家庭教師ヒットマンREBORN!（リボーン）のネタバレ解説・考察まとめ

10年後の世界

リング争奪戦からしばらくしたある日、10年バズーカに当たったリボーンが行方不明になる。さらにツナも10年バズーカで、未来に飛んでしまう。

そこでツナは、未来の獄寺から「入江正一（いりえ しょういち）を消せ」と言われる。しかし詳しい話を聞く前に、未来の獄寺も現在の獄寺と入れ替わってしまう。
それと同時に、10年バズーカの制限時間が終わっても過去に帰れない事に2人は気づく。

2人は遭遇した案内人のラル・ミルチ、未来の山本と共にアジトへ向かう。
道中2人は彼らから、ボンゴレが白蘭（びゃくらん）率いるミルフィオーレファミリーの攻撃で壊滅状態なことを教えられる。またボンゴレリングは廃棄され、未来のツナも既に亡くなっているという。さらにこの時代ではリングの炎と匣（ボックス）と呼ばれるアイテムが戦いに重要な事も教わる。

その後ツナ達はアジトでリボーンと再会するが、今度は未来のランボ、京子、ハルがミルフィオーレに襲われる事件が発生する。
3人を守る為、ミルフィオーレとの戦闘を開始するツナ達。しかしそこで、未来の山本が現在の山本と入れ替わり、戦況が不利になる。

その時、獄寺が新たな武器・赤炎の矢（フレイムアロー）を手に入れ、ツナも自分のリングに炎を灯せるようになり、2人で敵を退ける。

守護者集め

ツナ達は、入江の打倒と守護者集めを目標に活動を開始する。同時に修行も行っていると、雲雀が居る場所が判明する。
ツナ達は彼の下を訪れるが、その先でマーレリングと呼ばれるリングを持つ、ミルフィオーレファミリーの部隊・6弔花（ろくちょうか）のγ（ガンマ）と遭遇する。

獄寺と山本が戦闘を開始するも惨敗。そこに現れた雲雀によって窮地を脱する。
雲雀と合流したツナ達がアジトに戻ると、そこに現代のクロームを連れた10年後の了平が現れ、守護者全員が集合する形となった。

メローネ基地攻略作戦

守護者が揃った事で、本格的に入江がいるミルフィオーレ日本支部のメローネ基地への襲撃の準備が始まる。
ツナは修行の中で、己が使っていたグローブをX（イクス）グローブver.VR（ボンゴレリング）という、新たなバージョンへ進化させる。山本と獄寺も各々に新たな力を身につける。

そしてついにメローネ基地攻略作戦が開始する。ツナ達は順調に基地内を進むが、入江の策によって分断されてしまう。

スパナとの出会い

1人になったツナは、機械のキング・モスカと戦う事になる。
未完成の新技・X BURNER（イクスバーナー）でツナは対抗するが、倒しきれずにモスカの開発者のスパナに捕らえられる。だがスパナは完成したX BURNERが見たいと、X BURNERを操る力を補完できるコンタクトを作り上げる。
だがその時、スパナを裏切り者と捉えたミルフィオーレ側から彼を始末する為の構成員・アイリス・ヘプバーンがやってくる。

ツナは完成したX BURNERを使い、アイリスを撃退する。

獄寺・了平・山本の戦闘

一方で獄寺・了平は、γと戦っていた。山本の方も6弔花の1人・幻騎士（げんきし）と戦っていた。
幻騎士に山本がやられかけたその時、そこへ雲雀が現れる。だがリングを持っていない雲雀は、リングを持つ幻騎士に劣っていた。幻騎士にやられかけたその時、現代の雲雀と入れ替わる事態が発生。現代の雲雀は現状を理解できないまま幻騎士と戦う。
雲雀は己が持っていたリングに炎を灯す事に成功し、炎で匣を起動させる。だがコントロールが上手くできなかったのか、膨大な量の炎を受け止めきれなかった匣は暴走する。

逃げ場を無くした雲雀達は入江側に捕まってしまう。

驚愕の真実

仲間達の危機を通信で知ったツナは、仲間達を助けに向かう。そんな彼の前に幻騎士が立ちはだかる。
幻騎士の圧倒的な力に押されるも、諦めずに戦うツナ。そんなツナの様に幻騎士は、かつて自身が裏切ったボスであり大空の虹の赤ん坊である少女・ユニの事を思い出し、動きに迷いが生まれる。

激闘の結果、ツナは幻騎士に勝利。ツナは入江の下に辿り着く。だがそこで判明したのは、実は全ての出来事がミルフィオーレのボス・白蘭（びゃくらん）を倒す為の入江・雲雀・未来のツナによる計画だったという事実だった。
白蘭はパラレルワールドの自分と知識を共有でき、その力を持って世界の実権を握るとされる73（トゥリニセッテ）（ボンゴレリング、マーレリング、虹の赤ん坊が持つおしゃぶりのこと）を集めようと企んでいた。

