林田球

林田球

林田球(はやしだきゅう)は、東京都出身の漫画家、イラストレーター。1997年に『月刊アフタヌーン』の四季賞で準入賞となった『ソファーちゃん』で漫画家デビューを飾る。代表作に2000年から2018年にかけて『ビッグコミックスピリッツ増刊IKKI』で長期連載された『ドロヘドロ』などがある。荒々しくも人体のデッサンやディティールにこだわった細かい書き込みの独特な画風や、鉛筆にの下書きを消さずにそのまま使用したり、はみ出しや色が混ざることを一切気にせず、大胆に塗られたカラー原稿などでも人気を博す。激しい戦闘によって血肉や臓物を撒き散らすなどグロテスクな表現が多用されるが、この一方で、ひょうきんさや平穏な日常生活の描写も多く、それらが絶妙に混ざり合った独特の雰囲気で、多くの読者の心を掴んでいる。

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