ドロヘドロ(アニメ・漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ドロヘドロ』とは2000年から2018年まで連載された林田球のダークファンタジー漫画、及びそれを原作としたアニメ。退廃的な背景やオリジナリティ溢れる魔法の設定、グロテスクでユーモラスな世界観、敵味方人外問わず憎めない愛嬌を持った魅力的なキャラクターが話題を呼んだ。記憶喪失の主人公・カイマンは、自分の頭部をトカゲに変えた宿敵の捜索の傍ら魔法使いの練習台にされた人間が住む町・ホールで仲間と愉快な日々を送っていたが、そこへ魔法使いの世界の実力者・煙ファミリーの刺客が襲い来て壮絶なバトルを繰り広げる。

豚のマスクを着用した金髪緑眼、ぽっちゃり型の男。ナイフ投げの達人の24歳。笑みを絶やさないのんびりした性格で食い意地が張っている。

佐治(さじ)

頬骨の張った銀色のゴツいマスクを着用した男。26歳。黒い髭を生やし、黒髪をトサカのように逆立てた奇抜な髪型が特徴。
匕首を武器として使いこなすが老け顔がコンプレックス。貫禄ある見た目だが刺繍が得意だったり意外な一面を持っている。十字目では財務管理担当で家計簿に記入していた。

牛島田(うししまだ)

十字目の一員。六目の牛のマスクを着用した禿頭の男。肥満体で長い顎髭が特徴の26歳。
毒蛾・鉄条・牛島田・豚・佐治の5人が暮らす家の大家さんに懸想されており、大家さんの家には牛島田の肖像画が飾られている。鉄格子を曲げるほどの怪力が自慢。

研人(けんと)

ハルの家に住み着いていた男。ボスである壊を狂信する一部の人間と、ヒドラの森にある十字目組織の研究所で暮らしていた。
十字目の残党だが毒蛾達とは別行動をとり、黒い粉の作成や魔法を使う為の非人道な研究・実験に耽溺していた。魔法を使えるようになる為自身の体にくり返し手術を施したものの成功せず、その後遺症が祟って老人のような醜悪な外見になりはてた。
その上黒い粉の作成にも失敗したせいで皆追い込まれてノイローゼとなり、ボスの蝋人形と祭壇を崇める事で現実逃避していた。

夏木(なつき)

マステマの町にいた十字目の新入りの少女。長い黒髪を三つ編みにした糸目の16歳。
武器としてフックを愛用している。加入から間もない半人前の新人の為、十字の刺青はまだ右目にしか入れてない。
カイマンの十字目に気付いて接近し、黒い粉の偽物を売り付けようとした牧をたちどころに撃退した彼の強さに感銘を受け、以後はカイマンを慕ってリベスの町まで付き添った。その後は毒蛾らと合流し、バイトをしながら6人で細々と生計を立てている。
生きていく為の金欲しさに十字目に加入したメンバーが多い中で、弱者を救済する理想と信条を掲げる真っ直ぐな心根の持ち主。朗らかな言動で周囲を和ませていた。大トカゲに変身した恵比寿に腕を切断されたのがきっかけで、一切の攻撃から身を守る魔法の覚醒に至る。

清水(しみず)

「レストラン丹波」の常連だった十字目メンバー。悪魔への冒涜行為により死刑に処された。栗鼠の知人。

牧(まき)

マステマの町で夏木と黒い粉を売っていた男。十字目に入った目的は金儲け。黒い粉の供給が尽きた為に粗悪な偽物を捌こうとした事で夏木と揉め、見かねたカイマンに懲らしめられた。

悪魔たち

アス・川尻(かわじり)

CV:郷田ほづみ
32歳。身長244cm。体重260kg。蹄足。一本角。
ニカイドウと親しい間柄の悪魔の男性。昔は川尻という名前の魔法使いだった。
その頃は千里眼の能力とどこにでも自由に移動できる魔法を併せ持った優秀な魔法使いであり、悪魔から才能を見込まれて16歳で試験を受けて合格しアスとなった。
孤児院育ちで天涯孤独だが、悪魔試験中にニカイドウと出会いピンチを助けられたことから彼女に感謝し度々助けている。
ニカイドウを庇った事が原因で仲間に秘密を持った罪に問われ、チダルマとストアによって魔法使い川尻に戻される。その後もニカイドウを煙の屋敷から救出するなど活躍。実年齢は32歳だが悪魔化していた間は不老な為に、現在も外見や肉体は16歳で時を止めている。

川尻の姿。実年齢は32歳だが悪魔化していた間は年をとらないので見た目は少年のまま。

チダルマ

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@jiro-toriyamaz2

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