Portal 2(ポータル2)のネタバレ解説・考察まとめ

『Portal 2』とは、Valve Corporationによって開発されたPC、Xbox 360専用ソフトであり「Portal」の直接的な続編である。ジャンルは前作と同じく一人称視点のアクションパズルゲームで、今作ではシングルプレイモードのほかにマルチプレイモードも追加されている。「Aperture Science Enrichment Center」内で長年のコールドスリープから目覚めた主人公・Chellは、再び施設からの脱出を試みる。

「Aperture Science Enrichment Center」の管理コンピューター。前作で施設は崩壊したものの生き残っていたが、「Portal 2」開始時点ではシャットダウン状態にあった。Aperture Scienceの最高経営責任者Cave Johnsonの秘書・Carolineをベースに作られた。しかし、その起動実験は正常に行われず、公式コミック「Lab Rat」によれば、起動直後の16分の1ピコ秒時点で施設内の科学者を皆殺しにしようという考えに行き着く。そのため、Aperture Scienceの科学者によって道徳心コアを接続され、一時的に殺戮衝動を抑え込まれていた。しかしそれも結局失敗し、施設内の科学者を神経毒で全滅させていた。

本作では、前半部分では前作と同様Chellと敵対する立場であり、彼女を罠にはめて自分のいるコントロールルームへと連れ込み、タレットと神経毒ガスで殺害しようとするが、どちらともChelllとWheatleyによって無力化されていたことで失敗する。そして、施設の支配権を手に入れたWheatleyによってジャガイモ電池に移植されてしまう。後半からはChellの同行者となり、Wheatleyを止めるために協力することとなる。

ゲーム本編では、Chellを中傷したり嫌味を言ったりする、カラスに怯える、Wheatleyに復讐を誓うなど、前作以上にさまざまな言動を見せてくれる。エンディングでは、Chellをエレベーターで地上に送り出す際にタレットたちの歌『Cara Mia Addio』を捧げるなど、Chellに対してある種の愛情を持っていたことがわかる。

Atlas(アトラス)

マルチプレイヤーモードにおけるプレイヤーキャラで、GLaDOSが創り上げたテスト用ロボット。Chellとの性能差などは特にない。

P-body(ピーボディ)

マルチプレイヤーモードにおけるプレイヤーキャラで、GLaDOSが創り上げたテスト用ロボット。Chellとの性能差などは特にない。Atlasとともに本編のエンディングにも少しだけ登場する。

Sentry Turret(セントリー・タレット)

「Aperture Science Enrichment Center」各所に配置された固定砲台。前方をレーザーセンサーで索敵し、敵を見つけると発砲してくる。直接倒すことができないが、ポータルガンで作った穴に落とす、キューブなどをぶつけて転ばせる、後ろから持ち上げるなどの方法で無力化できる。本作では背景画像にて、さまざまなカラーバリエーションのタレットや巨大なキングタレットなどを見ることができる。また、隠し部屋では歌の練習らしきことをしているタレットたちが見られるが、これはエンディングソング「Cara Mia Addio」の練習である。

Defective Turret(欠陥タレット)

タレット工場にて見られる不良品のタレット。普通のタレットは可愛らしい声と子供っぽい口調で話すが、欠陥タレットは男性の声で、粗野な口調で話すのが特徴。

Frankenturret(フランケンタレット)

ゲーム後半に登場する、キューブと融合したような異様な姿のタレット。多少の歩行機能があるようだが、活発には動けず発砲もできない。普通のキューブと同じように持ち上げてスイッチを押したりするのに使える。

Prima Donna Turret(プリマドンナタレット)

エンディングソング「Cara Mia Addio」を歌うタレット。ずんぐりした体型をしている。

Party Escort Bot(パーティーエスコートロボ)

「Portal 2」本編には直接登場しない。「Portal 2」公式コミックである「Lab Rat」にて、いったんは施設から地上に脱出したChellを再び施設内に引き戻す姿が描かれている。

人格コア

ikiterubouzu5
ikiterubouzu5
@ikiterubouzu5

目次 - Contents