まおゆう魔王勇者の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『まおゆう魔王勇者』とは、橙乃ままれによるファンタジー小説、およびそれを原作としたアニメ、漫画、ドラマCDなどのメディアミックス作品。
人間と魔族が長く戦争を続ける異世界が舞台で、卓越した魔力と戦闘能力を持つ正義感の強い「勇者」が長引く戦争を憂い、単独で「魔王」を討ち取る為、魔王城へ乗り込み、魔王と対峙するところから物語は始まる。
本作は人間と魔族の対立を描いているだけでなく、様々な異なる立場の人間や魔族にも視点が当てられている為、考え方の違いから数々の名言が生まれている。
第十二話から勇者のセリフ。
冥府殿の奥から扉を開けて出て来たのは、歴代魔王の魂に汚染され、意識を乗っ取られた魔王であった。
盟約通りに立ち向かうメイド長であったが、圧倒的な力量差に片腕を失い、魔王を再び冥府殿の奥へ封じる事が精一杯であった。
そこへ駆けつけた勇者は、意識を乗っ取られた魔王と対峙する。
魔王と戦う事になった勇者が、魔王の意識を乗っ取る歴代魔王の魂に言ったセリフであり、魔王と共に未来を見据える勇者の想いが見える一言である。
友達って言ってくれたから
第十二話から女騎士のセリフ。
魔王が冥府殿の奥で先代魔王たち魂と対峙して人間界を不在にしていた間、抜け駆けし、勇者に迫った事を謝罪する女騎士。
女性として迫ったものと勘違いする魔王に、女騎士は慌てて訂正し、勇者に主として仕えさせて欲しいと迫った事だと伝える。
言わなかければバレなかった事を何故言ったのか理由を尋ねる魔王に、女騎士が言ったセリフ。彼女の真っ直ぐな性格と、魔王を親友として見ている気持ちの表れといえる一言である。
人間は凄いな。騒々しくて無秩序な世界だが、何より愛おしく思える
第十二話から魔王のセリフ。
人間同士の諍いである「中央連合軍と南部三国」との戦争は、冬の到来により停戦となった。
一時的とは言え訪れた平和な時間。魔王は勇者と出会ってから現在まで出来事をメイド長と共に振り返る。
農奴として逃げ出すことしか出来なかったメイド姉は、中央教会から異端者として罰せられた時、中央教会の言いなりになって暮らしていた人々に向け、自ら考え行動するべきである事を訴え、集まっていた人々の心を動かした。更にその言葉は、中央諸国からの援助物資が無ければ国が立ち行かず、属国として虐げられていた冬の国の王、冬寂王(とうじゃくおう)に中央諸国からの独立を決意させた。
メイド姉の成長を、自分の事の様に喜ぶ魔王。
魔王が、徐々に変わって行く人間達に対する胸懐をメイド長に伝えたセリフである。
これまでの出会いに感謝する魔王の気持ちが込められている。
大好きだよ、この世界が
第十二話から魔王のセリフ。
静かな夜。メイド長と二人で暖炉を囲む魔王は、変わりゆく世界への想いを語り、このセリフを発した。
人間界、魔界、それぞれに難題は未だ山積みではあるが、魔王の世界に対する想いが凝縮された一言と言える。
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目次 - Contents
- 『まおゆう魔王勇者』の概要
- 『まおゆう魔王勇者』の名言・名セリフ
- 魔王「この我のものとなれ、勇者よ」 勇者「断る!」
- 戦争に良いところなんて、あるもんか!
- 中央大陸に莫大な富をもたらす戦争に、乾杯!
- あの丘の向こうに何があるんだろうって、 思ったことはないかい?
- 自分の運命をつかめない存在は虫です。私は虫が嫌いです
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- 時代遅れのポンコツ魔王!世の中はオマエの物じゃない!
- 友達って言ってくれたから
- 人間は凄いな。騒々しくて無秩序な世界だが、何より愛おしく思える
- 大好きだよ、この世界が