトーマスは二人の血を混ぜて兄弟の誓いをした。

ビンゴ大会

ハリーとシェリーが初めてデートした場所。
ベーダはトーマスとハリーとシェリーのデートを尾行した。

カーニバル

謝肉祭(カーニバルとはラテン語で肉を断つの意味がある)
カトリック教国で四旬節(復活祭の46日前)の直前に3日から1週間かけて行われる祝祭。
サルテンファス一家はシェリーとカーニバルにでかけ、そこでベーダに結婚することになったと告げる。

バンパー・カー

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