機甲猟兵メロウリンク（アニメ・漫画）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

CV：永井一郎
『stage1 ウイルダネス』に登場。

惑星ミヨイテにある最前線基地のザギ基地司令官。非常に短気かつ利己的な性格で、終始落ち着きのない人物。

プランバンドール・スキャンダルに関与したメロウリンクをいち早く倒さんと、交戦中の部下ごとメロウリンクを銃撃するなど、手段を選ばない。そのため、プランバンドール・スキャンダルの関与を暴露された際には、基地隊員全員からの反感を買ってしまう。

最期は自身の専用スコープドッグに乗って、メロウリンクとの一騎打ちに挑むが、入念に用意されたトラップで翻弄され、ATごとパイルバンカーの刃にかかって戦死した。

ギャルビン・フォックス

CV：納谷六郎
『stage2 コロシアム』に登場。

プランバンドール機甲大隊の元中尉で「銀狐」の異名を持つ。
港町のタ・ビングにその身を寄せ、」バトリングのスター選手となり。相手選手を、破壊したATから引きずりだし、握りつぶすファイトスタイルで人気を博していた。

非常に高慢な性格で、自身の乗るスコープドッグの整備士をこき使い、一つの汚れも許さない。己を常に美しくあろうとする潔癖かつナルシストな一面を持つ。
また、女好きでもあり、相手を探るよう、メロウリンクに言われてきたルルシーが彼を訪ねてきた際、彼女を口説き落とそうとしていた。

メロウリンクとAT対ATライフルのみでの他流試合に挑むが、メロウリンクを握りつぶそうとしたところを、彼が身に着けていたメタルジャッキで防がれ、そのまま懐にパイルバンカーの一撃を受け敗北し、死亡した。

スヌーク少佐（スタブロス）

CV：加藤精三
『stage3 ジャングル』に登場。

左目のあざが特徴的な人物。
元プランバンドール機甲大隊少佐であったが、その過去を捨て、現在は「スタブロス」に名を変えている。
その後、クメン地方の一大荘園主として、成功したが、その陰で悪質な立ち退きや「狩り」と称して、攻撃してくるビーラーゲリラに対して、AT部隊を率いて虐殺することを楽しんでいたりと、その冷酷さは健在であった。

ゲリラ狩りの後に、ワインを飲むのを至上の楽しみにしている。
メロウリンクの挑戦を受けるが、次々と部下を撃破され、自身も地の利を生かしたメロウリンクのパイルバンカーに倒れた。

ゴルフィ

CV：若本規夫
『stage4 リーニングタワー』に登場。

プランバンドール機甲大隊元軍曹で、過去にメロウリンクの教官であったことがあり、彼の得意とするゲリラ戦を教えこんだ人物である。
「勝つためには敵の意表を突け」というのが彼の身上の元、墜落破棄された廃宇宙船にメロウリンクを誘い込み、各所にトラップを仕掛け、ついにメロウリンクの弾薬を、パイルバンカー分残り一つまで追いつめていた。
しかし、偶然居合わせたキークとの連携で、艦載シャトル追い詰められ、皮肉にもメロウリンクに「意表を突かれる」形で、先の銃撃で死んだかと思い、死体確認しようとしたところで、パイルバンカーの一撃を食らう。
しかし、とどめこそ刺されたが、乗り合わせた艦載シャトルのロックを解除し、2人を道連れにと持ち込む。結果、これは失敗に終わり、キークと共にいるメロウリンクを「とんだ死神に好かれた」と評して絶命。シャトルと共に地上に落下し爆散した。

バンス

CV：仲木隆司
『stage6 プリズン』に登場。

プランバンドール機甲大隊の元少佐で、門外不出と言われるドッパー刑務所の所長を務めている。その性格は大変なサディストであり、脱獄を試みたものは、見つけ次第、なぶり殺しにするほか、投獄されたメロウリンクを、他の囚人の前でさも親しい中の様にアピールし、他の囚人からリンチを受けさせるように仕向けるだけでなく、自身もメロウリンクに対してむち打ちや自白剤を大量投与させる、非常に狡猾で残忍なやり口でメロウリンクを徹底的に追い詰めた。
ベッカーを始めとした受刑者数名の脱獄計画に伴う破壊工作をメロウリンクの仕業と勘違いし、鎮圧用のライラットドッグで、干潮時に現れるフラワーロードで彼らを鎮圧するも、機会に乗じて後から追ってきたメロウリンクに、満潮で足を取られていたところをパイルバンカーの一撃を食らい、そのままATごと海中に没した。

