カムイ伝(Kamui Den)のネタバレ解説・考察まとめ
『カムイ伝』は、白戸三平による日本の劇画(漫画)であり、第一部は『月間漫画ガロ』にて1964年から1971年まで連載された。その後1988年に『ビッグコミック』で「第二部」が連載された。従来の漫画には無い重厚なストーリーが描かれており、高く評価されている。徳川家によって作られた幕藩体制、その絶対的階級社会の中で、「カムイ」「正助」「竜之進」が権力、身分制度、運命など様々な苦難に遭い、絶望しつつも、それを克服しようとする物語である。
日置藩のモデルは岸和田藩説
日置藩は架空の藩だが、そのモデルは岸和田藩だという説がある。岸和田藩はかつて和泉国南郡・日根郡などを領有した藩で、高い年貢率や百姓の気質、綿作を始めた時期などが共通しているという。
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目次 - Contents
- 『カムイ伝』の概要
- 『カムイ伝』のあらすじ・ストーリー
- 3人の主人公
- 立ちはだかる厳しい現実
- 『カムイ伝』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- カムイ(兄)
- カムイ(弟)
- 正助(しょうすけ)
- 草加竜之進(くさかりゅうのしん)
- 日置藩武士
- 笹一角(ささいっかく)
- 橘軍太夫(たちばなぐんだゆう)
- 橘一馬(たちばなかずま)
- 三角重太夫(みすみじゅうだゆう)
- 橘玄蕃(たちばなげんば)
- 日置弾正(ひおきだんじょう)
- 草加十兵衛(くさかじゅうべえ)
- 宝監物(たからけんもつ)
- 浪人
- 水無月右近(みなづきうこん)
- 露木鉄山(つゆきてつざん)
- アテナ
- 松林剣風(まつばやしけんぷう)
- 堂面六左(どうめんろくさ)
- 青木鉄人(あおきてつじん)
- 百姓
- 権(ごん)
- 小六(ころく)
- オミネ
- 花巻村庄屋(はなまきむらしょうや)
- 竹間沢村庄屋(ちくまざわむらしょうや)
- ダンズリ
- シブタレ
- 苔丸(こけまる)
- 五郎(ごろう)
- アケミ
- 非人
- 横目(よこめ)
- サエサ
- キギス
- タブテ
- 弥助(やすけ)
- ナナ
- カサグレ
- 忍者
- 赤目(あかめ)
- 搦の手風(からみのてぶり)
- 風のトエラ(しなどのトエラ)
- 百舌の爺(もずのじい)
- 商人
- 夢屋七兵衛(ゆめやしちべえ)
- 蔵屋(くらや)
- 大蔵屋(おおくらや)
- イタミ屋(イタミや)
- 『カムイ伝』の用語
- 日置藩
- 浪人
- 非人
- 『カムイ伝』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- カムイ(弟)の死亡
- 『カムイ伝』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 『月刊漫画ガロ』は『カムイ伝』のための雑誌
- 物語の真のテーマが描かれていない「第一部」
- 日置藩のモデルは岸和田藩説