インパクト抜群な白黒カルト映画の名作をまとめて紹介!『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』など
本記事では視聴者に多大なるインパクトを与える名作白黒映画の数々をまとめて紹介している。記事中ではナチス占領下のプラハで死亡した、「死刑執行人」の異名を持つ総督の暗殺を巡って巻き起こるサスペンス『死刑執行人もまた死す』や、全編モノクロのゾンビ・パニック映画『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』などの作品を掲載した。
完璧な召使いとして振る舞うダーク・ボガードの時折見せる抜け目なさそうな目の光、虎視眈々と何かを狙っている薄気味悪さがいい。
貴族制度という権威が、有名無実のものへと形骸化していく様を多分に嘲笑的に描写しています。まるで、アメリカの政治権力に故国を追われたロージー自身の憂さをここで晴らしているよう。
ジョセフ・ロージー作品を観る者は、一つ一つのシーンやショットに隠された意味を、暗号を解読するように探る楽しみに引き込まれるのである。
出典: blog.livedoor.jp
@TheSonnets1 ウッドハウスとは逆に、ダーク・ボガード演ずる召使が主人の青年をじわじわと支配してゆく、ジョセフ・ロージーの「召使」もありましたね。
— Чебурашка(類似品に注意) (@tokoyo) December 22, 2012
フリッツ・ラング『飾窓の女』『M』、ジョセフ・ロージー『パリの灯は遠く』を購入。ジョセフ・ロージーって…… pic.twitter.com/GA6Au2Jt
— ひろ (@hirowo87) December 17, 2012
▽難解極まりない表現で魅了するアラン・レネ監督による1961年の代表作は、黒澤明監督の『羅生門』を下敷きにした作品!スタイリシュで難解!
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『去年マリエンバートで』
www.nicovideo.jp
哲学映画のようでもあり、芸術映画のようでもあり、恋愛映画のようでもあり、とにかく幻惑の映像体験で魅せられる映画です。
出典: blog.livedoor.jp
過去と現在が交錯した曖昧なストーリー、時折フラッシュバックする静止した映像、繰り返される男性のモノローグ…全てが夢であるようで、ないようで……
出典: ww3.enjoy.ne.jp
アンチ・ロマンの旗手ロブ=グリエが脚本を手がけた、観ている間は理解した気にさせて観終わって思い起こそうとするとまるで掴めなくなるという難物である。
『無意識の映像化が映画である』ことを『去年マリエンバートで』で示し、またそれを本作でも描いていることへの驚き。現状がどうあろうと、自らの描くべきものを描くと言う、作家としての胆力にこそ映画の未来がかかっているように思うのは、自分が古いタイプの人間だからだろうか?
— のんけ大将 (@mtpjag) 2012.12.19 23:53
仕事が停滞しているというか、同じ場所をぐるぐる回っているというか、そのような状況でふと思い出した映画。それが「去年マリエンバートで」だった。今度レンタルしよう。出口がなくなるかな。
— tsuji (@tsuji_spaghetti) December 19, 2012
@EiichiroNoguchi @katsuyatakasu 上手い例えかどうか、分かりませんが、例えば「去年マリエンバートで」を観て、あれは絶対に脚本には書けない、と思うような事かな?とも思います。しかしマリエンバートには立派なシナリオがあり、それは文章のみです。
— 清水洋子 (@kenkurikatzen) 2012.12.18 09:08
アラン・レネ の 去年マリエンバートで [Blu-ray] を Amazon でチェック! amazon.co.jp/gp/product/B00…
— 初花 (@020uika) 2012.12.18 05:07
このくどいまゆゆの繰り返しは「去年マリエンバートで」の冒頭を髣髴とさせるね
— ぽにお/ララとシオ (@potato1121) December 16, 2012
▽ご存じジョージ・A・ロメロ監督によるゾンビ系ホラー映画の元祖であり、名作中の名作!果たして着色は必要だったのか?
出典: www.amazon.co.jp
本作は、色々な意味で製作当時の道徳観に挑戦した映画でもあります。子が親を殺して肉を喰らい、血に飢えた人間たちが道楽に耽るようにゾンビを狩り、挙げ句の果て人間までも…
なぜ、この作品が不朽の名作として愛され続けているのかは、ラスト15分の人間対ゾンビの攻防とその後に続く悲劇的なエンディングを見れば、理解できると思います。
得体の知れない恐怖とともに、人間のエゴの醜さを描き、単なる恐怖映画に留まらない作品となっている。以後様々な亜種が世界中で制作され、「ゾンビ」映画というジャンルを確立した。
出典: blog.livedoor.jp
ジョージ・A・ロメロ監督『ナイト・オブ・ザ・リビングデット』観たー
— 松本 拓海 (@Call4uTakumi) December 23, 2012
ロメロ三部作せいはー
ゾンビマンガのアンソロジー「マンガ・オブ・ザ・デッド」を読みます!「○○オブ・ザ・デッド」は、ゾンビ映画のタイトルとしてA・ロメロ初から、年来踏襲されているもはや伝統の表記です。当代のマンガ家からクセ者達がそろい、ゾンビのフレーム(お題)で、どんな料理を作ってくれるか、ワクワク。
— yamotoyamotoyam (@yamotoyamotoyam) December 23, 2012
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