それを阻止する為、1番可能性と力に溢れていた若い頃のツナ達に未来を託そうと、ツナ達を未来へ集めたのだという。その証拠に未来のツナの死が偽装である事も判明する。

だが実は白蘭の方も入江の計画を知っていた。白蘭は通信で6弔花を越える真（リアル）6弔花の存在を明らかにし、ツナ達に決闘を言い渡す。

白蘭との対決

ツナ達は決闘に向けて修行を開始。ヴァリアーとも合流し、決闘の日を迎える。
しかし激闘の末、ツナ達は白蘭達に敗れる。その時ユニが現れ、ツナに自分を連れて逃げるよう頼む。

ツナ達はユニと共に白蘭から逃げる。これによりボンゴレ＆ヴァリアーvs真6弔花の乱戦が開始。さらにそこへ白蘭の最終兵器・GHOST（ゴースト）が投入される。敵味方関係なく周囲の炎を吸収するGHOST。ツナはGHOSTを止めるが、その時点でGHOSTが吸収した炎は全て白蘭に還元されていた。

膨大な力を手にした白蘭と直接対決をするツナ。するとツナの想いに呼応し、ボンゴレリングから初代ファミリーが現れる。彼らはボンゴレリングにかけられていた枷を外し、本来の力と姿をそこに戻す。
ツナはリング本来の力で白蘭を倒す。

継承式編

過去への帰還、シモンファミリーとの出会い

過去に戻ったツナの下に、9代目から正式な10代目になる為の継承式の知らせが届く。
ノリ気ではないツナに反して全世界のマフィアがツナの住む街に集まり、並盛中にはツナ達と同年代のシモンファミリーがやってくる。
ツナはファミリーのボス・古里炎真（こざと えんま）と仲良くなるが、些細なすれ違いからその友情に亀裂が入る。

一方では、何者かによって山本が重傷を負う。犯人がマフィアの者である可能性が高い事から、ツナは犯人を捕まえる為継承式に参加する。
しかし継承式当日、ボンゴレ家宝・罪の継承が行われるタイミングでシモンファミリーが襲撃してくる。実は罪は初代ボンゴレによって闇に葬られた初代シモンの血だった。

血によって覚醒した炎真にツナと仲間達は手も足も出ず、ボンゴレリングも破壊され、クロームまで攫われてしまう。

新たなリング・VG（ボンゴレギア）の登場

ツナ達は彫金師タルポに協力して貰い、ボンゴレリングをVG（ボンゴレギア）に進化させる。
そしてクローム救出の為、シモンのアジトへ乗り込み、そこで守護者同士の一騎打ちをする事となる。

VGとシモンリングを持つシモンファミリーの激戦が開始されるも、ツナは炎真と戦う決意ができずに迷う。だが雲雀に背を押され、負けた方を牢獄に連れ去るつもりでいる復讐者からも初代ボンゴレとシオンの過去（友情）を見せられ、炎真を止めようと決意する。

さらにそこへ、この時代の白蘭の力で回復した山本が合流し、ボンゴレ守護者総戦力で戦う事になる。

新たな力・誓いの炎

守護者戦を制したツナ達を待っていたのは、シモンリングの覚醒によって正気を失う炎真だった。
炎真はツナの必死の呼びかけにより、正気を取り戻す。制御の利かなくなったシモンリングをツナがX BURNERで吹き飛ばし、戦いは終わりを迎える。

だがそこで、全ては初代ボンゴレ霧の守護者D（デイモン）・スペードによる企みだった事が判明する。
クロームを利用して骸の肉体を乗っ取ったDと戦闘する事になるツナと炎真。その時、ツナを助けたいという炎真の想いがボンゴレリングとシモンリングを合体させ、新たな力・誓いの炎を生み出す。

その力でDを倒す事に成功したツナは、その報酬として復讐者から牢獄に囚われていた仲間達を解放して貰う事となるのだった。

虹の呪い編

代理戦争開始

ある日、リボーン達虹の赤ん坊達に赤ん坊になる呪いをかけた男・チェッカーフェイスが「代理戦争をして勝った陣営を大人の姿に戻す」と、突然公言する。
リボーン達は早速自分達の代人となる人物を集める。ツナは雲雀を除いた10代目ファミリーとディーノと共に、リボーンの代理として他の代理達と戦う事になる。

また虹の赤ん坊達自身も時間制限付きで呪解がされ、代理戦争に加わる。