ドロヘドロ(アニメ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ドロヘドロ』とは2000年から2018年まで連載された林田球のダークファンタジー漫画、及びそれを原作としたアニメ。退廃的な背景やオリジナリティ溢れる魔法の設定、グロテスクでユーモラスな世界観、敵味方人外問わず憎めない愛嬌を持った魅力的なキャラクターが話題を呼んだ。記憶喪失の主人公・カイマンは、自分の頭部をトカゲに変えた宿敵の捜索の傍ら魔法使いの練習台にされた人間が住む町・ホールで仲間と愉快な日々を送っていたが、そこへ魔法使いの世界の実力者・煙ファミリーの刺客が襲い来て壮絶なバトルを繰り広げる。

廃物湖を埋め立てた跡に建てられたデパート。広場には様々な露店が集まっている。壊が地下に連れてこられた影響で時空が歪み、ホールの街そのものを取り込んだ上、中にいる人々の内的世界とも繋がる異空間と化した。

ホール中央病院

バウクスとカイマンの仕事先のホール中央病院。

バウクスの勤務先でカイマンが雑用のアルバイトをしている病院。魔法被害者病棟という、魔法使いの練習台にされた患者を専門で診る病棟が存在する。

平和ワームズ

ベンチ席のメンバー達。

バウクス、13、ニカイドウ、カイマン、カスカベらが結成した野球チーム、ホール中央病院魔法被害者病棟チームの通称。黒いユニフォームがトレードマーク。

平和シャークス

チーム名にちなんだサメのきぐるみを着て活躍する恵比寿。

藤田と恵比寿が助っ人として素性を隠したまま参加した野球チーム、魔法患者お断りのホール平和病院チームの通称。白いユニフォームがトレードマーク。恵比寿がサメのきぐるみを着てキレキレの応援ソングを唄った。

ゾンビ

リビングデッドデイに徘徊するゾンビ。

ホールに溜まった魔法使いの煙の影響で、年に1度のリビングデッドデイにのみ、墓地から沸き出す魔法被害者の死体。生きた人間を無差別に襲い、襲われた人間もまたゾンビとなる。
存在していられるのは夜間限定で朝日と共に消滅する運命。直接的な攻撃に限らず毒も有効。

ホウキ

煙愛用のホウキ。

魔法使いが飛行に用いる道具。魔法使いの世界で販売されている。バイクのような見た目をしているものなど形状は様々だが、いずれも魔法の煙を燃料にしている。

パートナー

心と能井は日常でも行動を共にするパートナー。

魔法使いがブルーナイトに黒い家に行き、悪魔の体内から出した契約書にサインし、それを交換して体内に埋める事で成立する制度。パートナー契約は体内の契約書を除去しない限り効力を発揮する。日常生活でも2人1組で行動するなど、運命共同体に等しい存在。

町内会

殺した魔法使いの生首を刺して行進する在りし日の町内会。

ホールで魔法使い狩りを主導していた過激団体。生きた魔法使いは被害の有無問わず、その配偶者や子供まで火炙りや磔のリンチにかけて殺していた。心の父親を魔法使いと結婚して子供をもうけた裏切り者と見なし拷問した。心はその復讐に町内会の面々を生きたままバラバラにし、この惨劇がもとで町内会はすっかり衰退し、今ではリビングデッドデイを管理する真っ当な組織になった。

魔法訓練学校

黒い粉が流通し、魔法を使えない者が皆そちらに頼るようになったせいで魔法訓練学校は衰退した。

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@jiro-toriyamaz2

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