ガナード

CV：岸野一彦
『stage7 レイルウェイ』に登場。

元プランバンドール機甲大隊所属大尉で、現在は盗賊団「バンディット」を率いて、バラシュトラ山脈横断鉄道を襲撃しており、今回はその貨物車に詰められたヂヂリウムを狙ってきた。

プランバンドール・スキャンダルの後、報酬をもらうどころか、閑職に追いやられるという冷遇を受けたことから、ヘルメシオンを恨んでいる。
赤い塗装に各所にロールバーを施したスコープドッグに乗る。

列車に乗り合わせていたメロウリンクと相まみえ、最後は列車に乗り込んだ所でメロウリンクのパイルバンカーを生身で受け、落車。死の間際、メロウリンクに真の黒幕がいることを告げて落命した。

ガルボネール・J・ボイル

CV：兼本 新吾
『stage08 ゴーストタウン』～『stage11 ベース』に登場。

元プランバンドール機甲大隊所属少佐。現在は第18メルキア方面軍第2師団特殊機甲部隊隊長として、引き続きヘルメシオンの指揮下に身を置いている、メルキア軍屈指の名パイロットである。その実力で二度にわたりメロウリンクと一騎打ちを演じ、圧倒するほどの実力を見せつけた。

しかし、その性格は潔く、誇り高き武人として部下からの信頼も慕われている。またヘルメシオンたちの提唱する「パーフェクト・ソルジャー計画」に対して、「軍人をただの兵器にする計画」であると批判する立場に立っている等、メロウリンクと対峙してきた人物たちの中で唯一、人格者ともいえる人物である。

メロウリンクと行動を共にしたルルシー（フルレル）の身柄奪還をヘルメシオンに命じられ、死の街となったケラマの街に逃げ込んだメロウリンクをバウンディドッグ5機の一個小隊で追撃。メロウリンクを退け、ルルシーを救出した。
その後、地下工場のポリマーリンゲル液の引火爆発の中から、0.01%の確率で生き残ったメロウリンクを武人として評価し、再度、メロウリンクがルルシーから譲り受けたヘルメシオン城にて一騎打ちの勝負を仕掛けた。

一騎打ちに敗れた後、重傷を追いながらもメロウリンクとルルシーを仇であるヘルメシオンのいるコーザシティ基地に送り届け、彼らを助けるためにヘルメシオン共々、二人を暗殺しようとしたキークの凶弾に倒れた。

ヌメリコフ

CV：三田松五郎
『stage9 フォレスト』に登場。

ヘルメシオンの腰巾着ともいえる副官で、プランバンドール・スキャンダルに関するメロウリンクの裁判において、検事を務めていた人物。

非常に陰湿で気の小さい男で、普段は丁寧口調だが、激高すると粗暴な言動をするようになる。
ボイル少佐とは旧知の仲だが、その真反対な性格から、険悪な関係にある。
実は、ヘルメシオン准将の命令で、ルルシーの父親であるヘルメシオン卿を事故に見せかけて殺害した張本人である。

我がものにしようとすり寄ったルルシーを追いかけるも、抵抗されたことで激怒し、彼女を絞殺しようとするが、メロウリンクに止められ、そのまま取り逃がす。

その後ヘルメシオン邸内の森に逃げ込んだ二人の始末を命じられ、自身もライト・スコープドッグに乗り込むが、その実力は大したことはなく、部下共々メロウリンクに敗北。
自身は、メロウリンクの作戦で、乗機が燃料に引火した炎に包まれる中、パイルバンカーで開けられた穴から入ってきた火に焼かれ焼死した。

オスカー・フォン・ヘルメシオン